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石渡美香インタビュー③ 美人画家その華麗なる足跡!編

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さて、ここからは美香先生の本道である画家・石渡美香についてお訊きします。「冷静と情熱のあいだ」のイタリアはフィレンツェ・ロケで画家としてのインスピレーションが刺激された、と仰っていましたが。

美香 はい、そうですね。フィレンツェでは私たちは何部屋もある大きい一軒家に滞在していたんです。同じく竹野内豊さんもお付きの男性と2人で一軒家に泊まっていらして。ケリーは香港から10人ぐらい連れて来ていて、毎日皆で買い出しをし、お料理をして過ごしていたんですが、竹野内さんはきっとフィレンツェの色々なレストランでお食事していたんだろうなって。私が与えられた部屋が2階のケリーが泊まってる部屋のお隣の部屋だったんですが、そこから見たフィレンツェの街並みの景色がそれは素晴らしかったんですね。私はこの景色を絶対に残しておきたい!それも写真ではなく絵で、と思って絵でその景色を描きました。ケリーもその絵を凄く気に入ってくれましたね。その後、イタリアから香港に帰って、ケリーの日本語教師をしながらタレント活動をしている時に松任谷由実さんが10月10日に香港でコンサートをされて、その松任谷さんのコンサートを仕切る方が父の友人で菊地さんと言う方で、菊地さんはSPEEDとか氷川きよしさんや森川直太朗さんといった色々な有名な歌手を扱ってる方なんですね。それでコンサートの後の二次会みたいなパーティーで、私が菊地さんから指示された席が有名なタレントさんたちが座る席で、私だけ無名?と思った土屋部長さんが「君は誰なの?何者なの?」と訊かれたので、私は「あ、私は何者でもなくて、只者です!」とお答えしました。

ー只者!素晴らしい(笑)。

美香 はい(笑)。そうしたら土屋部長が私に興味を持ったようで「ねえ、今度ウチで新しい番組やるんだけど出ない?」って。そのTV番組が「電波少年」だったんです。

ーおおー!伝説の番組「電波少年」!

美香 それが「電波少年」の24時間生放送番組だったんです。土屋部長からは「番組の専属アーティストとしてオーディションを受ければ面白いよ。飛行機のチケット往復出してあげるから日本においでよ!」となって。

ーそれで日本に帰国されたんですか?

美香 いえ、その時はケリーのコンサートがあって、私もそのコンサートを楽しみにしていたのでその時はお断りしました。でもそれから1ヶ月くらいして菊地さんからメールが来て「美香ちゃん、土屋さんがどうしても美香ちゃんを番組に出したいんだって。例のオーディションだけど、いま勝ち上がってる人がドンドン絞られて来てて、その人と美香ちゃんを最終対決として対決させたいらしいんだよ!」って。

ーうわぁ!それって美香先生はシード扱いだし、またまた映画みたいな展開だなぁ!

美香 その日程を訊いたらちょうどケリーのコンサートが終わる時期だったし、ケリーにその話をしたらケリーも「OK、美香!楽しんで来て♫」と了解してくれました。で、日本に帰国して空港でスタッフの人たちと会った瞬間、目隠しにヘッドホンされたんですよ。

ーええーっ!?

美香 私に飛行機のチケットを送ってるので日本行きの飛行機に私が乗ってるのは分かってたみたいで、スタッフの人たちから「すいませ〜ん!これ着けて下さ〜い!」みたいに目隠しされて、そのまま「電波少年」の撮影セットに連れ込まれたんです。

ーはあ〜!(絶句)

美香 そこでもう番組は始まってました。目隠ししてても「何かに乗ったな」と思ったらブランコで、そのままセットのある部屋に落とされたんです。そこに室井滋さんとタレントさんが何人か、あと土屋部長もいらして。そこから「最終対決スタート!」になりました。私も意味が分からなくて「ええっ?何の対決ですか?私は歌を歌うんですよね?」なんて言ってるんです(苦笑)。

ー美香先生はCDも出されてる歌手ですからね。

美香 はい。そうしたら土屋部長が「何言ってるの?君は絵も描くんでしょ?」「え?あ、はい。でも私は歌のオーディションだと思って歌う歌も決めて来ちゃったし」って(苦笑)。

ー何なんだよ?みたいな(苦笑)。

美香 それなのに絵かよ!みたいな(笑)。室井滋さんがどんな絵を描くかタイトルを出して下さるんです。それで室井さんが「大福」と出したんですが、私は「大福は止めましょう。私は白い画用紙に白い物を書きたくないです」と言ったら、室井さんが「ちょっとこの子なんなの?決めるのは私よ」となって。そうしたらここまでオーディションを勝ち上がって来た売れっ子画家の男の子、顔はチューヤン(謝昭仁)みたいな顔してたんですけど(笑)。

ーチューヤン!懐かしい!ではその画家さんは仮の名前でチューヤンでいきましょう(笑)。

美香 分かりました(笑)。そのチューヤンが「僕は大福でいいです!」って。でも私は「大福は嫌です!」となってしまって。そうしたら土屋部長が「それなら別の絵にしようか」と言って下さったんですが、室井さんが「じゃあ猫と大福!」って。

ー室井滋、まだ大福にこだわるか!

美香 はい(笑)。それでも私は「猫と季節でどうですか?」と振ったら、室井さんが「だから何であなたが決めてんの?もうじゃあ猫と夏でいいわよ」とやっと何を描くかが決まりました。で、私は森の絵が描きたくて、猫の親子が湖の脇をお散歩し、親子が湖に映っている絵を描きました。でも私は2時間で描くルールだったんですが、その絵を1時間で描いてしまって。で、相手のチューヤンの絵を見に行ったらパッて隠すんですよ。それで時間になって私とチューヤンがお互いの絵をパッと見せた時に私「あっ!やっちゃった!」ってある事に気がついたんです!

ーな、なんですか?

美香 私「猫と夏」がお題なのに「猫と秋」を描いてしまったんです!

ーあら〜!

美香 私もこれは負けたかなぁ!と思ったんですが、視聴者投票で私に8割入って、チューヤンには2割しか入らなくて。

ー大差で石渡美香の勝利!(拍手!)

美香 そうしたらチューヤン、それこそベルリンで画家として活躍しているクラスの人だったんですが「ちょっと待てよ?これって(美香先生の)外見だろう?絵で決めてないだろう?何で最後にこんな奴が出て来るんだよー!」って暴言を吐いちゃって、そのままブランコに乗って帰っていきました。

ーうう〜ん!

美香 そうしたら最後に室井滋さんが「あなた、確かに絵が上手いわね。頑張ってね!」と仰って下さって、私も「ありがとうございました」とご挨拶しました。

ーおお〜!素晴らしい!あと美香先生が「電波少年」で絵を3枚描き上げたと言うのは?

美香 はい、それは24時間生放送番組で、皆さんがトークしているお部屋のバックが真っ白な壁だったので「ここに絵があった方がいいよね」となって、私が専属画家として1枚目は宇宙の絵を7時間で描いて。また皆さんが飽きた頃に新しい絵を描いて。なので私が描いた絵はオークションでファンの方が落札されていました。そこから「電波少年」を見ていた方が私の絵のファンになって下さったり。その私の絵を見た方の関係者の方がクリスチャン・ラッセンと一緒にやりませんか?とお話を下さったんです。

ーおおー!イルカ絵で知られるあのクリスチャン・ラッセンと!では美香先生が「私はこれから画家としてやっていく」と決意したのはこの頃でしょうか?

美香 そうですねえ。実は私、リポーターのお仕事の後にアルバイトをやってみたいと思って表参道でウェイトレスのアルバイトをやってみたんです。父は「パパの会社で受付をやればいいじゃないか」と言ってくれたんですが、私は社会勉強をしたかったので。でもお客さんの注文を受けている時に急にオーダーを変えられたりすると頭の中の前の注文がゼロになっちゃって。で、覚えてる範囲で最後にアイスティーって言ってたかな?とか適当にお客さんに持っていったりして(苦笑)。お客さんはビックリしながら「いいわよ。これ飲むから」と許して下さったんですが、お店にバレて3日でクビになりました(苦笑)。

ーうう〜ん!それはクビになります(苦笑)。

美香 ですよね(苦笑)それでこれは私には向いてないなと思って、じゃあ歌手になろうとCDを出したりディナーショーも沢山やったりしたんですが、やっぱり人前に出たりするとまた胃潰瘍になって。だからライブとかではスクリーンに映像を流して、私は観客席に背中を向けて歌ってました(笑)。

ーおおっと(苦笑)。

美香 ただ絶対音感は持っているのでビアノもやってましたし、作曲は好きなんです。あと私の声は今井美樹さんに似てると言って下さる方もいらっしゃって。

ーおおー!貴方への愛こそが♫私のプライド♫

美香 アハハ(笑)。今井美樹さんを担当している方も「美樹よりも声が澄んでるし、どっちが歌ってるのか分からないくらい似てる!」と言って下さって。なので今井美樹さんの物真似も出来ますから。

ー是非いまお願いします!

美香 あ、いや今はごめんなさい(笑)。でもライブとかは人に見られるけど、絵は自分ではなく絵を評価して頂けて、例え私の絵を好きか嫌いで言われても「あ、そうなんですね」で終わりますから。それが女優さんだと一生懸命映画の中で泣いても「何なの?あの泣く演技!」みたいに言われると凄いショックだと思うし。それって自分自身さえ否定されてる感じがするから私は絶対に嫌なんです。自分が傷つきたくない。自分に自信がなかった私が「あ、絵がいいじゃない!」と思ったんです。それが私が画家になろうと思った理由です。あ、凄く長い答えになっちゃいましたね(笑)。

ー大丈夫です。お話よく分かりました。そこでクリスチャン・ラッセンさんと出会い画家としてデビューされてから、04年にニューヨークアート・フェスティバルに日本人新人画家として出展、05年に表参道ラスチカスで個展、12年には二人展〜蝶展、13年に石渡美香作品展〜美しき動物展、そして14年には二科展に初出品で入賞!と画家として着実にキャリアを築いていらっしゃるんですが、私の美香先生の作品で凄く印象的なのが虎とかライオンとか動物を力強いタッチで描かれる事なんですが。

美香 実は私、学生時代は苛められっ子だったんですね。だから人が怖いんです。苛められた理由なんですが、中学の頃は父が中学の理事長と仲が良くて、そうなるとやっぱり先生たちも私を贔屓にしちゃうんです。あと私は中学&高校と陸上をやってて全国大会とかにも出てましたので、周りから「何だ、何だ」みたいになって。あと大学では先生、特に女性の先生に苛められましたね。男性の先生は優しかったんですけど。まあ苛めの話になると長くなってしまうんですけど。

ー・・はい。

美香 でも1つお話すると、高校で凄く女子から人気があるサッカー部のエースの男子がいて、300人くらいのファンクラブがあって。男女880人いる生徒の300人くらいの女子がその男子のファンで。その男子、吉野君って子で、顔は山ピー(山下智久)みたいな顔してました。

ー今度は山ピーかい!

美香 はい(笑)。サッカーも推薦で入って来てるので素晴らしくて勉強も出来て。その吉野君が「K7陸上部の女子が好きだ」って言ったらしくて。でもK7陸上部の女子って私しかないんですよ。

ーお〜!またまた映画のような展開です。

美香 その日から「死ね!死ね!」手紙が来たり、私の靴に釘が刺さるようになって。私は何にも悪い事はしていないのに女子たちからボロボロに苛められました。だからその時は吉野君を「何でそんな事を言ったの?」ってちょっとだけ恨みました(苦笑)。

ーそれはそうですよね(汗)。

美香 それで人が怖くなってしまいました。性格も凄くネガティブになって、弱くなって、お昼もウチの高校は自殺者が何人かいたんですが、校舎のその自殺者が出た階段で1人で食べてました。だから私は人を描けなくて。でも動物は愛らしいし、絶対に裏切らないし、人みたいに駆け引きもしないし、いいなぁ!と思って動物を描き始めたんです。

ー・・そうだったんですね。美香先生、よくそこまでお話して下さいました。

美香 いえいえ(笑顔)。あとライオンや虎を描くのは昔にハスキーやシェパードを飼ってて、狼とか白い動物が大好きなんです。

ーあとご本人を前にして何ではありますが、よく「天は二物を与えず」と言われますが、美香先生は凄く綺麗な上に二科展に入賞されるような画家でもいらっしゃって、まさに「天は二物を与えた」女性だと私は思うのですが。

美香 いえいえ、そんな(苦笑)。そう仰って下さるのはとても嬉しいです。でも私は寂しい時代も多かったですね。それこそ学生時代は皆が楽しそうにクレープを食べたりとか、そういうのを見てても、私にはそういう思い出が高校でも大学でも1つもないんです。

ー・・・。

美香 逆にケリーは私に凄く優しくしてくれたし。サモハンさんのファミリーも凄く優しくしてくれたし。香港は私に凄く優しかった。勿論日本人も親友が何人も出来ましたし、良い人もいっぱいいますけど。だから私が人間を描かないで動物を描くのは「人を描くのは怖いから描かない」と決めたからなんです。たまにデッサン会とか行っても、モデルの女性が私を見てると怖くて描けなかったりするので。

ー美香先生は学生時代に傷ついた心を香港でケリーさんに救われて、そして動物の絵を描く事で絵に救われて、いまの安定した幸せな人生があるんですね。だから昔の話をこうして笑顔で振り返れるんじゃないんでしょうか。

美香 はい、そう思います。人間って今が辛いと駄目ですよね。私の父がロータリークラブに所属し色々な国の支援とかしていまして。あと保護師として15人ぐらい見ているんです。犯罪を犯してしまった少年院の子たち10人くらいや少年を担当している方々と会って色々な話を聞いて調書を取って、それを警察に提出して彼らが更生する手助けをする仕事だと思うんですけど。今でも父は保護師はやっています。私がチャリティーを始めた時も父は「美香ちゃん、ボランティアをしている事は絶対に人に言ってはいけないよ。美香ちゃんはそのチャリティーを自分のお金じゃなくてお父さんのお金でやってるでしょ」って。

ー素晴らしいお父さまですね。

美香 だから何時か私が絵を描いて自分でお金を稼ぐようになったら、またチャリティーやボランティアをやりたいなって夢があるんですね。画家の世界は年齢は関係ないので、これから50過ぎて花が咲くかも知れませんし。

ー美香先生、今日ここまで色々なお話をお訊きして来て改めてお訊きしたいのですが、まず美香先生にとって香港とは何でしょう?

美香 私にとっての香港・・香港は自分を変えてくれた場所ですね。自分の性格も変えてくれたし、香港は人が温かったです。香港の人は思った事をストレートに言ってくれるんですね。日本人っていいよと言っても実は駄目だったりするじゃないですか。でも香港の人はイエスはイエス、ノーはノーの国ですから。ある意味、私は香港で「自分の意見はちゃんと伝えないとこの国では生きていけないんだ」と訓練されたのかも知れません。確かに最初は苦しんだりしたんですけど、何時も遠慮してる事もなくなったし。あ、何だ、凄く生きやすくなったなって。だから日本に帰国した時に私のキャラクターが変わったので親が1番ビックリしてましたから。子供の頃は「うん、うん」しか言わない子だったのが「これは好き!あれは嫌い!」とハッキリ主張をするようになったので。

ー良い方向にキャラが変わって帰国したんですね。

美香 はい、そうですね。

ーでは美香さんにとって絵は何でしょうか?

美香 絵は私にとって表現する大切なツールかな。私は今井美樹さんの歌に助けられて学生時代を過ごしましたし、歌で人を元気にしたい!という夢があって歌手になりたかったんですが、人前で歌うのは得意ではなかったので。でも絵だとどの絵に対しても見る人の好き嫌いがあって「今回の絵好きだよ!」とか「3年前の二科展の絵が好きなの!」とか好みを言ってくれたりとかが嬉しくて。だから私にとって絵は自己表現です。同じ絵をズッと描いていく人もいるんですけど、私の場合は絵で色々な事を表現したいんですね。例えば私の中の達磨はこういう達磨。でも私の中では10種類くらいのパターンの達磨があったりするんです。でもいま私が感じている達磨を描く。いま私が感じている富士山を描いたりとか。だからその時その時の私を表現出来る大事な表現方法が絵ですね。

ー分かりました。では最後の質問です。画家、石渡美香のこれからについてお願いします。

美香 はい。11月13日から12月25日に神戸と天神でクリスマスアートイベントがあるんですが、そのイベントが海外にドンドン進出していくイベントで、靴作りの花田優一さんが絵の個展をされたり、私もイベントでは掛け軸を3点出していますが、今回のメインブースのホットワインのお店の壁画も手掛ける事になり、今はその制作に取り組んでいます。あと香港にはケリーたちもいますし、海外で展示会もやりたいですね。最近は日本画もやっていますので掛け軸だけを展示する展示会とか、これまであまり人がやっていない展示会をやっていきたいなぁと思っています。あと2021年の1月に日本橋のひまわり画廊で個展もやります。そこで二科展に出なかった絵も出しますので、皆さんも楽しみにして下さっています。あと上野の森美術館の選抜アーティストに選んで頂いたので、自分を表現する大事な機会なので頑張りたいです。ただ絵の世界は凄く難しくて、余りにアーティストが多すぎて、そこで有名になりたいみたいな野望は私はないんですね。ただ自分なりに表現していけたらいいな、なんです。その中で野望も特になくて出来る範囲で頑張っていきたいです。もしそれで自分が上手くいったら、今度はチャリティーを自分の力でやりたいなとの願いはあります。

ーそれは美香先生のお父様の願いでもありましたね。

美香 はい、そうですね(笑顔)。

ーでは、このブログ「超級龍熱」をご覧の方々は香港クンフー映画ファンが多いんですが、今回トップクラスの画家でいらっしゃる美香先生だけにしか話せない貴重で楽しい香港映画の話題を中心にお話頂きました。最後にブログの読者の皆さんに美香先生からメッセージをお願いします。

美香 はい。そうですね。香港のトップスターの方は本当に優しい方が多くて、サモハンさんもそうですし、ケリーもそうですし、ジャッキーもそうですし、トニー・レオンも、アンディ・ラウもそうでした。皆さん、目に見えるところだけ優しいとかではなくて本当に優しいんですね。メディアに出てる時はクールを演出していても、裏では凄く優しい人が多かったですし。皆が温かくて家族だと思ってくれてるんですね。現場スタッフも仲間で、みんなで映画を作ろう!って人たちが多かったです。だから香港映画は素晴らしい映画が多いんです。いま香港は大変な時期なんですが、皆さんも一緒に香港を応援して頂ければと思います。私も香港映画が大好きです!!

ー素晴らしい締めです👍。石渡美香先生、素晴らしいインタビューありがとうございました!

美香 はい!こちらこそありがとうございました(笑顔)。

2019年10月26日、表参道にて収録。

 全3回に渡ってお届けしました石渡美香先生インタビュー如何でしたでしょうか。私が美香先生の存在を知ったのは知り合いから「日本人でサモハン・ファミリーと親しかった女性がいるらしいですよ。で、その女性は一流の画家らしいです!」との驚きの知らせを聞いた時でした。さらにその知り合いから美香先生の写真を見せて貰い、美香先生のあまりの美しさにブッ飛んだ私はどうしても美香先生に会いたくて美香先生が絵を出品されている二科展に行くも、残念ながら美香先生とは会えずに終わりました😭。ならばと美香先生もいらっしゃる予定のACファクトリーの舞台に行き、上演後に美香先生を探しまくるもまたまた美香先生は見つからず😭、私が傷心のまま帰ろうと会場出口への階段を上がろうとしたその時!私が何気に階段下を振り返ると!何と階段下から肩からジャケットをかけた美香先生が優雅に、そして華麗に階段を上がって来るではないですか!!その美香先生の姿はまるで映画女優そのものの美しさでした。

龍熱「あ、あの!美香さん!知野です!」

美香先生「あ、はい!」

ところがご友人を外で待たせていたらしい美香先生は、私に会釈をしながらもユックリとそのまま階段を上がっていきます。私はそれこそ必死になって階段を上がっていく美香先生に声にかけました。

龍熱「美香さん!あの・・一緒に写真をお願いします!」

美香先生「あ・・はい、分かりました」

何と美香先生は初対面の私の無理なお願いを優しく聞いて下さり、またユックリと階段を降りて来て私とツーショットに応じて下さいました。私は今でもこの時の美香先生の優しさを忘れられないと同時に、この時、心の中で「何時の日か、この人にインタビューしたい!」と強く思ったのでした。ご覧のインタビュー時の画像で美香先生が敢えてジャケットを着ずに肩からかけた状態で写真に収まって下さっているのは、インタビュー後に私が上記のACファクトリー公演の思い出をお話したからです。そして美香先生とのインタビューの間、私が何時も以上にハイテンションなのも、やっと念願叶って憧れの美香先生のインタビューが実現した感激が抑え切れないからです。インタビュー自体も石渡美香という女性が本当に色々な辛い体験を乗り越え、また沢山の素晴らしい友人たちとの出会いを得て、現在の画家・石渡美香がいる、という感動の道程が私たちの胸の奥に深く染み渡るような素晴らしいインタビューになりました。改めて美香先生とのインタビューが実現出来て心から良かったと思います😊。石渡美香先生、本当にありがとうございました。


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