Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1863

イケメン双子忍者、宿命のバトル!!高木心平&万平主演『はぐれ組vs忍者』上巻&下巻

きっと今頃は皆さんも到着したリーさんブルーレイに大熱狂しながら見入っていると思います♪そう言う私も早くリーさんブルーレイを観たいんですが、今週は原稿書きやら何やらで中々思うようにいきません(涙)。
そんな中、最近入手したのが『女子率角大決賓』なる古い韓国映画なんですが、何とこれ70年代(恐らく)の韓国女子プロレスを題材としたドキュメンタリー作品で、劇中では韓国現地の体育館で行われた怪しげな女子プロレスの試合が延々と映し出されていますねー!韓国産のプロレス物と言えば“韓国の猛虎”こと大木金太郎の韓国製VHSが何処かにあったと思いますが、確か「国際プロレス:クロニクルDVDボックス」上巻&下巻でも国際在籍時代の大木の試合が沢山収録されていて、大木vsニック・ボックウィンクルのAWA世界戦、大木vs上田馬之助のインター戦、あと大木vsディック・ザ・ブルーザー戦(懐かしの60分3本勝負!)なんてマニア号泣の試合も多数収録されていました。特に大木vsブルーザー戦では大木のヘッドパッド攻撃に逆ギレしたブルーザーがリング下のテレビ放送席にやって来ると何と日本語で「ブルーザー、イチバァァァン!オオキ・・・キチ●イ!!」とかなり危ないマイク・アピールを繰り広げるシーンもバッチリ収録されていましたっけ(苦笑)。

さてさて、昨日は舞原賢三監督、高木心平&万平主演『はぐれ組vs忍者』(12)上巻&下巻のDVDを一気に観てみました。高木兄弟といえば『テニスの王子様』や『獣拳戦隊ゲキレンジャー』、そして『桜蘭高校ホスト部』などで知られるイケメン双子ですが、今回は2人が凄腕の兄弟忍者である昴(心平)と誉(万平)に扮し壮絶な忍者バトルにその身を投じていく様を好演しています。
私がこの『はぐれ組vs忍者』で面白いと思ったのが上巻の冒頭で、誉との激闘で負傷した昴が羽黒組なる怪しげなヤクザたちに助けられ、そのまま組の舎弟(苦笑)になってしまう辺りからでした。
実はこの羽黒組、一見全員がドジでマヌケな組員ばかりに見えるのですが、彼らこそドスの名手、ラッパー、相撲取り、テキ屋の姿を借りたその道の達人集団だったんですね。
忍者の冷酷非情な世界しか知らなかった昴は当初は羽黒組たちに激しい拒絶反応を見せますが、毎日の羽黒組たちとの心温まる交流で昴は初めて人間の優しさに触れると、彼ら羽黒組たちそれぞれから得意の格闘テクニックを伝授される中で、忍者の生き様の愚かさと人の優しさを知るのでした。(いや〜これこそ往年の香港クンフー映画で多々見られた王道的展開ですねえ♪)
また『はぐれ組vs忍者』下巻では、さらに3人の凶悪な忍者が昴に挑戦して来ますが、昴は羽黒組の人間が1人、また1人と忍者軍団に倒されていく中、遂にお互いに共闘する事を誓った誉と共に自分たちに迫る極悪忍者たちとの最後の決戦に挑んでいきます!
劇中で展開される昴&誉の忍者アクションも、近年お決まりのワイヤー・アクション中心ではなく、敢えて拳と拳、そして剣とドスが真っ向から火花を散らす“ハード・ファイト”で構成されている点は十分に評価出来ますし、今回その迫力の忍者アクションをプロデューサー&アクション監督として構築したのが「J-STUNTS NETWORK」の臼木基晴さんなんですね。
臼木さんは元々は倉田プロモーションにいらっしゃった方で、何を隠そう今から17年ほど前に私がドラゴンこと倉田保昭さんに初めてインタビューさせて頂いた際に、ドラゴンのマネージャーとして辣腕を振るっていらっしゃった方です。
こちらで臼木さんの詳しいプロフィールが見られます→ http://www.k2.dion.ne.jp/~j-stunts/profile.htm#profile

あと今回の『はぐれ組vs忍者』上巻&下巻DVDの映像特典では、高木兄弟と臼木さんによる「ビジュアル・コメンタリー」が収録されているのですが、私はこのコメンタリーもそれぞれ大変楽しく観れました♪と言うわけで、高木心平&万平主演『はぐれ組vs忍者』上巻&下巻、DVD絶賛発売中との事ですので、是非!!

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1863

Trending Articles