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Channel: 超級龍熱
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人類最後の砦にして狩人イェーガー、出撃せよ!!ギレルモ・デル・トロ監督作品『パシフィック・リム』

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先月BSジャパンで放送しました「昭和は輝いていた」のブルース・リー特集をイギリスのトビー・ラッセルに送ったところ、番組を観たトビーから直ぐに以下のような感想メールが来ました。
トビー曰く「おい、Youたち何でパブでブルース・リーの話して盛り上がってるんだよ?(笑)。でもパブでブルースの話をするって天才的なアイディアだよなぁ。俺も今度イギリス人のエキスパートをパブに集めてブルースをテーマにしたトーク番組やろうかな?」との事でした。これは近い将来にトビー、ベイ・ローガン、リック・ベーカーらイギリス人のリーさんエキスパートがバーに集まって彼らがリーさんを熱く語るなんていう「昭和は輝いていた」イギリス版が放送されるかも知れませんね(苦笑)。

さてさて、昨日は溜まりに溜まったDVD&BDをせっせと消化すべく、まずはギレルモ・デル・トロ監督作品『パシフィック・リム』(13)を観ました。
この作品は既に多くの方がご覧になっていると思いますので物語などの詳細はここでは触れませんが、私はとても面白く観れましたし、2時間ちょっとの上映時間もアッという間でしたね。
まあ作品的には“大人のための怪獣映画”なんですが、それでも贅沢な制作費による最先端の特殊技術を思い切り駆使して怪獣迎撃用巨人兵器イェーガーvs怪獣軍団の迫力満点の闘いが画面一杯に展開されていきます。特に私が気に入ったのが空中輸送されて来たイェーガーが切り離され、そのままユックリと海上に着水するシーン!ここは最高にカッコ良かったなぁ!
またギレルモ・デル・トロ監督が日本の特撮作品に多大な影響を受けているのは周知の事実ですが、この『パシフィック・リム』でも操縦者が男女2人でお互いの過去の記憶や感情を共有する設定は『ウルトラマンA』、主人公がイェーガーの頭部コックピット内で操縦する設定も『ジャンボーグA』や『レッド・バロン』を彷彿させて懐かしかったですね。またキャストでも主人公の1人森マコ役の少女時代を芦田愛菜ちゃん(熱演!)、成人役を菊地凛子(英語の台詞は吹き替えぽかったけど)が好演していて、これまた嬉しかったです。
ただ国内版DVDは画面がフルサイズだったので、折角のイェーガーvs怪獣の激闘が画面から食み出してしまって(主に戦闘シーンが夜の海だった事もありますが)所々で何をやっているのか判らないシーンがあったのが残念。私は「私は映画は劇場鑑賞派ですよ」なんて気取った事を言う気はありませんが、やはりこの手の映画は劇場の大スクリーンか、せめてワイドスクリーン仕様のソフトで観る事をお奨めしたいですね。
さあ、これからの年末年始の休みにはDVDを入手したまま今日までズ〜ッと放置状態(笑)の『ワイルド・スピード/EURO MISSION』や『悪魔のいけにえ/レザーフェイス一家の逆襲』とかも気が向いたら観てみようか・・・と思いながら、結局は新感覚武侠片『ソード・アイデンティティー』や超高層ビル大パニック映画『逃出生天』とかを先に観る事になるでしょう。

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