Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1866

ド不運ファミリーが仕掛ける現金強奪作戦!スティーヴン・ソダーバーグ監督復帰作品「ローガン・ラッキー」今月公開!!

さてさて昨日は都内某所でスティーヴン・ソダーバーグ監督復帰作品「ローガン・ラッキー」(17)を試写(ってギリギリ最終)で観て来ました。
ジミー・ローガン(チャニング・テイタム)は不運がトコトン連鎖する人生だった。高校のアメフトのスター選手だったものの膝を故障してプロになれず、オマケに妻には離婚され、さらには弟クライド(アダム・ドライヴァー)がイラク戦争で片腕を失い、トドメとばかりに仕事もクビになった・・・!!何で俺は、いや俺たち家族はこんなに不運ばっかりなんだ!?
そんな最悪にバッドラックなローガン兄弟が一発逆転人生を狙って全米最大のモーターカーイベントNASCARのレース中に大金を強奪する計画を練ります。
しかしそれには現在刑務所に服役中の爆破のプロで知られるジョー・バング(007スターのダニエル・クレイグ。何と金髪&ド訛り役に挑戦)がどうしても仲間に必要だった。
さて、どうやってジョーを脱獄させ、またジョーを刑務所に戻す?
ここからローガン兄弟の決死のトリック大作戦が始まります。普通この手の映画は現金強奪が物語のクライマックスなんですが、この「ローガン・ラッキー」はローガン兄弟が現金を強奪してからが実に意外にして奇想天外な展開が待っています。
いや~この辺りは観ている側が「あれ?何で?えっ?そうなの!?」って感じになるほど実に面白く出来ています(^_^)。
他にも約2時間の映画の残り20分になってやっと登場するFBI女捜査官サラ・グレイソンをヒラリー・スワンクが凄味タップリに演じていたり、「エイリアン:コヴェナント」(17)のヒロイン役キャサリン・ウォーターストンがさりげなく出演していたり、ジミーが愛する娘のステージに駆けつけると、ジミーの姿を見つけた娘が予定の歌ではなくパパのジミーが大好きだったジョン・デンバーの名曲「カントリー・ロード」を歌い出し、それを見た会場の観客が思わず・・・の大感動のシーンなど見せ場も盛り沢山です。
この辺りはさすが「オーシャンズ11」シリーズのソダーバーグ監督、単なる負け犬兄弟の這い上がり人生だけでなく、その兄弟の周辺を取り巻く複雑かつコミカルな人間模様も実に繊細かつ巧みに描いています。
さあ、ド不運人生にオサラバしようと大金強奪に挑んだローガン兄弟は目の前の大金を見て何を思い、何を決断し、最後に何を得たのか?
それは皆さんが今月18日からTOHOシネマズ日劇ほかにて全国ロードショーとなるこの「ローガン・ラッキー」を劇場で観て直に確かめてみて下さい!!


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1866

Trending Articles