先月開催しました「龍熱トークライブ2024/黄正利 THE LEGEND」トークイベントでは、トーク開始後にウォン師匠が武術の精神論のような話を熱を込めて話し始めた時がありました。
司会の私としても、果たしてどの辺りで観客の皆さんが1番聞きたい香港映画時代の話に入ろうかと思案していた時、ウォン師匠が武術論の後に「この韓国映画の撮影時に私が呉思遠に義理を通した事があったんだよ」とチラッと触れたんですね。それを聞き逃さなかった私が
龍熱「それは韓国ロケで呉思遠が現地の韓国人俳優と揉めた時ですね?」
黄正利「・・そうだ」
龍熱「他の韓国人俳優たちが呉思遠の映画には出ない!と一斉にボイコットする中、ウォン師匠だけが俺はアンタと仕事すると約束した。だからここに来た!と呉思遠に義理を通したんですね?」
黄正利「その通りだ(笑顔)」
ここからトークライブは一気に白熱しまして、ウォン師匠と観客の皆さんが一体となり「闘道館」2階のイベントスペースは素晴らしい空間と化したわけです。
この呉思遠と黄正利の男の友情には続きがあります。ウォン師匠の“男樹”に感激した呉思遠は、韓国から香港に帰国する際「黄正利、お前の男樹は忘れない。約束だ。いつか必ずお前を香港でスターにしてやる!」との熱き言葉をウォン師匠に残します。
そして呉思遠がウォン師匠との男の約束を守り、ウォン師匠を香港に呼び寄せ出演させた作品がこの成龍の記念すべきブレイク作品『スネーキーモンキー蛇拳』(78)でした。
トークイベントではウォン師匠が成龍とのクライマックスファイトの撮影中に誤って成龍の前歯を蹴り折った伝説的なエピソード、『〜蛇拳』には果たして未使用フィルムが存在するのか?などのコアな質問にウォン師匠、いや上官逸雲本人が延々と答えるという、まさに夢のような光景が展開されたわけです。
それはこの香港劇場公開時の新聞広告に大きく書き記された呉思遠、成龍、黄正利、3人の偉大なレジェンドが46年という年月を経て「龍熱トークライブ2024/黄正利 THE LEGEND」という奇跡の空間に再び集った崇高な瞬間でした。
Snake in the Eagles Shadow HK newspaper advertisement.
司会の私としても、果たしてどの辺りで観客の皆さんが1番聞きたい香港映画時代の話に入ろうかと思案していた時、ウォン師匠が武術論の後に「この韓国映画の撮影時に私が呉思遠に義理を通した事があったんだよ」とチラッと触れたんですね。それを聞き逃さなかった私が
龍熱「それは韓国ロケで呉思遠が現地の韓国人俳優と揉めた時ですね?」
黄正利「・・そうだ」
龍熱「他の韓国人俳優たちが呉思遠の映画には出ない!と一斉にボイコットする中、ウォン師匠だけが俺はアンタと仕事すると約束した。だからここに来た!と呉思遠に義理を通したんですね?」
黄正利「その通りだ(笑顔)」
ここからトークライブは一気に白熱しまして、ウォン師匠と観客の皆さんが一体となり「闘道館」2階のイベントスペースは素晴らしい空間と化したわけです。
この呉思遠と黄正利の男の友情には続きがあります。ウォン師匠の“男樹”に感激した呉思遠は、韓国から香港に帰国する際「黄正利、お前の男樹は忘れない。約束だ。いつか必ずお前を香港でスターにしてやる!」との熱き言葉をウォン師匠に残します。
そして呉思遠がウォン師匠との男の約束を守り、ウォン師匠を香港に呼び寄せ出演させた作品がこの成龍の記念すべきブレイク作品『スネーキーモンキー蛇拳』(78)でした。
トークイベントではウォン師匠が成龍とのクライマックスファイトの撮影中に誤って成龍の前歯を蹴り折った伝説的なエピソード、『〜蛇拳』には果たして未使用フィルムが存在するのか?などのコアな質問にウォン師匠、いや上官逸雲本人が延々と答えるという、まさに夢のような光景が展開されたわけです。
それはこの香港劇場公開時の新聞広告に大きく書き記された呉思遠、成龍、黄正利、3人の偉大なレジェンドが46年という年月を経て「龍熱トークライブ2024/黄正利 THE LEGEND」という奇跡の空間に再び集った崇高な瞬間でした。
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