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Channel: 超級龍熱
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もう一つのノルマンディー上陸作戦!オダギリジョー&チャン・ドンゴン主演『マイウェイ』記者会見!

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何時も当ブログに遊びに来てくれる「HIMAJINE電影房(http://blog.goo.ne.jp/kazuyuki72/)」を主宰するKAZUさんが「萌える!!女子プロレス」第1号なる同人誌を送って下さいました。これが女子プロレスのファンには堪らないコンテンツが満載で、私もKAZUさんが同誌に寄稿している神取忍の幻のジャパン女子名勝負や、メキシコ&インドネシアの女子プロレス映画のコラムなど大変興味深く拝読しています。ご興味のある方は上記のKAZUさんのブログにGO!です。
そう言えば、私も神取忍は2度ほど目撃した事があるんですが、1度は近所の巨大スーパーで神取忍は井上貴子と一緒に買い物していましたし、2度目は路上で擦れ違ったんですが、この時は思い切り神取さんに睨まれました、ハイ(苦笑)。
あと最近観た最新武侠片『最終兵器/弓』や、やっと観れた『第7鉱区』などの韓国映画のレビューも後日に改めてと思っています♪

さて、昨日は都内は新宿バルト9で行われたカン・ジェギュ監督、オダギリジョー&チャン・ドンゴン主演『マイウェイ/12000キロの真実』の記者会見&最速フッテージ上映会に行って来ました。
バルト9に行かされた事がある方はご存知かと思いますが、9階のメインホールのコーヒーショップみたいな場所の上にテラスがあるでしょう?私がメインホールに到着すると、何とそのテラスでオダギリジョーがCNNの金髪女性キャスターのインタビュー取材を受けていましたね(苦笑)。
この『マイウェイ/12000キロの真実』は、1928年日本占領下の朝鮮で出会った長谷川辰雄(オダギリジョー)と、キム・ジュンシク(チャン・ドンゴン)の2人の少年が共にマラソン選手としてオリンピックの金メダルを夢見ながら、やがては戦況の悪化により、ある時は日本軍、ある時はソ連軍、そしてある時はドイツ軍と3つの軍服を身に纏う事になる数奇な運命と友情を壮大なスケールで描いている作品です。あと今回は来日はしませんでしたが、この『マイウェイ〜』にはあの范冰冰も出演しております♪で、『マイウェイ/12000キロの真実』の記者会見ですが、会見にはカン・ジェギュ監督とオダギリジョーが出席する事もあって、スクリーン9は開演前から超満員で熱気ムンムン状態でした。私は生でオダギリさんを見たのは今回が初めてだったんですが、これがもう会見の最初から最後まで絶妙のタイミングでジョークを連発しまくるオダギリさんの完全な“1人舞台”って感じで、詰め掛けたマスコミ陣たちからは終始爆笑また爆笑が沸き起こっていました。
オダギリさん曰く「今日ここにお集まりになっている方々は一般の方ではなくマスコミの方ですよね・・・考えて喋ります(場内爆笑)」「この映画の撮影は過酷になるのが判っていたので海外ロケに行くのが嫌で嫌でしょうがなかったです!」「撮影現場で本物の戦車を作ってるんですよ、それも2台も!ちゃんとバックとかもするんですよ!(横からカン・ジェギュ監督が「作ったのは3台!」との突っ込みが入ると)ええっ3台なの!?」「今日のカン監督は完全にアウェイなので、皆さんも会見で笑う所はちゃんと笑って下さいね?」「カン監督はもう最初はどんだけ撮るんだよ、コイツって(場内爆笑)。でも本当に情熱的な映像を撮る監督で、この作品は僕も良い思い出になりました」「(共演の)チャン・ドンゴンさんって、数百人いるスタッフに「チャン・ドンゴン」って名前入りのダウンジャケットをプレゼントしたりしてて(苦笑)、本当に素晴らしい人でした」「(オダギリさんは名前入りのグッズのプレゼントは?の問いに)あげるわけないでしょう?(場内爆笑)チャン・ドンゴンさん要らないでしょ?、そんなの!(場内爆笑)」「マラソン選手の役柄だったので、谷川真理さんの指導を受けたんですが、同じ時期に猫ひろし(カンボジア代表としてロンドン五輪出場を目指すタレント)と一緒になったんですけど、猫さんてもう走るスピード半端じゃないんですよ!もう見ている僕が引いちゃうくらい。って完全に猫さんの話になってますね?(場内爆笑)」

オダギリさんと比べて会見では寡黙な印象のカン・ジェギュ監督でしたが、「この映画の撮影中はオダギリさんには何人もの熱狂的なファンの撮影スタッフがいまして、それもあってオダギリさんは“教祖”というあだ名で呼ばれていました(苦笑)。特に編集スタッフ3人は全員が女性で、私が編集で少しでもオダギリさんのシーンをカットしようとすると彼女たちから猛抗議が来るんですよ(場内爆笑)」と、これまた渋い所でユーモア満点のコメントを入れてくれていまししたね♪
で、肝心のこの日の会見のためにカン・ジェギュ監督がわざわざ持参してくれた『マイウェイ/12000キロの真実』における連合軍のノルマンディー上陸のシーンのフッテージ(約20分との事でしたが、実際にはもっと長く感じられました)なんですが、これが辰雄とジュンシクの海岸での感動的な再会から、静かだったノルマンディーの海岸がまさかと思われていた連合軍の上陸で瞬時に地獄絵図と化すシーンまでが上映されました。
で、このフッテージがもう私たちがこれまでに観た事がないような脅威的かつ恐怖度満載の戦闘描写の連続で、まさに大興奮でした!!特にその辰雄とジュンシクの2人の目を通してスクリーンに映し出される連合軍vsドイツ軍の壮絶なまでの戦闘シーンは、今まで殆ど語られた事がない“ドイツ軍側からの視点で見たノルマンディー上陸作戦”である事も含めて、この『マイウェイ/12000キロの真実』最大のクライマックスでしょう。
そして辰雄とジュンシクの2人は修羅場となったノルマンディーの海岸に立ちながら、きっと生きて帰ると誓った故郷に向かって最後の疾走を決意します。数奇な運命に翻弄されながらも、運命の再会を果たした2人の日本人と韓国人は、銃弾と爆風が飛び交う戦場でお互いに熱い視線を交わしあい、こう叫び合います!

辰雄「おい、ジュンシク、走るか!?」
ジュンシク「ああ、ただお前は俺の背中を見ながら走ることになるぞ?」
辰雄「(無言で微笑む)」
ジュンシク「(同じく微笑む)」

熱く固い友情で結ばれた2人の男は意を決し、地獄のノルマンディーの砂浜を思い切り蹴り上げると、いま全力で走り出す・・・!
果たしてこの後に辰雄とジュンシクを待ち受ける運命は!?それは来年1月14日全国公開となる『マイウェイ/12000キロの真実』で明らかとなるのだ!

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