今週何がビックリしたって、大リーグはマリナーズのイチローのヤンキースへの電撃移籍でした。まあ数々の偉業を達成して来たイチローも昨年辺りから3割を打つのが難しくなって来ていましたし、そのイチロー自身が唯一やり残しているのが“ワールドシリーズ制覇”だったわけで、今回の常勝ヤンキースへの移籍もなるほどって感じですね。
そのイチローと好対照というか悲痛だったのが元ヤンキースで現在はレイズの松井秀喜の戦力外通告でした。私は以前から思っていたんですが、松井はあの09年にヤンキースでの日本人史上初のワールドシリーズMVPという栄光の頂点を土産に巨人に復帰するべきでした。松井があの時巨人に復帰していれば、きっと松井自身2度目のシーズン50本本塁打だって夢じゃなかったでしょう。でもゴジラ、君の豪快なホームランを見たがっているファンはまだ沢山いるんだから、どうか頑張ってくれ!!
さてさて、昨日はアレハンドロ・ブルゲス監督、アレクシス・ディアス・デ・ビレガス主演『ゾンビ革命/フアン・オブ・ザ・デッド』(11)のマスコミ試写に行って来ました。
この『ゾンビ革命〜』はその題名からも判るようにキューバ映画史上初のゾンビ映画だそうで、映画は主人公で40歳のボンクラ男性フアン(アレクシス・ディアス・デ・ビレガス)とその仲間たちが街に突如出現したゾンビたちに立ち向かうも、やがては金儲け目的で家族がゾンビなってしまった人たちの代わりにゾンビを“処分”する「愛する人、殺します。フアン殺人代行社」を立ち上げますが、最後には街中に溢れ返ってしまったゾンビを目の当たりにし、泣く泣く愛する祖国キューバを脱出しようとする・・・という物語です。作品としてはコメディ−性を前面に押し出している事もあり、ゾンビその物の恐怖度は抑え気味になっていて、私はこの映画を観てすぐにイギリスが製作した同タイプの作品でサイモン・ペグ主演『ショーン・オブ・ザ・デッド』(04)を思い出してしまいました。
まあこの映画の監督自身が人生で2番目に買った(VHSか何か)がサム・ライミ監督の『死霊のはらわた』だというくらいゾンビ映画が大好きなのは、映画の随所に登場するゾンビたちのマニアックで細かい描写からも十分に感じられました。
ただ個人的には「何故キューバの街中に突如ゾンビが発生したのか?」といった作品自体の重要な背景が語られていない事、あるいは主人公のフアンの顔付きがゾンビ化しなくても十分に悪党顔なので(苦笑)、終盤のフアンと友人たちの別れのシーンといった“泣き所”でも観る側がそこで中々感情移入がし難い・・・などの理由で、それほどこの映画を楽しんでは観れませんでした。あ、でも龍熱的に唯一「おおっ?」となったのがフアンがゾンビを撃退する際にヌンチャクを使うシーンでしたね(笑顔)。
最後に今回この『ゾンビ革命〜』を観て改めて痛感したのが、如何にゾンビ映画としてのオリジナリティーを残しつつも、そこに新たに斬新でユニークな要素を取り込んでいくか、それこそが今後のゾンビ映画の課題という事でしょう。
この『ゾンビ革命/フアン・オブ・ザ・デッド』は、今秋「新宿武蔵野館」にてレイトショー公開との事ですので、ゾンビ映画大好きな方はこの機会に是非♪
そのイチローと好対照というか悲痛だったのが元ヤンキースで現在はレイズの松井秀喜の戦力外通告でした。私は以前から思っていたんですが、松井はあの09年にヤンキースでの日本人史上初のワールドシリーズMVPという栄光の頂点を土産に巨人に復帰するべきでした。松井があの時巨人に復帰していれば、きっと松井自身2度目のシーズン50本本塁打だって夢じゃなかったでしょう。でもゴジラ、君の豪快なホームランを見たがっているファンはまだ沢山いるんだから、どうか頑張ってくれ!!
さてさて、昨日はアレハンドロ・ブルゲス監督、アレクシス・ディアス・デ・ビレガス主演『ゾンビ革命/フアン・オブ・ザ・デッド』(11)のマスコミ試写に行って来ました。
この『ゾンビ革命〜』はその題名からも判るようにキューバ映画史上初のゾンビ映画だそうで、映画は主人公で40歳のボンクラ男性フアン(アレクシス・ディアス・デ・ビレガス)とその仲間たちが街に突如出現したゾンビたちに立ち向かうも、やがては金儲け目的で家族がゾンビなってしまった人たちの代わりにゾンビを“処分”する「愛する人、殺します。フアン殺人代行社」を立ち上げますが、最後には街中に溢れ返ってしまったゾンビを目の当たりにし、泣く泣く愛する祖国キューバを脱出しようとする・・・という物語です。作品としてはコメディ−性を前面に押し出している事もあり、ゾンビその物の恐怖度は抑え気味になっていて、私はこの映画を観てすぐにイギリスが製作した同タイプの作品でサイモン・ペグ主演『ショーン・オブ・ザ・デッド』(04)を思い出してしまいました。
まあこの映画の監督自身が人生で2番目に買った(VHSか何か)がサム・ライミ監督の『死霊のはらわた』だというくらいゾンビ映画が大好きなのは、映画の随所に登場するゾンビたちのマニアックで細かい描写からも十分に感じられました。
ただ個人的には「何故キューバの街中に突如ゾンビが発生したのか?」といった作品自体の重要な背景が語られていない事、あるいは主人公のフアンの顔付きがゾンビ化しなくても十分に悪党顔なので(苦笑)、終盤のフアンと友人たちの別れのシーンといった“泣き所”でも観る側がそこで中々感情移入がし難い・・・などの理由で、それほどこの映画を楽しんでは観れませんでした。あ、でも龍熱的に唯一「おおっ?」となったのがフアンがゾンビを撃退する際にヌンチャクを使うシーンでしたね(笑顔)。
最後に今回この『ゾンビ革命〜』を観て改めて痛感したのが、如何にゾンビ映画としてのオリジナリティーを残しつつも、そこに新たに斬新でユニークな要素を取り込んでいくか、それこそが今後のゾンビ映画の課題という事でしょう。
この『ゾンビ革命/フアン・オブ・ザ・デッド』は、今秋「新宿武蔵野館」にてレイトショー公開との事ですので、ゾンビ映画大好きな方はこの機会に是非♪