『小拳王』(72)から孟飛☓倉田保昭。この映画は張徹が出資していた南海影業公司作品で、倉田さんは昼間は邵氏兄弟公司で張徹作品に出演し、夜は南海でこの『小拳王』出演と大忙しだった時期でしょう。
本作『小拳王』では倉田さんが木製のヌンチャクを駆使して大暴れしますが、この『小拳王』が1972年3月10日香港公開で、その2週間後の22日に李小龍主演『ドラゴン怒りの鉄拳』(72)が公開され、劇中で李小龍こと陳眞がヌンチャクを使用しています。
つまり倉田さんは李小龍より2週間早く香港映画でヌンチャクを披露していたわけです。
思えば、倉田さんはその『〜怒りの鉄拳』撮影中のロケ現場でリーさんこと李小龍と初対面した際に、日本から持参した木製ヌンチャクをリーさんに見せています。
リーさんもその場で倉田さんのヌンチャクを興味津々で手に取ったエピソードを考えると、李小龍と倉田保昭という2人の偉大な武打星のヌンチャクを巡る数奇な運命に改めて感嘆せざるを得ないわけです。
Meng Fei against Yasuaki Kurata from King Boxer.Thanks to Shaw Golden for the pic.
本作『小拳王』では倉田さんが木製のヌンチャクを駆使して大暴れしますが、この『小拳王』が1972年3月10日香港公開で、その2週間後の22日に李小龍主演『ドラゴン怒りの鉄拳』(72)が公開され、劇中で李小龍こと陳眞がヌンチャクを使用しています。
つまり倉田さんは李小龍より2週間早く香港映画でヌンチャクを披露していたわけです。
思えば、倉田さんはその『〜怒りの鉄拳』撮影中のロケ現場でリーさんこと李小龍と初対面した際に、日本から持参した木製ヌンチャクをリーさんに見せています。
リーさんもその場で倉田さんのヌンチャクを興味津々で手に取ったエピソードを考えると、李小龍と倉田保昭という2人の偉大な武打星のヌンチャクを巡る数奇な運命に改めて感嘆せざるを得ないわけです。
Meng Fei against Yasuaki Kurata from King Boxer.Thanks to Shaw Golden for the pic.