Quantcast
Channel: 超級龍熱
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1868

猛龍未公開映像スペシャル(3) 今も李錦坤が所有する李小龍による18分間の截拳道演武フィルム!!

$
0
0

 ラリー・リーこと李錦坤は「一網打尽」(73)、「死亡挑戦」(73 )、「唐山猛虎」(74 )、「赤膽好漢」(74)など何本もの本格的なクンフー映画に主演し、現在は空手道九段にして香港沖繩剛柔流空手道橋治會館長を務めるほどの第一級の武打星とした知られています。
実はその李錦坤師範は“世紀の闘神”李小龍とも親交があった人で、1970年にリーさんがアメリカから香港に帰国した際、俳優で歌手の鄭君綿の紹介で李錦坤師範とリーさんは出会いました。この時、李錦坤師範はリーさんを香港の人気TV番組「歓楽今宵」と「金玉満堂」に出演(リーさんの学友だったマイケル・ホイこと許冠文も出演)させる事に尽力し、リーさんは同番組内で截拳道の演武を披露。そのおかげでリーさんの香港への里帰りの旅は大変満足出来る物となったのです。

さて、ここからが今回の核心部分です。リーさんはアメリカに帰国する前に李錦坤師範の今回の好意と尽力に対するお礼としてリーさん自らが截拳道の“全て”を18分ほどの8mmフィルムに収めたデモンストレーション映像をプレゼントしたのです!!それがご覧の「李小龍」と記載された8mmフィルムの現物です。

その後、李小龍が急逝した事もあり、幾つもの組織が李錦坤師範にリーさんの截拳道演武を収録した8mmを譲って欲しいと魅力的なオファーを申し出ましたが、李錦坤師範は「これは李小龍から私への個人的な贈り物だから」とそれらの申し出を全て断り、今もリーさんの18分間の截拳道演武映像は李錦坤師範の手元に良好な状態(!)で保管されているそうです。

いやこれまで一部の関係者や研究者の間で「李錦坤が李小龍関連の映像を所有しているらしい」と噂されてはいましたが、今回のような映像の内容の詳細、そして8mmフィルムの現物写真が公開された事は改めて驚きの一言です。そして当然ながら気になるのが、そのリーさん自身が行っているとされる18分間(18分って相当長いです)截拳道演武がどんな演武で、場所はどこなのか、映像はどんな状態なのか、です。

もしこの映像が一般公開されたとしたら、“世紀の闘神”李小龍研究の歴史にまた新たな足跡を残すと同時に、李小龍が創造した最強格闘技截拳道の文字通り全貌が明らかとなる事でしょう。そしてその李小龍師祖の“伝説の演武”一般公開の鍵を握るのは今も香港とカナダを行き来しながら健在である李錦坤師範なのです。

最後に今回の特集ではトビー・ラッセル監督に貴重な情報を提供して頂きました。ここに厚く感謝します。ありがとうございました。

We would very much like to thank Toby Russell for amazing information this time.


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1868

Trending Articles