不滅の大傑作「ワンチャイ外伝アイアンモンキー」(93)。龍熱はこの映画を池袋シネマロサの大スクリーンで観ています。それも劉徳華主演「極道追跡」(91)と2本立てで😆。
池袋シネマロサはドニー兄貴初監督作品「ドラゴン危機一発'97」(97)もロードショー公開時に上映していて、その公開初日には恐らく日本中の熱狂的なドニー兄貴信者たちがシネマロサに集結したと思います。
その時は星爺ファンの某漫画家さん、某映画ライターさんとか色々来てましたが、逆に現在ドニー兄貴ファンを自認してる人たちは全く見かけませんでした。まあそれだけ昔の話って事かいな😅。
で、本題の「アイアンモンキー」ですが、龍熱はドニー兄貴にこの映画の話を直接訊いてはいますが、さすがに全部は覚えていません。
確かドニー兄貴が演じた黄麒英が使う高速無影脚については「俺は李連杰のイメージが強い黄飛鴻を演じるのは嫌だった。だから父親の黄飛鴻役を選んだんだ。監督の袁和平と李連杰が「ワンチャイ」で見せたワイヤー重視の無影脚じゃなく、俺たちのオリジナルの無影脚をやろう!と話し合って、あのハイスピードなキッキングアクションを撮ったんだ」と話してくれました。
さらにドニー兄貴は「俺と李連杰が最初に闘った「ワンチャイ天地大乱」(92)は徐克が現場に来てあれは駄目だ、これは駄目だとかうるさくて俺の得意のキックが殆ど使えなかったんだ。ただ「アイアンモンキー」の撮影では徐克が殆ど現場にいなかったので、俺と袁和平で自由にアクションを撮れたんだよ」との事でした。最後に龍熱が聞いた話で「アイアンモンキー」の撮影中、衍空和尚役の任世官が夜ホテルの部屋で休んでいると、上の階に泊まっているドニー兄貴の部屋から「ドシン!ドシン!」と激しいトレーニングをしている振動が伝わって来て、任世官は「甄子丹はこんな夜でも欠かさずトレーニングしているのか。この男はきっと大成するぞ!」と感心したそうです👍。
Donnie Yen's masterpiece Iron Monkey.