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Channel: 超級龍熱
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“和製ドラゴン”倉田保昭が『七福星』でジャッキー・チェン“不敗神話”に挑む!!

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さて、今週は都内某所で来週に迫りました大阪でのトークライブの打ち合わせをスタッフの方々と行ったり、原稿絡みで洪金寶&成龍&元彪揃い踏みによる“福星系列”のサンプルDVDを延々と観る毎日なんですが、中でもシリーズ第3弾となる『七福星』(85)、これはこと劇中で披露されるクンフー・ファイトに関してはシリーズ最高峰ですねー!!
特にクライマックスで怪しげな喫茶店♪を舞台に展開されるサモ・ハンvsリチャード・ノートン、ジャッキーvs倉田保昭、元彪vs鍾發、そしてサモ・ハンvs倉田保昭はド迫力かつコミカル・ティスト満載の素晴らしいファイト・シーンの連続で、もう本当に何度観ても面白い!
サモ・ハンvsノートン戦で、ノートンがサモ・ハンを殴打した後に憎々しげに「Painfull?(痛いか?)」と問いかけると、それにサモ・ハンが自分の血をノートンの手に「ベチャ!」とお返しして、それにノートンが「こ、この野郎ォォ!?(怒)」と激怒する爆笑シーン、ここは龍熱が大のお気に入りのシーンなんですね(笑顔)。
でもこの『七福星』のクライマックスにおける最大の注目点は、我らが“和製ドラゴン”こと倉田さんがダブル・サイを手にジャッキーを徹底的に追い込み、そのままジャッキーに“勝利”するシーンでしょう。何しろ超級巨星となった後のジャッキー・チェンに勝ったまま終わるという“快挙”を達成した武打星は恐らくはドラゴンぐらいでしょうし、実際この時のジャッキーは撮影現場でも「俺は映画の中で負けたまま終わった事はないんだよ!」と相当当惑していたそうです。
実は私もこの『七福星』での対ジャッキー・チェン戦に関しては、これまでもドラゴンに機会ある度に訊いていまして、例えば数年前に東京国際映画祭で行われた『イップマン/葉問』上映時のドラゴンとのトークショーや、今年4月の『レッド・ティアーズ』公開記念イベントのトークショーでもこの『七福星』での対ジャッキー戦についてはドラゴンに訊いています。
特に『レッド・ティアーズ』のトークショーでは、私もドラゴンにかなり突っ込んで訊きまして(苦笑)、ドラゴンも満員の会場を見回しながら「いや〜あんまり話すと悪口っぽくなっちゃうからなぁ!」と言いながらも、この『七福星』撮影当時のサモ・ハンとジャッキーの“微妙な関係”なども含めた貴重なエピソードを語って下さっていました。
ただこのドラゴンが『レッド・ティアーズ』トークショーで『七福星』の対ジャッキー戦について詳細に語っている部分は、先日東映ビデオさんから発売されたドラゴン主演作品DVDの映像特典には残念ながら未収録となっていましたね。
またこれは余談ですが、前述の東京国際映画祭で行われたドラゴンと私のトークショーも、以前に「アジアの風」ディレクターである石坂さんに確認して頂いた所「お2人のトークショーは映画祭側も撮影していないようです!」との事で、これまた当日会場にいらっしゃって下さった方々だけがあのトークショーの“目撃者”となったわけです。
そう言えば、この東京国際映画祭のドラゴンとのトークショーでは、私もこれまでにもまだまだ語り尽くせない舞台裏エピソードが色々とあるので、今度ジックリと時間を取って記憶をたどってみたいと思います。

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