さて、もう少し続けます「新春(とっくに終わってるけど)●円セール!救済プロジェクト」ですが♪、今回はデビッド・ハント監督、デル“アポロ”クック主演『バーニングファイター』(91)でいきましょう!この映画も昔に1度観たっ切りで懐かしいなぁ!
デル“アポロ”クックといえば、WKA世界ミドル級王者として無敵のキックボクサーで知られた人ですが、同時にその精悍なルックスを生かして何本ものアクション映画に主演したアクション俳優としても活躍しました。例えばシンシア・カーンこと楊麗青共演『エターナル・フィスト』(93)とか『トリプル・インパクト』(93)とか・・・いやもうその主演作品の殆どがB級アクションばっかりだねえ(爆笑)。この『バーニングファイター』も思い切りB級アクションテイスト全開の作品ですが、劇中でデル・クックが現役時代から彼の大きな武器である長いリーチから放つジャブや豪快かつスピード満点の連続廻し蹴りは合格点どころか、流石に元キックボクシング世界王者だけの事はある切れ味です。
あと私が面白かったのが、映画の中でデル・クックが駐車中の車を奪おうとして、それを見つけたドライバーに顔面キックを入れられると「何だ、お前?ブルース・リーか?」と不敵に笑いながらも逆に「だったら俺はモハメド・アリだ!(アリ・シャフルから電撃ジャブ!)チャック・ノリスだ!(強烈な廻し蹴り!)ついでジャッキー・チェンだ!(両手で鉄拳攻撃!)スティーブン・セガールだ!(豪快な合気道の投げ!)マイク・タイソンだ!(アッパーカット!)最後は・・・“アポロ”クック様だぁ!(セルフギャグからトドメの廻し蹴り!)」と次々と格闘技界のLEGENDSたちの決め技をドライバーに叩き込んで一気にKOしてしまう爆笑シーンでした(爆笑)。いやはや“アポロ”クック、俳優としても中々良い味出してますねえ!
で、この『バーニングファイター』最大の見せ場が映画のクライマックスで“アポロ”クックと悪のボスに扮したドン・中矢・ニールセンが何と四方のロープを有刺鉄線で覆った(!)無人のリングで繰り広げる、まさに目を覆うような地獄の有刺鉄線デスマッチでしょう。
このアポロ”クックvs中矢・ニールセンの余りにも凄惨で痛々しい有刺鉄線デスマッチ決闘は、あの大仁田厚率いるFMWも真っ青のリアルさで、このラストの地獄の有刺鉄線デスマッチこそが、本作『バーニングファイター』が今も数あるB級キックボクシング映画の中において一際光を放っている大きな要因と言っていいでしょう。
また本作で憎々しげに悪漢ボスを演じたドン・中矢・ニールセンは日本人の祖母を持つ日系3世キックボクサーで、前田日明と実にスリリングな異種格闘技戦の名勝負を行い一躍その名を知られ、その後も山田恵一、藤原喜明と新日本のレスラーを片っ端から撃破し一時期は“プロレス・ハンター”として知られた強豪キックボクサーでした。そういえば、藤原喜明に勝利した直後のニールセンに某骨法の先生がリングサイドでニールセンに詰め寄って「俺と戦え!」と迫ったりしてましたっけ・・・。
最後にこの『バーニングファイター』でデル“アポロ”クックの友人フィリップ役で出演しているスティーブ・タルタリアですが、皆さん、何処かで観た事があるでしょう?そうです、彼こそ李連杰主演『ワンチャイ/天地黎明』(90)で、悪漢ジャクソンの用心棒タイガーに扮して、リンチェイ黄飛鴻や元彪と闘った白人武打星です。スティーブは他にも無数の香港アクション映画に悪役外人役で出演していますし、劉忠良&石天龍共演作品『Trinity Goes East』(98)では何と主役を堂々と演じていました。
デル“アポロ”クックといえば、WKA世界ミドル級王者として無敵のキックボクサーで知られた人ですが、同時にその精悍なルックスを生かして何本ものアクション映画に主演したアクション俳優としても活躍しました。例えばシンシア・カーンこと楊麗青共演『エターナル・フィスト』(93)とか『トリプル・インパクト』(93)とか・・・いやもうその主演作品の殆どがB級アクションばっかりだねえ(爆笑)。この『バーニングファイター』も思い切りB級アクションテイスト全開の作品ですが、劇中でデル・クックが現役時代から彼の大きな武器である長いリーチから放つジャブや豪快かつスピード満点の連続廻し蹴りは合格点どころか、流石に元キックボクシング世界王者だけの事はある切れ味です。
あと私が面白かったのが、映画の中でデル・クックが駐車中の車を奪おうとして、それを見つけたドライバーに顔面キックを入れられると「何だ、お前?ブルース・リーか?」と不敵に笑いながらも逆に「だったら俺はモハメド・アリだ!(アリ・シャフルから電撃ジャブ!)チャック・ノリスだ!(強烈な廻し蹴り!)ついでジャッキー・チェンだ!(両手で鉄拳攻撃!)スティーブン・セガールだ!(豪快な合気道の投げ!)マイク・タイソンだ!(アッパーカット!)最後は・・・“アポロ”クック様だぁ!(セルフギャグからトドメの廻し蹴り!)」と次々と格闘技界のLEGENDSたちの決め技をドライバーに叩き込んで一気にKOしてしまう爆笑シーンでした(爆笑)。いやはや“アポロ”クック、俳優としても中々良い味出してますねえ!
で、この『バーニングファイター』最大の見せ場が映画のクライマックスで“アポロ”クックと悪のボスに扮したドン・中矢・ニールセンが何と四方のロープを有刺鉄線で覆った(!)無人のリングで繰り広げる、まさに目を覆うような地獄の有刺鉄線デスマッチでしょう。
このアポロ”クックvs中矢・ニールセンの余りにも凄惨で痛々しい有刺鉄線デスマッチ決闘は、あの大仁田厚率いるFMWも真っ青のリアルさで、このラストの地獄の有刺鉄線デスマッチこそが、本作『バーニングファイター』が今も数あるB級キックボクシング映画の中において一際光を放っている大きな要因と言っていいでしょう。
また本作で憎々しげに悪漢ボスを演じたドン・中矢・ニールセンは日本人の祖母を持つ日系3世キックボクサーで、前田日明と実にスリリングな異種格闘技戦の名勝負を行い一躍その名を知られ、その後も山田恵一、藤原喜明と新日本のレスラーを片っ端から撃破し一時期は“プロレス・ハンター”として知られた強豪キックボクサーでした。そういえば、藤原喜明に勝利した直後のニールセンに某骨法の先生がリングサイドでニールセンに詰め寄って「俺と戦え!」と迫ったりしてましたっけ・・・。
最後にこの『バーニングファイター』でデル“アポロ”クックの友人フィリップ役で出演しているスティーブ・タルタリアですが、皆さん、何処かで観た事があるでしょう?そうです、彼こそ李連杰主演『ワンチャイ/天地黎明』(90)で、悪漢ジャクソンの用心棒タイガーに扮して、リンチェイ黄飛鴻や元彪と闘った白人武打星です。スティーブは他にも無数の香港アクション映画に悪役外人役で出演していますし、劉忠良&石天龍共演作品『Trinity Goes East』(98)では何と主役を堂々と演じていました。