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Channel: 超級龍熱
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人類最大の試練に挑め!ダーレン・アロノフスキー監督最新作『ノア/約束の舟』いよいよ公開!!

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先日またまた色々と入手しまして、それらの中には某台湾&韓国合作映画の韓国バージョンのオリジナルVHSや“蠍子戦士”元振出演の観た事もないレア韓国映画、または『暗黒街のドラゴン/電撃ストーナー』メイキング映像などなどがありました。
あと前から気になっていた呉鎮宇&樊少皇主演の『猟仇者』も入手したので観てみようと思っています。それと昨日は池袋の某巨大書店で「ミック博士の昭和プロレス・マガジン」の「プロレス殺人技100」なる書籍を購入♪これもちょっと面白そうなので楽しみです!

さてさて、昨日は都内某所で行われたダーレン・アロノフスキー監督最新作『ノア/約束の舟』(14)の完成披露試写会に行って来ました。この『ノア/約束の舟』は、世界中の人々なら誰もが1度は見聞きしている旧約聖書「創世記」の一説に出てくる神の啓示を受けた男性ノアが巨大な箱舟を製造し、家族とつがいの動物を載せ、世界を襲った40昼夜の大洪水を生き延びる姿を描いています。
この完成披露試写会には来日したダーレン・アロノフスキー監督も舞台挨拶に登場!私が生で見たアロノフスキー監督はとても気さくな雰囲気の人で「コンニチハ!日本に来るのは4度だけど日本は僕にとって昔からミステリアスで特別な国なんだ。僕は黒澤明監督の『用心棒』が大好きで元気を出したい時は何時もこの映画を観てる。面白い話があって、最初に日本に来た時にパンクや日本のオタク(日本語で)に興味があったりで髪の毛を紫色にして来たんだけど、誰も髪の毛の事を訊いてくれなかった(笑)。
この『ノア/約束の舟』で主人公ノアを演じたラッセル・クロウは彼の代表作『グラディエーター』(00)を超える素晴らしい演技だ!と絶賛されたほど見事だった。映画の中に出てくる大洪水、つまり水は確かに全てを破壊する。でも同時に再生する力もある事を描きたかった。僕は何時も日本のマーケットを意識しているし『レスラー』や『ブラック・スワン』の時は来れなかった日本にまた来れて本当に感激です!」と実に饒舌に答えていて、マスコミからの質問も当初は質問は1つの予定なのに「もう1つ質問してよ!」と終始ノリノリでしたね。またアロノフスキー監督はゲストで登壇した河北麻友子ちゃんからの花束贈呈にもご機嫌で、ニューヨークに住んでいた麻友子ちゃんに「君とは通訳無しで大丈夫だね!」と笑顔で一緒に写真に納まっていました。

で、肝心の映画『ノア/約束の舟』ですが、映画の前半から半ばまでは神の啓示をうけたノア(ラッセル・クロウ)が妻(ジェニファー・コノリー。当たり前ですが大人の女性になりました♪)や子供たち、そして“ウォッチャース”と一緒に巨大な箱舟を建設し、そこに無数のつがいの動物たちが乗り込んで来る様を描いています。
そして遂に世界中を襲う大洪水!ノアと敵対する暴君カイン(レイ・ウィンストン。怪演!)が率いる暴徒集団も箱舟を乗っ取ろうと襲撃をかけて来る中、大スクリーン一杯に展開される大洪水はその圧巻の特殊技術もあって、それはド迫力かつ素晴らしい効果を発揮しています。
ただですね、この『ノア/約束の舟』の本当の物語、いや本当の試練はノアたち家族と動物たちが箱舟の中で新たな生活を始めた時から始まります。
その余りに過酷な試練が何かはここでは敢えて触れませんが、神の啓示を忠実に守ろうとするノアは自分の家族と啓示の間に挟まれ、苦しみ、そして最後の最後で想像を絶する決断を迫られるのでした!!私は映画のクライマックスで目の前で繰り広げられる凄まじいばかりの、そして究極の人間愛の姿に思わず涙が止まりませんでした。いや〜良い映画でした(拍手!)。ダーレン・アロノフスキー監督、只者じゃないです!!
この『ノア/約束の舟』は6月13日からロードショー公開との事です。最後にこちらが『ノア/約束の舟』の公式サイトです→ http://www.noah-movie.jp/

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