やっと再起動しました『ドラゴン危機一発』(71)徹底検証コラムも、気がついたら連載も既に10回を超えていました✨。
昨年リリースされました『Big Boss Mandarin Cut』に収録されました鄭潮安(李小龍)とタイのコールガールズの未公開シーンは改めて貴重な映像だと思います。
私が1974年に劇場ロードショー公開された『〜危機一発』を渋谷宝塚で観た時、当時小学生だった龍熱少年は鄭潮安と馬麗蓮(マラリン・バンナック) のベッドシーン(ってリーさんは寝てるだけですが)にドキドキしたのを覚えています。
この李小龍の映画人生唯一のベッドシーンは、同時に李小龍が自分の主演作品では性を連想させるシーンは全くと言っていいほど避ける傾向にある映画人だった事を証明しています。
それは初監督作品『ドラゴンへの道』(72)序盤で、イタリア人コールガール(マリサ・ロンゴ)の全裸を見て「オワワワ〜!(柴俊夫調で)」と逃げ出す純情な武道家唐龍のリアクションを見ても明白です。
これは李小龍監督が映画ファン、特に東洋人の映画ファンが武術の腕前は最強レベルでも、女性には純情なほど奥手な心優しき男性ヒーローに強く共感し、また好感を持つ事を分かっていたからでしょう。
だからこそ『ドラゴンへの道』の主人公唐龍は、今もリンダ夫人をはじめ多くの李小龍女性ファンたちの熱い支持を得ているのです。
最後に本作『ドラゴン危機一発』が「日曜洋画劇場」でTV初放送された際、主人公鄭潮安の声を吹き替えた藤岡弘さんに触れましょう。
このドラゴン(李小龍)を仮面ライダー1号(藤岡弘)が吹き替える、は私たち李小龍第一世代&昭和ライダー世代にはまさに大事件でした。
TV放送された『〜危機一発』の藤岡リーは、その鄭潮安のアクションシーンになると、使い慣れた本郷ライダーの掛け声「トオォ!」ではなく、また怪鳥音「アチョオ!」でもなく「オオウ!オウ!オオウ!」なる迫力満点のオリジナル?の気合いを披露して、私たちリーさん信者を喜ばせたのでした。
考えて見れば、藤岡さんは仮面ライダー1号として、それこそ全98話に渡って本郷猛、そして変身後のライダーのアクションシーンをアフレコした堂々たる実績を誇る“声優”でもあったわけで、この藤岡弘as鄭潮安が今もリーさん信者に深く愛されているのも大いに納得なのでした。鋼鉄の男、その名は李小龍!!
Bruce Lee and Malalin Bonnak in Big Boss.
昨年リリースされました『Big Boss Mandarin Cut』に収録されました鄭潮安(李小龍)とタイのコールガールズの未公開シーンは改めて貴重な映像だと思います。
私が1974年に劇場ロードショー公開された『〜危機一発』を渋谷宝塚で観た時、当時小学生だった龍熱少年は鄭潮安と馬麗蓮(マラリン・バンナック) のベッドシーン(ってリーさんは寝てるだけですが)にドキドキしたのを覚えています。
この李小龍の映画人生唯一のベッドシーンは、同時に李小龍が自分の主演作品では性を連想させるシーンは全くと言っていいほど避ける傾向にある映画人だった事を証明しています。
それは初監督作品『ドラゴンへの道』(72)序盤で、イタリア人コールガール(マリサ・ロンゴ)の全裸を見て「オワワワ〜!(柴俊夫調で)」と逃げ出す純情な武道家唐龍のリアクションを見ても明白です。
これは李小龍監督が映画ファン、特に東洋人の映画ファンが武術の腕前は最強レベルでも、女性には純情なほど奥手な心優しき男性ヒーローに強く共感し、また好感を持つ事を分かっていたからでしょう。
だからこそ『ドラゴンへの道』の主人公唐龍は、今もリンダ夫人をはじめ多くの李小龍女性ファンたちの熱い支持を得ているのです。
最後に本作『ドラゴン危機一発』が「日曜洋画劇場」でTV初放送された際、主人公鄭潮安の声を吹き替えた藤岡弘さんに触れましょう。
このドラゴン(李小龍)を仮面ライダー1号(藤岡弘)が吹き替える、は私たち李小龍第一世代&昭和ライダー世代にはまさに大事件でした。
TV放送された『〜危機一発』の藤岡リーは、その鄭潮安のアクションシーンになると、使い慣れた本郷ライダーの掛け声「トオォ!」ではなく、また怪鳥音「アチョオ!」でもなく「オオウ!オウ!オオウ!」なる迫力満点のオリジナル?の気合いを披露して、私たちリーさん信者を喜ばせたのでした。
考えて見れば、藤岡さんは仮面ライダー1号として、それこそ全98話に渡って本郷猛、そして変身後のライダーのアクションシーンをアフレコした堂々たる実績を誇る“声優”でもあったわけで、この藤岡弘as鄭潮安が今もリーさん信者に深く愛されているのも大いに納得なのでした。鋼鉄の男、その名は李小龍!!
Bruce Lee and Malalin Bonnak in Big Boss.