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Channel: 超級龍熱
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今日は“薄命の貴公子”傅聲の38回目の命日です。

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さて、今年もこの日がやって来ました。38年前の今日は邵氏兄弟公司で数々の傑作武打片を残し、多くの人々に愛されながら、自動車事故で僅か28歳で夭逝した“薄命の貴公子”傅聲の命日です。

私が改めて思うのは、どうして李小龍や傅聲ら類稀なる才能と輝きを放つ巨星は若くしてこの世を去らなければならなかったのか、との痛恨の思いです。もし今もリーさんや傅聲が健在ならば、香港映画界のみならず世界のアクション映画界は現在と全く違う形になっていたでしょう。

昨年も木村花ちゃんという才能と輝きに満ちたプロレスラーが卑劣な輩たちに追い詰められた果てに僅か22歳の若さでこの世を去りました。もし今も花ちゃんが元気でいたなら、日本、いや世界の女子プロレスはまた違う形で花開いていたでしょう。

確かに若くして夭逝した明星やプロレスラーは永遠に歳を取らずその若さのままで私たちに微笑みかけてくれます。それでも、例えそうだとしても、私たちはもっとリーさんの勇猛な怪鳥音が聴きたかった。もっと傅聲の俊敏で切れ味鋭い洪家拳アクションが見たかった。もっと木村花ちゃんの華麗で力強いランニングビッグブーツに拍手を贈りたかった。

今は何かを語り、呟いても全てが虚しいかも知れません。ただそれでも私たちは今までも、そしてこれからも若くして天に昇った不世出の巨星や天使たちの伝説を語り継いでいきます。それが偉大な才能と輝きに触れ、共に時代を生きた私たちの使命にして宿命なのです。

嗚呼、“痛失良才”ここに極まれり!“薄命の貴公子”傅聲よ、邵氏公司伝説の武打星傅聲よ、七夕の夜空に永遠に光り輝く星となれ!合掌。


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