Quantcast
Channel: 超級龍熱
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1863

やはり最強コンテンツ?幻の『燃えよドラゴン』9時間メイキング!

$
0
0
連載コラム「猛龍的原点回帰〜唐山大兄」もこれから頑張るぞ!と思いながら、やっぱり李小龍の他の主演クンフー映画も語りたい龍熱です♫。
この『燃えよドラゴン』(73)中盤の武術トーナメントで実現した因縁の李振強(李小龍)vsオハラ(ボブ・ウォール)戦は、本作が1973年暮れに日本劇場ロードショー公開された当時、夜の人気TV番組「11PM」でノーカット(!)で流されたそうですね。改めてこの圧巻のファイトシーンをノーカットで流した日本TVの英断はアッパレでしょう。

さて、連載中の「〜唐山大兄」の香港初公開バージョン「Big Boss Mandarin Cut」に登場する鄭潮安とコールガールの未公開シーンを観ながら、確かにスチール写真ではなく、実際に動く映像であるリーさんの未公開シーンには感激しました。
それでもそれを『燃えよドラゴン』でヘンリー・ウォンが撮影した約9時間のメイキング映像と比較した場合、やはりそのインパクトの強烈さには雲泥の差がある事もまた事実でしょう。
何しろヘンリー・ウォンが撮影したそのメイキング映像には、その殆どの場面でリーさんが画面に映っているそうですから。
それらの中には武術トーナメント(テニスコート)の撮影現場で、リーさんが執拗に挑戦して来たエキストラを一瞬で撃退する様子が撮影されたばかりか、その場でリーさんが負傷したエキストラに治療代を支払う様子まで収められたとの事。
となると、私は同じくこの李振強vsオハラ戦で、割れたビール瓶を手に李に襲いかかったオハラことウォールがタイミングを誤ってビール瓶でリーさんの手をザックリと切ってしまい、その場でボタボタ!と流れ出る血をリーさんが必死に手で抑えながら立ち尽くす!なる衝撃のアクシデントの様子もヘンリー・ウォンは撮影した可能性が高いと思います。

いずれにしろ、長年に渡り「破棄された」と言われ続けているヘンリー・ウォン撮影による幻の『燃えよドラゴン』9時間メイキング映像、その奇跡の発掘を強く強く期待したいです。

Cool pic of Bruce Lee against Bob Wall from Enter the Dragon.

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1863

Trending Articles