さて、昨日は都内某所でシャンカル監督、ラジニカーント主演「ロボット2.0」(18)を試写で観て来ました。ある日インドの街から全てのスマホが人々の手から空に向かって次々と舞い上がり消えるという怪事件が起きます。さらに通信大臣や携帯業者がスマホを凶器に使って2泊3日惨殺される殺人事件も発生。
事態を重く見たロボット工学の専門家バシー博士(ラジニカーント)と助手で美人ロボットのニラー(エイミージャクソン)は、やがてこの怪事件の原因がスマホの電波塔が原因で多くの鳥が死んだ事を恨み電波塔で首を吊って自殺した鳥類学者ラジャン(アクシャイ・クマール)の怨念エネルギーである事を突き止めます。
ラジャンはインド全てのスマホを全身に纏った巨大な怪鳥となり、インドの街を襲撃します。バシー博士は最後の手段としてあの伝説のロボットであるチッティを復活させ、大鳥人ラジャンと対決させますが、怨念に狂ったラジャンはバシー博士の身体を乗っ取り、自分から愛する鳥を奪った人間に再び襲いかかる!果たしてチッティとニラーはバシー博士を救い出し、狂乱の大鳥人ラジャンを倒す事が出来るのか?いま最後の決戦が始まる!
思わず息を呑む最新特殊技術や大胆な設定から映し出される巨大ロボットvs悪の大鳥人の迫力のバトルと、さすが映画大国インドが放つ娯楽ファンタジー映画のパート2であると実感させられました。特に巨大スタジアムを舞台に展開されるジャイアント・チッティvs大鳥人ラジャンの大格闘は、ジャンピングスピンキックやパワーボムといったかなりマニアックな荒技が次々と豪快に繰り出され、プロレスファンならずとも楽しめる大格闘シーンとなっています。
ただインド映画でそれを言ってはお終いと知りつつ言いますが、この手のファンタジーアクション映画で147分は長いでしょう。それもお約束のダンスシーンなしでですから😅。欲を言えば、あと15分短かったらさらにテンポ良い映画になったかと思います。
最後に龍熱は個人的にニラー役のセクシーなエイミー・ジャクソンがもう大変気に入りました、はい♥。この「ロボット2.0」は10月25日から新宿ピカデリー、渋谷シネクイントでロードショー公開との事です!!