それにしても千葉の柏の連続殺傷事件は余りに酷い事件ですね。犯人はスカイプだかチャットだかというネットの“座談会”みたいなのにナイフ(!)を手に参加していたとか。こういう徒党を組んで人を中傷している輩って、私たちの周りにもいるんでしょうか?いや何ともやり切れない兇悪な事件です・・・。
さてさて、今日は前から気になっていた羅永昌導演、釋延能(即:釈行宇)主演『金剛王:死亡救贖』(13)を観てみました!これが中々の快作で面白かったです!(M.Kさん、ありがとうございます!)
第2次大戦(恐らく)前後、アジア全域を制覇するために親王(池内博之)の命を受け、日本軍の天野(倉田保昭!貫禄です)は配下の倉生大介(劉永俊)にハーデスなる殺人集団の育成を命じます。倉生はハーデス、つまり無敵の戦士・・・金剛勇士を養成するため、各地から屈強な男性を次々と拉致して来ると、お互いを死ぬまで闘わせ、生き残った者を金剛勇士としてアジア全域に派遣せんとします。
そのため倉生が君臨する金剛神社にはビル中尉(マット・マリンズ!今回はアクションはちょっと控えめ♪)率いる外人部隊、南少林寺などから誘拐されて来た大勢の子供たちといった様々な人間が集められます。しかし!その哀れな子供たちを取り戻すため、南少林寺から1人の少林武僧が金剛神社に姿を見せます!
その武僧の名はK-29、またの名を虎子!(釋延能!)。この虎子こそが幼い頃から金剛神社で倉生と共に修行し、その後は南少林寺で無敵の少林拳を学んだ正義の拳士だった!
ここから釋延能演じる虎子のド迫力の武打シーンが画面に炸裂しまくります!それは老拳士(何と香港LEGENDの劉永!)を冷酷に惨殺した巨人鉄幕雷(姜寶成)に凄み溢れる少林功夫を容赦なく叩き込み撃破する壮絶決闘、または異様な跳躍力と鋭い爪を持つ瘋猴との夜間の決闘などからも、私たち観客に十分過ぎるほどに迫って来ます。
この寡黙ながらも強靭な意志と武術を持つ虎子をまさに毅然と演じ切った釋延能の姿からは、この『金剛王』で釋延能がいよいよ武打星として完全に一皮剥けた事がハッキリと判るんですね。映画のクライマックスでは、虎子vs倉生の因縁の一騎打ちが雨中で展開されますが、ここで虎子が幼い頃に背負った心の傷と少林寺秘伝の荒技が見事にシンクロする事で、文字通り大興奮の決着シーンが用意されています!!
それにしても釋延能、本当に逞しく、そしてカタルシスに満ち溢れた武打星になりました。『金剛王:死亡救贖』、これは是非とも何らかの形で日本公開して欲しい新感覚の最新クンフー映画です!!
さてさて、今日は前から気になっていた羅永昌導演、釋延能(即:釈行宇)主演『金剛王:死亡救贖』(13)を観てみました!これが中々の快作で面白かったです!(M.Kさん、ありがとうございます!)
第2次大戦(恐らく)前後、アジア全域を制覇するために親王(池内博之)の命を受け、日本軍の天野(倉田保昭!貫禄です)は配下の倉生大介(劉永俊)にハーデスなる殺人集団の育成を命じます。倉生はハーデス、つまり無敵の戦士・・・金剛勇士を養成するため、各地から屈強な男性を次々と拉致して来ると、お互いを死ぬまで闘わせ、生き残った者を金剛勇士としてアジア全域に派遣せんとします。
そのため倉生が君臨する金剛神社にはビル中尉(マット・マリンズ!今回はアクションはちょっと控えめ♪)率いる外人部隊、南少林寺などから誘拐されて来た大勢の子供たちといった様々な人間が集められます。しかし!その哀れな子供たちを取り戻すため、南少林寺から1人の少林武僧が金剛神社に姿を見せます!
その武僧の名はK-29、またの名を虎子!(釋延能!)。この虎子こそが幼い頃から金剛神社で倉生と共に修行し、その後は南少林寺で無敵の少林拳を学んだ正義の拳士だった!
ここから釋延能演じる虎子のド迫力の武打シーンが画面に炸裂しまくります!それは老拳士(何と香港LEGENDの劉永!)を冷酷に惨殺した巨人鉄幕雷(姜寶成)に凄み溢れる少林功夫を容赦なく叩き込み撃破する壮絶決闘、または異様な跳躍力と鋭い爪を持つ瘋猴との夜間の決闘などからも、私たち観客に十分過ぎるほどに迫って来ます。
この寡黙ながらも強靭な意志と武術を持つ虎子をまさに毅然と演じ切った釋延能の姿からは、この『金剛王』で釋延能がいよいよ武打星として完全に一皮剥けた事がハッキリと判るんですね。映画のクライマックスでは、虎子vs倉生の因縁の一騎打ちが雨中で展開されますが、ここで虎子が幼い頃に背負った心の傷と少林寺秘伝の荒技が見事にシンクロする事で、文字通り大興奮の決着シーンが用意されています!!
それにしても釋延能、本当に逞しく、そしてカタルシスに満ち溢れた武打星になりました。『金剛王:死亡救贖』、これは是非とも何らかの形で日本公開して欲しい新感覚の最新クンフー映画です!!