先週は以前から探していた我らがトニーこと赤木圭一郎主演作品『拳銃無頼帖/明日なき男』(60)を入手。この映画何故かDVDが無くて散々探してやっとボロボロのVHSを発見したんですが、同時に入手した小林旭主演『黒い賭博師/悪魔の左手』(66)と共に今から観るのが楽しみです♪でも結局はトニーの最高傑作は誰が何と言おうと『紅の拳銃』(61)だよねえ!!(キッパリのキッパリ)
さて、今回はあの『冬のソナタ』などの脚本で知られるオ・スヨン原作、金重明著による最新恋愛小説「ラブレイン」上巻&下巻同時発売(キネマ旬報社刊)のお知らせです。
この「ラブレイン」は1979年の韓国はソウルを舞台に、美術大学に通う純情な青年イナが同じ大学の後輩の女性ユニを一目見た瞬間“3秒”で恋に落ちてしまいますが、イナの親友であるドンウクもまたユニに心を奪われている事を知り、イナは身を引こうと決意する・・・という何とも切ない恋愛模様が優しく繊細な言葉で語られていきます。
実はいま私も「ラブレイン」上巻を愛読中なのですが、イナとユニのぎこちなくも愛らしい心の交流を微笑ましく、またハラハラしながら読みながら、同時に小説の舞台となっている70年代後半の韓国、特に“漢江の奇跡”と呼ばれるまでの高度成長を遂げた韓国経済と背中合わせにある朴正煕大統領の軍事独裁政権の日常(国旗の降納式のシーンや警官による長髪狩りやミニスカート検査の描写などなど)が詳しく描かれている点が大変興味深いですね。
また「ラブレイン」下巻では今度は舞台が2012年の北海道となり、“3秒”で女性を落とすフォトグラファーの男性ジュンとガーデナーの女性ハナが最初は反発し合いながらも次第にお互いが惹かれあ合っていく・・・という展開との事でこちらも今から読むのが楽しみです。
さらにこの「ラブレイン」は、ユン・ソクホ監督&オ・スヨン脚本、そしてチャン・グンソク&ユナ(少女時代!)主演のTVドラマとしてブルーレイ(全3BOX/DVD−BOXも有り)がポニーキャニオンさんより絶賛発売中との事ですので、こちらも要チェックでしょう♪
今回、私もこの小説「ラブレイン」を読みながら、以前にチョン・ジヒョンの『僕の彼女を紹介します』や『イルマーレ』、あるいは『デイジー』などの韓国恋愛映画を何本も観ていた時期を本当に懐かしく思い出しました。
秋が深まり、少しずつ肌寒くなろうとしているこの時期、暖かい部屋の中で“愛とは決して後悔しないもの”、いえ“愛とはあやまったりしないもの”の真の意味を求め合う若く傷つき易い男女の恋の行方を読み解いてみるのも良いかも知れません。
ちなみに小説「ラブレイン」に関してはこちらでチェックです→ http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/pdid/978-4-87376-405-4/Default.aspx
また今回の小説「ラブレイン」上巻&下巻はキネマ旬報社・出版編集部の松本志代里さんにご提供頂きました。今回松本さんは小説「ラブレイン」の編集も担当されていて、私も松本さんには以前にキネマ旬報社から発売された「中華電影データブック完全保存版」執筆の際に大変お世話になりました。改めまして、松本さんに御礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、今回はあの『冬のソナタ』などの脚本で知られるオ・スヨン原作、金重明著による最新恋愛小説「ラブレイン」上巻&下巻同時発売(キネマ旬報社刊)のお知らせです。
この「ラブレイン」は1979年の韓国はソウルを舞台に、美術大学に通う純情な青年イナが同じ大学の後輩の女性ユニを一目見た瞬間“3秒”で恋に落ちてしまいますが、イナの親友であるドンウクもまたユニに心を奪われている事を知り、イナは身を引こうと決意する・・・という何とも切ない恋愛模様が優しく繊細な言葉で語られていきます。
実はいま私も「ラブレイン」上巻を愛読中なのですが、イナとユニのぎこちなくも愛らしい心の交流を微笑ましく、またハラハラしながら読みながら、同時に小説の舞台となっている70年代後半の韓国、特に“漢江の奇跡”と呼ばれるまでの高度成長を遂げた韓国経済と背中合わせにある朴正煕大統領の軍事独裁政権の日常(国旗の降納式のシーンや警官による長髪狩りやミニスカート検査の描写などなど)が詳しく描かれている点が大変興味深いですね。
また「ラブレイン」下巻では今度は舞台が2012年の北海道となり、“3秒”で女性を落とすフォトグラファーの男性ジュンとガーデナーの女性ハナが最初は反発し合いながらも次第にお互いが惹かれあ合っていく・・・という展開との事でこちらも今から読むのが楽しみです。
さらにこの「ラブレイン」は、ユン・ソクホ監督&オ・スヨン脚本、そしてチャン・グンソク&ユナ(少女時代!)主演のTVドラマとしてブルーレイ(全3BOX/DVD−BOXも有り)がポニーキャニオンさんより絶賛発売中との事ですので、こちらも要チェックでしょう♪
今回、私もこの小説「ラブレイン」を読みながら、以前にチョン・ジヒョンの『僕の彼女を紹介します』や『イルマーレ』、あるいは『デイジー』などの韓国恋愛映画を何本も観ていた時期を本当に懐かしく思い出しました。
秋が深まり、少しずつ肌寒くなろうとしているこの時期、暖かい部屋の中で“愛とは決して後悔しないもの”、いえ“愛とはあやまったりしないもの”の真の意味を求め合う若く傷つき易い男女の恋の行方を読み解いてみるのも良いかも知れません。
ちなみに小説「ラブレイン」に関してはこちらでチェックです→ http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/pdid/978-4-87376-405-4/Default.aspx
また今回の小説「ラブレイン」上巻&下巻はキネマ旬報社・出版編集部の松本志代里さんにご提供頂きました。今回松本さんは小説「ラブレイン」の編集も担当されていて、私も松本さんには以前にキネマ旬報社から発売された「中華電影データブック完全保存版」執筆の際に大変お世話になりました。改めまして、松本さんに御礼申し上げます。ありがとうございました。