最近は新たにパソコンを購入した事もあり、弟分の「超級龍熱：facebook」でもあの“韓国LEGEND”姜大希の近況や『死亡遊戯』韓国公開版情報、あるいは『閃電騎士V3』ネタなどで盛り上がっております♪なんて言いながら『爆3俏嬌娃』や『朝鮮美女三剣士』などの香港＆韓国最新女性アクション物、某格闘ゲームの韓国版TVシリーズ、はたまた無敵ボクシング王者ウィルフレッド“バズーカ”ゴメスのパーフェクト・コレクションDVDなどなど・・・観たいDVDも色々あるので、余りパソコンの前ばかりに座っているのも考えものかも（苦笑）。
さて、「熱風！韓国LEGENDS」第７４回は“韓国のブロンソン”こと巴比金がインドネシアに赴き主演した『黒い骸骨／TENGKORAK HITAM』（７８）でいきましょう！勿論本邦初のレビューとなります。
映画は日本軍のインドネシア侵攻時、現地の老人が負傷した際に日本軍の青年兵士に命を救われます。それを恩に感じた老人は青年兵士を自分が経営する武術道場に招き共に生活する事を許します。（全編インドネシア語のためいま一つ物語が把握できませんが、この青年兵士が中国革命の際に生まれた莫大な金の行方に関わっていたようです）
やがて長い歳月が過ぎ、老人の息子（パルト・テガール）とその娘キャシーは、韓国人男性トシロー（巴比金！）とテコンドーの修練に励みながら平和に暮らしていました。が、そこにトシローの旧友の４人組（ジェフリー・サニら「インドネシア悪役商会」の皆さん♪）が訪ねて来ます。しかしそれがトシローたちの悪夢の始まりだった・・・！トシローとジェフリーたちはすぐに中国革命の金を巡って仲間割れを起こし、ある日の夜ジェフリーたちの襲撃を受けたトシローは果敢にも応戦しますが、ジェフリーたちはトシローを４人がかりで谷底に突き落としてしまいます！！
で、これまた（苦笑）何年かの歳月が過ぎ、愛し慕っていたトシローの復讐に燃えるキャシー（スージー・アンティ）は激しい特訓の末に逞しい女ドラゴンへと成長を遂げていました。キャシーは今では街の実力者になっているジェフリーたち４人組を１人、また１人と得意のテコンドーを武器に倒していきますが、ある時、死んだと思っていたトシローと涙の再会を果たします（そりゃ、そうだ！このまま巴比金が映画から消えたら暴動物でしょう？）。ここからトシローとキャシーのコンビｖｓ悪の４人組の激しい抗争が展開されていきますが、映画のクライマックスではジープを駆るトシローがジェフリーに射殺（！）され、それを見て怒り狂ったキャシーがこれまた武術の達人のジェフリーの娘（グレイス・ザハラ）との激闘の果てに、キャシーに力を貸す“助っ人”の登場もあり、見事ジェフリーを倒し映画は劇終となります。
この『黒い骸骨』に主演した時期の巴比金は、母国の韓国でも『鬼門の左脚』（７７）や『大敵手』（７７）などに主演していた時期と重なっており、言わば巴比金自身が武打星として最も脂が乗っていた全盛期でした。
それもあって、この『黒い骸骨』で巴比金が繰り出すテコンドーの連続蹴りも、相手が口に銜えた煙草を目前で電撃の前蹴りで蹴り飛ばしたり、敵が手にしたビール瓶を一瞬で蹴り割ったりと、それは見事な冴えを誇っていました。ただ終盤の乱闘で明らかに巴比金ではなくダブルの武打星が巴比金を演じているアクションがあったりするのが少し気になりましたが（苦笑）。
この『黒い骸骨／TENGKORAK HITAM』は、現在インドネシア現地の映画コレクターたちでさえ誰も観た人間がいないほどの激レア作品で、数年前に奇跡的にベータのテープが発見された事により、ようやくその全貌が判明した次第です。
こちらがその『黒い骸骨／TENGKORAK HITAM』のインドネシアの詳細データです↓
http://filmindonesia.or.id/movie/title/lf-t014-78-711602_tengkorak-hitam#.UyFD9lKCgW5
またこちらの当ブログ「熱風！韓国LEGENDS」の過去ログに、巴比金ことボビー・キムの詳しいプロフィールを載せていますのでご覧下さい。↓
http://blog.goo.ne.jp/dragonfever1127/e/07ee6e337c8829530e2ac88d956866b9
それにしても、まだこんな誰も観た事がないような巴比金主演の激レアのテコンドー映画がアジアの何処かに密かに眠っていたんですねえ。いやはや本当にビックリでした。と言うわけで、韓国映画のレア映像＆新事実を追い求める「熱風！韓国LEGENDS」、次回もどうぞお楽しみに！
さて、「熱風！韓国LEGENDS」第７４回は“韓国のブロンソン”こと巴比金がインドネシアに赴き主演した『黒い骸骨／TENGKORAK HITAM』（７８）でいきましょう！勿論本邦初のレビューとなります。
映画は日本軍のインドネシア侵攻時、現地の老人が負傷した際に日本軍の青年兵士に命を救われます。それを恩に感じた老人は青年兵士を自分が経営する武術道場に招き共に生活する事を許します。（全編インドネシア語のためいま一つ物語が把握できませんが、この青年兵士が中国革命の際に生まれた莫大な金の行方に関わっていたようです）
やがて長い歳月が過ぎ、老人の息子（パルト・テガール）とその娘キャシーは、韓国人男性トシロー（巴比金！）とテコンドーの修練に励みながら平和に暮らしていました。が、そこにトシローの旧友の４人組（ジェフリー・サニら「インドネシア悪役商会」の皆さん♪）が訪ねて来ます。しかしそれがトシローたちの悪夢の始まりだった・・・！トシローとジェフリーたちはすぐに中国革命の金を巡って仲間割れを起こし、ある日の夜ジェフリーたちの襲撃を受けたトシローは果敢にも応戦しますが、ジェフリーたちはトシローを４人がかりで谷底に突き落としてしまいます！！
で、これまた（苦笑）何年かの歳月が過ぎ、愛し慕っていたトシローの復讐に燃えるキャシー（スージー・アンティ）は激しい特訓の末に逞しい女ドラゴンへと成長を遂げていました。キャシーは今では街の実力者になっているジェフリーたち４人組を１人、また１人と得意のテコンドーを武器に倒していきますが、ある時、死んだと思っていたトシローと涙の再会を果たします（そりゃ、そうだ！このまま巴比金が映画から消えたら暴動物でしょう？）。ここからトシローとキャシーのコンビｖｓ悪の４人組の激しい抗争が展開されていきますが、映画のクライマックスではジープを駆るトシローがジェフリーに射殺（！）され、それを見て怒り狂ったキャシーがこれまた武術の達人のジェフリーの娘（グレイス・ザハラ）との激闘の果てに、キャシーに力を貸す“助っ人”の登場もあり、見事ジェフリーを倒し映画は劇終となります。
この『黒い骸骨』に主演した時期の巴比金は、母国の韓国でも『鬼門の左脚』（７７）や『大敵手』（７７）などに主演していた時期と重なっており、言わば巴比金自身が武打星として最も脂が乗っていた全盛期でした。
それもあって、この『黒い骸骨』で巴比金が繰り出すテコンドーの連続蹴りも、相手が口に銜えた煙草を目前で電撃の前蹴りで蹴り飛ばしたり、敵が手にしたビール瓶を一瞬で蹴り割ったりと、それは見事な冴えを誇っていました。ただ終盤の乱闘で明らかに巴比金ではなくダブルの武打星が巴比金を演じているアクションがあったりするのが少し気になりましたが（苦笑）。
この『黒い骸骨／TENGKORAK HITAM』は、現在インドネシア現地の映画コレクターたちでさえ誰も観た人間がいないほどの激レア作品で、数年前に奇跡的にベータのテープが発見された事により、ようやくその全貌が判明した次第です。
こちらがその『黒い骸骨／TENGKORAK HITAM』のインドネシアの詳細データです↓
http://filmindonesia.or.id/movie/title/lf-t014-78-711602_tengkorak-hitam#.UyFD9lKCgW5
またこちらの当ブログ「熱風！韓国LEGENDS」の過去ログに、巴比金ことボビー・キムの詳しいプロフィールを載せていますのでご覧下さい。↓
http://blog.goo.ne.jp/dragonfever1127/e/07ee6e337c8829530e2ac88d956866b9
それにしても、まだこんな誰も観た事がないような巴比金主演の激レアのテコンドー映画がアジアの何処かに密かに眠っていたんですねえ。いやはや本当にビックリでした。と言うわけで、韓国映画のレア映像＆新事実を追い求める「熱風！韓国LEGENDS」、次回もどうぞお楽しみに！