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Channel: 超級龍熱
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“THE BEAST”怒りと悲しみの暴露本!ボブ・サップ著「野獣の怒り」を読んで

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最近本当に久々に中古VHSを救済。それがIFD作品の『ソルジャー・ターミネーター/特攻人間兵器』(89)なんですが、よくこんなZ級の戦争アクション映画が中古ビデオ屋の片隅に残ってたねー!ってもう都内でも中古ビデオ屋なんて数件しかないけど(苦笑)。
でもこの『ソルジャー・ターミネーター/特攻人間兵器』ってIFD作品の中でも極端に知名度が低いせいか激レア状態で、私もこれまで1度も現物にお目にかかった事がなかった事もあって微妙に救済が嬉しかったりします♪あとジェフ・スピークスマンの某日本語吹き替え版も一緒に救済したぞっと(涙)。

さて、最近前から気になっていた格闘家の“THE BEAST”ことボブ・サップの自伝&暴露本「野獣の怒り」(双葉社)を購入して読んでいます。
今日までにあの有名なアムステルダムでのアーネスト・ホースト戦の“試合ボイコット事件”の真相に始まり、サップの幼少から大学時代、NFL参入、WCW入りから衝撃のK1参戦、そして日本での一大サップ旋風の辺りまでを読んだのですが、これは中々読み応えがありますね。
私が特に面白かったのがサップのジョシュ・バーネットや谷川貞治の人間性に対する痛烈な批判や、サップのベストバウトと言われているアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ戦でのサップの何とも憎めない試合中のエピソードで、これは本の後半部分のK1とのドロ沼闘争の辺りが楽しみになって来ました♪
あと私が意外だったのが本の中でサップが「俺はプロレスが大好きだ!特に新日でIWGPヘビー級タイトルを奪取した時は最高に嬉しかったぜ!」と語っている部分で、確かにサップって総合やK1で試合している時よりもプロレスのリングで試合している時のほうがノビノビと闘っている印象がありましたね。中でもサップと“野獣”中西学の試合なんて、2人の個性が素晴らしくスイングしてて本当に面白かったもんねー!
恐らくは日本で最も有名な外人格闘家であるボブ・サップが赤裸々に自らの波乱に飛んだ人生を語った自伝「野獣の怒り」、ご興味のある方は一読されてみては如何でしょうか。↓ http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784575305111

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