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Channel: 超級龍熱
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“ブルース・リー愛”を体感せよ!『李小龍マイブラザー』&『アイアム・ブルース・リー』公開迫る!

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先日当ブログの「THIS IS 甄子丹」で告知しました「MOVIX三郷」で開催中のドニー兄貴主演作品『イップ・マン/序章』&『イップ・マン/葉問』の100円ロードショーですが、当ブログで同イベントの告知を行った事を「MOVIX三郷」の関係者の方々も大変喜んで下さっているそうで、管理人の私も嬉しい限りです。まだまだ同イベントは開催中ですので、この“ドニー兄貴詣”にまだ行っていない“最後の本格派信者”の方は是非!!

さて、昨日は都内某所で『李小龍マイブラザー』と『アイアム・ブルース・リー』の試写に行って来ました。今回の試写日程中にこの2作品を同時に観られるのがこの日だけだった事もあり、私が会場に到着した辺りでもう続々と来場者が席に着いていましたね。
で、まずはリーさんの最新ドキュメンタリー『アイアム・ブルース・リー』ですが、私はこの作品は既に昨年字幕無しDVDで観ているのですが、改めて今回日本語字幕付きで観てみて、中々ユニークな出来に仕上がったドキュメンタリーだと思いました。
内容的には欧米の俳優&格闘家などにリーさんへの敬意を語らせているんですが、特に私が印象に残ったのがダン・イノサントが娘のダイアナ・リー・イノサントの「叔父(リーさん)が亡くなった時、父が泣くのを初めて見たわ!」とのコメントに続いて、イノサントが本当に悲痛な表情で涙を浮かべながら「ああ、あの時は涙が止まらなかった!」と語るシーン。ここは本当にリーさん信者にとって涙無しでは見られない・・・!(涙)。
あとリンダ夫人もリーさんが倒れた!との報に慌てて病院に駆け付けた時の様子を語っているんですが、リンダ夫人が亡き夫であるリーさんの死をこれだけ詳細に(かつ冷静に)語る映像は初めてではないでしょうか。
この『アイアム・ブルース・リー』、欲を言えば取材対象を欧米の関係者に限定しないで、最低でもドニー兄貴やジャッキーなど香港サイドのコメントも入れて欲しかったとの思いはありますが、リーさんの主演5作品(の名場面)を劇場の大スクリーンで観られる絶好の機会である事も含めてお薦め出来る1本でしょう。

この『アイアム・ブルース・リー』上映後に暫しの休憩タイムとなったんですが、私が劇場のロビーに出るとこの後に上映予定の『李小龍マイブラザー』の日本公開に尽力なさった染野行雄さんがいらっしゃっていて、そのお隣には俳優の堀田真三さん、あるいは大型アクション俳優の松田優さんなど錚々たる関係者の方々が顔を揃えていらっしゃいました。
その際に松田さんには先日に松田さんが某香港映画で共演した“香港映画最強の男”ことブルース・リャンの興味深い話を色々と聞かせて頂いたんですが、松田さん曰く「いや〜リャンさんは動きが本当に早かったですね!あとリャンさんてお洒落なんですよ♪」と何とも意外?なリャン秘話を聞いたりと、これはこの松田優&ブルース・リャン激突映画がさらに楽しみになって来ました♪

さて、続いてリーさんの実弟ロバート・リー制作総指揮にしてアーリフ・リーこと李治廷主演『李小龍マイブラザー』の上映となったのですが、本作の詳細については以前に当ブログで本作の初号試写のレビューをアップしていますので、よろしければそちらも併せてお読みください↓

http://blog.goo.ne.jp/dragonfever1127/e/39180310e9db678815fa09eb741ad4b8

私も久々に劇場でこの“リーさんLOVE”に満ち溢れた作品と再会して、恐らく世界中のリーさん信者でこの映画を好きにならない人間はいない!と断言しても良いほど、映画を観終わった後には本当に心温まる気持ちになれる作品となっています。
以前にも触れましたが、この『李小龍マイブラザー』は李振藩というアメリカ生まれの中国人少年が香港の比較的裕福な家庭で厳格な父と優しい母、そして何人もの兄妹たちに囲まれながらノビノビと育ち、やがて父の後を追い映画界に入り、美しい女性に恋をして、そして親友を救うためトラブルに巻き込まれ1人アメリカに旅立つまでを弟ロバートの視点と共にジックリと描いています。その劇中に登場するリー青年の微笑ましくもリアルなエピソードの数々は、肉親であるロバートだからこそここまで詳細に語る事が出来た、まさに貴重な“李小龍的映像資料”と言っていいでしょう。
またこの『李小龍マイブラザー』は、リーさんの自伝的作品であると同時に南派の代表的な武術である詠春拳を取り上げた本格的な“詠春拳電影”でもあります。それはリー青年が“香港宗師”葉問に弟子入りし、情熱的な修行の果てに、最強の学生ボクシング王者との2度に渡る対決でもリー青年に扮した李治廷がそれは迫力(怪鳥音も全開!)に満ちた詠春拳ファイトを披露している事からも明白でしょう。
その主演の李治廷に関していえば、私は『李小龍マイブラザー』での李治廷はリーさんよりもむしろリーさんの実息で今は亡きブランドン・リーこと李国豪に面影が似ているなぁ!と痛感したのですが、その辺りも皆さんには是非劇場の大スクリーンで確かめて頂きたいと思います♪
最後にこの『李小龍マイブラザー』は当初3部作の予定だったそうですが、映画のラストで『ドラゴンへの道』のテーマ曲が流れる中、夢と希望を胸にアメリカ行きの船に乗り込むリー青年の後姿のエンディングを観る度に、出来る事ならこの後の“李振藩的人生”の続きが是非観たかった!との強い思いに駆られるような、まさに珠玉のブルース・リー伝記映画でした。
ちなみにこちらが『李小龍マイブラザー』&『アイアム・ブルース・リー』の公式サイトです→ http://www.brucelee2013.com/

さあ、今月末にはロバート・リーの来日も決定しています!是非ともこの機会にこれら2本の“李小龍誠意献給電影”を劇場の大スクリーンで堪能しましょう!!

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