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Channel: 超級龍熱
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「Shadow Warrior from GOD /金泰靖スペシャル」 ①

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さてさて、年忘れ特別企画としてお届けします「Shadow Warrior from GOD /金泰靖スペシャル」その第1回は、まだ「ブルース・リー死亡遊戯」(78)が制作の初期段階の時期に香港(恐らく)の文献に掲載された金泰靖(文中では金泰中)の記事です。文面では嘉禾影業&ロバート・クローズ監督が何人ものリーさんの代役武打星(袁標=元彪含む)を連日オーディション中である事や、昨日(この時期で)韓国からやって来た金泰中という青年の「試鏡」を行った、などの記載が確認出来ますね。この「死亡遊戯」のオーディションに至るまでの金泰靖は釜山からソウルに出て来て観たリーさんの「ドラゴン怒りの鉄拳(「~怒りの鉄拳」は韓国で初めて公開されたリーさん主演映画でした)」(72)に衝撃を受け、当時はまだ入手困難だったリーさんの写真が載った日本の映画雑誌を購入し、切り抜いた写真を壁に貼っていたほどの大ファンでした。
一応テコンドー2段を自称していた金泰靖は、お金も無いのに写真館で自分のプロモーション写真を撮って貰い、その写真をアメリカのワーナーブラザースや香港の嘉禾影業に送り、少し残った写真を韓国の映画会社に送り、さらには映画関係者とも会ったりと行動的でした。
そんな金泰靖に韓国の国際映画社から専属契約のオファーが来て、金泰靖は契約を交わし契約金も貰いますが、何とその3ヶ月後に香港の嘉禾影業から「死亡遊戯」のオーディションのオファーが舞い込みます。
金泰靖は悩んだ挙句に東亜輸出公司のイ・ウソク社長の尽力もあり、6ヶ月かけて国際映画社との契約を解除すると、香港に向かったのでした。
その際、金泰靖は嘉禾影業に見せる10枚のブルース・リーの写真の中に3枚も自分の写真を混ぜるなど、「死亡遊戯」出演にヤル気満々状態だったのでした!

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