“人間風車”ビル・ロビンソンが死去

昭和プロレスを愛する人間にとって、またも悲しい訃報です。あの“人間風車”ことダブルアーム・スープレックスの第一人者ビル・ロビンソンが亡くなりました。享年７５歳。
詳しくはこちらをどうぞ→　http://www.tokyo-sports.co.jp/prores/mens_prores/240939/
国際プロレスでの“アメリカン・プロレスの教科書的試合”と絶賛されたバーン・ガニア戦、新日本プロレス史に今も燦然と輝くアントニオ猪木とのフルタイム戦、全日本でのジャンボ鶴田との７５分の死闘、初の２フォールを許したジャイアント馬場戦、フィニッシュのワンハンド・バックブリーカーが強烈な印象を残したキラー・トーア・カマタ戦、天龍源一郎の“出世試合”となったインター・タッグ戦、そしてひたすらダブルアーム・スープレックスを決める事にこだわった晩年のニック・ボックウィンクル戦などなど・・・私自身も次々とロビンソンの名勝負が思い出されます。
私は数あるプロレス技の中でもジャーマン＆ドラゴン・スープレックスと共に、ダブルアーム・スープレックスが大好きなフィニッシュ・ホールドでした。
もうあのロビンソンの入場テーマ曲「ブルーアイド・ソウル」を聞く事は出来ません（涙）。
最晩年は日本の高円寺で後進の指導に尽力したビル・ロビンソンさん、本当にお疲れ様でした。そして多くの名勝負をありがとうございました！合掌。