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Channel: 超級龍熱
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今日は“薄命の貴公子”傅聲の40回目の命日です。

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さあ、今年も7月7日、七夕のこの日がやって来ました。今日は40年前に香港で自動車事故死した邵氏兄弟公司伝説の武打巨星アレクサンダー・フーシェンこと傅聲の40回目の命日です。

私もこれまで毎年この7月7日は傅聲を偲ぶ追悼記事を書いて来ましたが、改めて私が邵氏作品を好きになったのも傅聲のおかげかも知れません。17歳の時に『新片腕必殺剣』(71)海外版『TRIPLE IRON』の予告編を見て邵氏作品にハマッた私が次に観た邵氏作品が張徹監督、傅聲主演『唐人街小子』(78)でした。

この張徹監督による青春武打悲劇片の傑作を現在国内外DVDで出回っている短縮別エンディング版ではない“正統ノーカット版”で観れた事は本当に幸運でした。さらに同じく張徹監督の最高傑作の1本『洪拳與詠春』(74)も約2時間の映画で報仇決行シーンはラスト10分のみで、それ以外の殆どが洪家拳と詠春拳のリアルかつ詳細な連武シーンという、斬新を通り越した異色の武打片の中ですら一際輝き続ける傅聲の姿に若き龍熱青年は魅了されていったのでした。

今では傅聲の名を聞いてもその名前すら知らない新しい香港クンフー映画ファンもいるかも知れません。その傅聲の名をこれからも多くの人たちの心に刻み込み続けるためにも、私はこれからも傅聲の思い出を語り継いでいきます。

“薄命の貴公子”よ!邵氏伝説の武打星よ、今までも、そしてこれからも香港の夜空に永遠に輝き続ける星となれ!アレクサンダー・フーシェンこと傅聲、その魂よ、どうか安らかに。


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