龍熱少年は1974年に今はもうない渋谷宝塚と言う映画館でこの「ドラゴン怒りの鉄拳」(72)伝説のエンディングを観ました。リーさん演じる陳眞がこの直後に見せた鮮烈にして悲壮な最後は、当時小学生だった龍熱少年にとって余りにも衝撃的で、また重く感じられ、私は映画が終わった後も両手で映画館の椅子の肘掛けを強く掴んだまま暫く放心状態だったのを覚えています。
70年代香港クンフー映画を所詮はB級映画だ、ストーリー性がない、アクション以外に見る物がない、と敬遠する映画ファンの皆さん。
どうか1度でいいです。この「ドラゴン怒りの鉄拳」を観てみて下さい。
そうすれば、何故この映画が李小龍の代表作として世界的に高く評価されているのか、何故香港を初めアジアの人たちがこの映画を今も愛し敬い続けているのか。
そして日本人が悪役の映画でありながら、私たち日本の李小龍信者が何故この映画を深くリスペクトしているのかがきっと分かると思います。
Before Shanghai Hero sacrifice himself to his loving people.
A most memorable ending scene from Fist of Fury.Thanks to Almen Fong for great pic.