恐らくは「嘉禾電影」誌に掲載されたアンジェラマオこと茅瑛のカラーグラビア。アンジェラの名前の下に記載された撮影者の陳旭。この陳旭こそ生前のリーさんこと李小龍から厚い信頼を得ていた名カメラマンでした。
陳旭は「細鳳」フォトセッション、邵氏スタジオでの「年羹堯」のための清朝コスチューム姿でのフォトセッション、さらには「燃えよドラゴン」(73)の鏡の間セットのスチール撮影とリーさんの重要な作品は絶えず陳旭の姿がありました。
陳旭は1973年7月20日の昼間にも嘉禾のスタジオ内のリーさんのオフィスでリーさんと会っています。
私はアンジェラには2007年でしたか、国際映画祭やキングレコードの招待でアンジェラが来日した際にロングインタビューを行っています。
インタビューの詳細はキングさんからリリースされたアンジェラDVDの特典インタビューをご覧頂きたいと思います。
アンジェラはそれなりに記憶も鮮明で、特にリーさんとの共演作品「燃えよドラゴン」のアンジェラの出演シーンについては、私もかなり突っ込んで色々訊いた記憶があります。
ただアンジェラが他の主演作品で共演している風間健に関しては「風間?・・覚えてないわ」だったり、ジョージレイゼンビーも「あの人、挨拶する度に私にやたらハグして来る人だったわねえ!」と今一つノリが良くないコメントでした😅。
ただこのアンジェラマオ以降、70年代の香港クンフー映画のレジェンドの来日が途絶えている事からも、この“レディクンフー”アンジェラマオの来日は本当に貴重な来日となりました。
Wonderful Angela Mao pic shot by Chan Yuk from Golden Harvest News magazine.