伝説の少女コミック、初の映画化！美沙玲奈＆佐藤寛太主演「イタズラなKISS」11月公開。

さて、昨日は都内某所で溝口稔監督、美沙玲奈＆佐藤寛太主演「イタズラなKISS～THE MOVIE ハイスクール編」(16）を試写で観て来ました。
試写場で頂いたプレスを読むと、この映画は女の子だったら知らない者がいない多田かおるの大人気少女コミックの映画化だそうで、さらに多田さんが急逝された事で未完に終わりながらも、26年間にも渡って愛され続ける伝説の少女コミックとの事です。
万年落ちこぼれ女子高3年生の相原琴子（美沙玲奈）は、入学当時からズッと思い続けている学校一のイケメン＆天才男子の入江直樹（佐藤寛太）に果敢にも告白（それも登校時に高校の入り口で。当然皆が見てるって！）するも、直樹の「俺、頭の悪い女嫌いなんだよ」の一言で撃沈！！何故って琴子の直樹へのラブレターには「Leter（Letterが正解）」なんてスペルミスがあったりしたのでした(^_^;)。
大ショックの琴子でしたが、さらに父親（陣内孝則）が購入した中古住宅が欠陥住宅で、ガス管工事が原因で家が崩壊！琴子は大失恋の上に家まで無くなってしまいます。
ところが、父親の親友の入江夫妻（石塚英彦＆石田ひかり）がそんな琴子親子を自分たちの大邸宅に同居する事を快く許してくれた事で、琴子は胸を撫で下ろしますが、何とその入江家の長男こそ直樹！
唖然とする琴子ですが、その日から琴子と直樹の奇妙な同居生活が始まったのでした！（そんなアホなぁ！ってそこが少女漫画のナイスな夢ストーリーですから♪）
まあここから琴子が毎日のようにドジを繰り返し、直樹を逆キレさせたりしながらも、ひかりママの協力もあったりで、2人が次第にお互いを理解し合っていく様子がコミカルタッチで描かれていくわけです。
もしかしたら、当時も今も女の子は自分の憧れの男子と同じ家に住んで、最初は自分に冷たかったその男子と少しずつお互いを認め合いながら、最後は2人が幸せに結ばれる、という夢のような恋愛に憧れていて、それを多田かおる先生がこの「イタズラなKISS」でドンピシャ！な形として描いたからの大ヒットコミックだったのかも知れませんね。
でもこういう入江直樹のような普段は口が悪くてちょっと意地悪で、それでいて一見冷たそうなのに実は優しい。そして女性を外見や周りの評価ではなく、ちゃんとその女性の中身を見て好きになる男性って、同じ男性から見てもちょっとカッコイイ奴かも知れません(^_^)。
この「イタズラなKISS～THE MOVIE ハイスクール編」、今も恋愛に悩んでいる日本中の女性に観て元気になって欲しい映画です。
この「イタズラなKISS～THE MOVIE ハイスクール編」は、11月25日から全国ロードショーとの事ですので、是非。