Quantcast
Channel: 超級龍熱
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1866

龍熱の昭和プロレス放談79 猪木戦直前にモハメド・アリが挑んだ異種格闘技戦!

$
0
0

驚愕スクープ映像発掘!(注:本稿初投稿時)1976年6月26日にアントニオ猪木と「格闘技世界一決定戦」を行う直前のモハメド・アリが既にプロレスラーと対決していた、という証拠映像を遂に入手しました!!
1976年の5月にWWWFの大会でゴリラ・モンスーンとバロン・シクルナ戦のリングに突然乱入して来たアリがモンスーンに対決を迫る!
このアリの暴挙に怒ったモンスーンはアリを抱え上げると、豪快なエアプレーンスピンでアリを何度もブン回す!!目が回りフラフラになったアリは、そのままリング上から逃走!!
まだ怒りが収まらないモンスーンをリング下に呼びインタビューしているのが若き日のビンス・マクマホンだったりするんですが、僅か5分程度の映像とはいえ、よくこんな良好画質でこの激レア映像が現存していました。私も苦労して入手した甲斐がありました(^_^)。
ゴリラ・モンスーンはシュートでも大変な実力者として知られていましたが、一体何故にアリはこんな暴挙を敢行したんでしょうね?
恐らく約1ヶ月後に迫っていた東京での猪木戦に絡んだ何らかのデモンストレーションだったと思いますが、実はアリは昔からプロレスのファンで、特にフレッド・ブラッシーの大ファンでした。
あの現役時代のアリが対戦相手を罵倒するパフォーマンスは、アリがブラッシーの現役時代のそれをコピーしたと言われています。
だからこそアリが猪木との世紀の一戦のため日本に乗り込んで来た時、アリの傍らには李俊九師範と共にブラッシーがピッタリと寄り添っていたわけです。

さて、このモンスーン戦のリングサイドでアナウンサーを務めていたビンス・マクマホンは、猪木戦が単なる“ショーマッチ”だと高を括っていたアリが滞在する東京のホテルに乗り込むと、いきなりアリの腕をアッサリと決めて見せた後にアリにこう言い放ちます。
「アリ、私でもユーの腕をこんなに簡単に決められるんだぞ!イノキはあのガチガチのシュート野郎だったカール・ゴッチの弟子なのを知ってるか?イノキはユーとの試合では必ずそのシュートテクニックを使ってユーの腕をヘシ折りに来るぞ。ユーにはその覚悟は出来てるんだろうな!?」
このマクマホンの言葉を聞いたアリの顔は真っ青になり、その日からアリ陣営は猪木側との試合のルール交渉に関して異常なほど細かく注文を付けて来るようになりました。
そう、この時からモハメド・アリはプロボクシング世界ヘビー王者としてプロレスラーのアントニオ猪木との“真剣勝負”に挑まざるを得なくなった事を悟り、その覚悟を決めたのでした!!

Before World Mixed match between Aontonio Inoki in Tokyo,Muhammd Ali faced another pro-wrestler Gorilla Monsoon on WWWF ring in May 1976 !! Whacha gonna do Greatest !?
Very rare footage I found recently with very good condition.


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1866

Trending Articles