さて、今回のデスゲームスペシャルも第3回となり、そろそろウォームアップを終えてエンジン全開でいきましょう。
来月ArrowVideoからリリースされるBlu-rayBoxに収録予定の丸太戦映像を含めた『死亡遊戯』の映像。
これは間違いなくフォーチュンスター社が所有している約110分のラフカットを使用しています。
言うまでもなく、今回一般初公開される五重塔は3階“虎殿”の丸太戦映像はファンが待ちに待った未公開フィルムになります。
ところが!これは本邦初の情報公開となりますが『死亡遊戯』の約110分のラフカットには、実は丸太戦以外にも未公開フィルムが存在するのです!
その未公開フィルムは“虎殿”の上階である4階は“龍殿”の李小龍☓韓国合気道金段池漢載戦に存在します。
皆さんもご覧になっている『死亡遊戯』ラフカット約96分版では“龍殿”の李小龍☓池漢載のファイトシーンが冒頭のカーテン奥でベッドから起き上がる池漢載を初め、幾つもの箇所でテイクが欠落している事に気がつかれたと思います。
これはこの96分版ラフカットが『ブルース・リー死亡遊戯』(78)製作時にクライマックスの本物李小龍のファイトシーンの編集作業に使用した、いわゆる使用済み(ダビング)素材であった可能性が高いためです。そこで各テイクが欠落しているのは、その編集作業後にテイクを元に戻す事なく放置したのが理由と言われています。
これが要因で2000年に公開された『BRUCE LEE in GOD/死亡的遊戯』と『A Warriors Journey』も“龍殿”の編集作業は大変な困難を強いられたとされています。
例えば、写真の池漢載が合掌拝み打ちから李小龍に飛びかかり、そのまま李小龍に大きく投げ飛ばされるシーン。このシーンは96分版ラフカットではテイクがボロボロに欠落していて、せっかく李小龍が気迫漲る素晴らしい表情を見せているのに我々はNGテイクも含めてその一連の撮影プロセスを見る事が出来ませんでした。しかし110分版ラフカットでは、この李小龍が池漢載を豪快に投げ飛ばすシークエンスの全テイクが完全な形で揃っています。
つまり96分版ラフカットではテイクの欠落で未公開フィルム状態だったシーンが110分版ラフカットでは完全な形で見る事が出来るわけです!
まだArrowVideoがBlu-rayBoxに収録する『死亡遊戯』のビデオエッセイをどのようなコンテンツに仕上げているか分からないため、この“龍殿”の李小龍☓池漢載の未公開フィルムが見れるかどうかは分かりませんが、是非ファンが歓喜するようなハイクオリティなコンテンツを期待します。Our Game is not Over yet!!
This Bruce Lee throwing Ji Han Jae scenes include out-takes are long time missing from 96 minutes Game of Death out-takes.
But we could seen all out -takes in 101 minutes Game of Death out-takes which Fortune Star owns!!