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Channel: 超級龍熱
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“和製ドラゴン”倉田保昭が語った狄龍&姜大衛との『悪客』撮影秘話!

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昨日は今では貴重な“現役ソックリさん武打星”陳天星導演&主演最新作『雙截棍』を観ていたんですが・・・激しく詰まらなかったねー!
陳天星のリーさん&ヌンチャクへの思い入れは判るんだけど、この人は武打星として決定的に華が無いんだね。だから映画の中でいくら陳天星がヌンチャク廻しても泥んこクンフーやっても全く観ているこちらに響いて来る物がないんです。もう龍熱のDVDのリモコンの「早送り」ボタンがひたすら全開状態の『雙截棍』でした(苦笑)。

さて、先日5日に新宿で開催されました“和製ドラゴン”こと倉田保昭さん(以下、ドラゴン♪)最新作『レッド・ティアーズ』公開直前イベントにおけるドラゴンと龍熱&江戸木純さんのトーク・ショー、お陰様でイベント終了後も様々な方から温かい感想&評価を頂きまして、改めて龍熱もイベント成功にホッとしつつも喜んでいる次第です。
で、実は当日イベントでの私の出番である第一部開始の前には、トークの事前打ち合わせも兼ねてドラゴンとはほぼ90分近く控え室でご一緒させて頂いたんですが・・・そこでのドラゴンはこれから始まるイベントに向けて気合い十分だった事もあって、本当に色々な話をして下さったんです。
まあそのドラゴンのお話の中には楽屋ならではのちょっとキワドイ話もあったりしたんですが(苦笑)、そのドラゴンのお話の中で思わず私も「いや〜今日はこの話を直接ドラゴンから聞けただけでもこのイベントに参加した甲斐があった!」と言って良い大変興味深いエピソードがありました。
それがドラゴンの香港映画にして邵氏兄弟公司デビュー作品である張徹導演作品『続・拳撃/悪客』(72)における“武林大侠”狄龍&“亞洲影帝”姜大衛との以下のようなエピソードでした。

ドラゴン曰く「この話は去年に狄龍に会った時に初めて聞いたんだけど、当時香港で『悪客』の撮影開始前に狄龍と姜大衛が「今度こっちに来る日本人(ドラゴンの事)はかなりの空手使いらしいぞ。その日本人と最初の立ち回りを俺とお前のどっちがやるか、いまジャンケンをして負けた方がその日本人と最初に立ち回りをやる事にしよう!」って話したらしいんだよ。で、狄龍がそのジャンケンで姜大衛に負けたんで、狄龍が僕と最初に立ち回りをやったんだよ!」

いやはや、これはドラゴンのファンだけではなく、邵氏公司信者にとっても本当に貴重な証言ですねー!このドラゴンが証言する『続・拳撃/悪客』の秘話は、江戸木純さんのEDENが編集した『レッド・ティアーズ』のパンフレットにも詳しく載っているので是非一読をお薦めします。
また今回の『レッド・ティアーズ』公開直前イベントの模様は、当日来場出来なかった方々にも後日何らかの形で朗報をお知らせ出来るかと思いますので、どうぞお楽しみに!

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