さてさて、「熱風!韓国LEGENDS」も既に83回を迎え、いよいよ前人未到(?)の100回も視野に入って来ました。ここでこれまで「熱風!韓国LEGENDS」でも数多く取り上げて来ました古き韓国映画の大きな特色と魅力の一つである香港&台湾映画に韓国側が独自(無断かつ勝手に)の編集を施した韓国別編集バージョンから私、龍熱が独断と偏見で10本をチョイスしました「韓国別編集バージョン:ベスト10」をお届けしたいと思います!
まあちょうどこれから映画雑誌が「ベスト10」企画を始める時期だし、我ながらグッドタイミングでしょう(^^)v。
(1)「死亡塔」(「ブルース・リー死亡の塔」韓国版)
(2)「怒鳴剣」 (「萬人斬」韓国版)
(3)「生と死の瞬間」(「スーパーニンジャ/ニューヨーク市警特別捜査官」韓国版)
(4)「審判者」(「鬼計双雄」韓国版)
(5)「双雄」(「鷹爪鉄布彬」韓国版)
(6)「黒龍通牒状」(「龍の忍者」韓国版)
(7)「金剛血印」(「拳精」韓国版)
(8)「七侠八義」(同題名「七侠八義」韓国版)
(9)「野望の大陸」(「関東太陽会」韓国版)
(10)「黒客」(「続・拳撃/悪客」韓国版)
(1)は私が韓国別編集バージョンにのめりこむキッカケとなった作品で、今ではこの韓国バージョンの方が国際バージョンよりも高い支持を得ている(ホンマかいな)と言われています(^。^)。何度観ても加藤寿さんのヘリコプター転落や金泰靖の「燃えよドラゴン」地下牢セットでの別撮りシーンは驚き。(2)は桂治洪監督、陳観泰主演の大傑作邵氏武侠片をよくぞここまで弄ったと言える事実上の衝撃度No,1作品。ラストの陳観泰の生死も異なります。(3)も突如画面に王虎が出て来て羅鋭と蹴り合いを始めた時は呆然!今だに「あれは夢だったのか」と思うほどの衝撃でした(^_^;)。(4)私が当ブログでこの激レア韓国バージョンを本邦初で紹介したら他のマニアが慌てて探していたのに思わず苦笑いでした(^。^)。(5)この韓国バージョンでしか観れない黄正利の連続三段蹴りは貴重な映像でしょう。(6)一部のマニアが騒いでいるほど優れた別バージョンではなく、逆に韓国別編集バージョンの悪い例がこの作品でしょう。但し韓国製オリジナルVHSは激レア。(7)ジャッキーが韓国女優と絡む別撮りシーンは要チェック。こういう映像こそ国内版のジャッキー作品DVD&BDの映像特典に入れればファンも喜ぶと思うのですが。(8)かなりマニアックな武打片ですが、そのマニアックな武打片にさらにマニアック(^。^)な別編集を施した韓国バージョン。現在韓国現地ではオリジナルVHSの入手が最も困難な作品の1本です。(9)あの胡慧中主演の抗日武打片の韓国バージョン。台湾バージョンよりもよりリアルな韓国語の台詞シーンなどチェック点多し。(10)倉田保昭のデビュー作品の韓国バージョン。このバージョンも全編韓国語吹き替えを初め、細かい編集違いが興味深いバージョン。「怒鳴剣」同様、よくぞあの口煩い邵氏公司がこのような無断編集を黙認したものです。
他にも巨龍や呂小龍主演作品の韓国バージョン。あるいはVHSを入手したまま放置状態の「女囚407号」シリーズなどなど今回のベスト10選から漏れた別編集バージョンがまだまだあります。そうは言いながらも、70年代の韓国映画界が実地した「スクリーンクオーター制度」という弊害が生んだこれらの韓国別編集バージョンのVHSが、逆に今では私たち国内外の韓国映画コレクターたちから疎まれつつも愛されている現実は何とも皮肉な現象かも知れませんね。
と言うわけで、韓国映画のレア映像&新事実を追い求める「熱風!韓国LEGENDS」、次回もどうぞお楽しみに!
まあちょうどこれから映画雑誌が「ベスト10」企画を始める時期だし、我ながらグッドタイミングでしょう(^^)v。
(1)「死亡塔」(「ブルース・リー死亡の塔」韓国版)
(2)「怒鳴剣」 (「萬人斬」韓国版)
(3)「生と死の瞬間」(「スーパーニンジャ/ニューヨーク市警特別捜査官」韓国版)
(4)「審判者」(「鬼計双雄」韓国版)
(5)「双雄」(「鷹爪鉄布彬」韓国版)
(6)「黒龍通牒状」(「龍の忍者」韓国版)
(7)「金剛血印」(「拳精」韓国版)
(8)「七侠八義」(同題名「七侠八義」韓国版)
(9)「野望の大陸」(「関東太陽会」韓国版)
(10)「黒客」(「続・拳撃/悪客」韓国版)
(1)は私が韓国別編集バージョンにのめりこむキッカケとなった作品で、今ではこの韓国バージョンの方が国際バージョンよりも高い支持を得ている(ホンマかいな)と言われています(^。^)。何度観ても加藤寿さんのヘリコプター転落や金泰靖の「燃えよドラゴン」地下牢セットでの別撮りシーンは驚き。(2)は桂治洪監督、陳観泰主演の大傑作邵氏武侠片をよくぞここまで弄ったと言える事実上の衝撃度No,1作品。ラストの陳観泰の生死も異なります。(3)も突如画面に王虎が出て来て羅鋭と蹴り合いを始めた時は呆然!今だに「あれは夢だったのか」と思うほどの衝撃でした(^_^;)。(4)私が当ブログでこの激レア韓国バージョンを本邦初で紹介したら他のマニアが慌てて探していたのに思わず苦笑いでした(^。^)。(5)この韓国バージョンでしか観れない黄正利の連続三段蹴りは貴重な映像でしょう。(6)一部のマニアが騒いでいるほど優れた別バージョンではなく、逆に韓国別編集バージョンの悪い例がこの作品でしょう。但し韓国製オリジナルVHSは激レア。(7)ジャッキーが韓国女優と絡む別撮りシーンは要チェック。こういう映像こそ国内版のジャッキー作品DVD&BDの映像特典に入れればファンも喜ぶと思うのですが。(8)かなりマニアックな武打片ですが、そのマニアックな武打片にさらにマニアック(^。^)な別編集を施した韓国バージョン。現在韓国現地ではオリジナルVHSの入手が最も困難な作品の1本です。(9)あの胡慧中主演の抗日武打片の韓国バージョン。台湾バージョンよりもよりリアルな韓国語の台詞シーンなどチェック点多し。(10)倉田保昭のデビュー作品の韓国バージョン。このバージョンも全編韓国語吹き替えを初め、細かい編集違いが興味深いバージョン。「怒鳴剣」同様、よくぞあの口煩い邵氏公司がこのような無断編集を黙認したものです。
他にも巨龍や呂小龍主演作品の韓国バージョン。あるいはVHSを入手したまま放置状態の「女囚407号」シリーズなどなど今回のベスト10選から漏れた別編集バージョンがまだまだあります。そうは言いながらも、70年代の韓国映画界が実地した「スクリーンクオーター制度」という弊害が生んだこれらの韓国別編集バージョンのVHSが、逆に今では私たち国内外の韓国映画コレクターたちから疎まれつつも愛されている現実は何とも皮肉な現象かも知れませんね。
と言うわけで、韓国映画のレア映像&新事実を追い求める「熱風!韓国LEGENDS」、次回もどうぞお楽しみに!