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Channel: 超級龍熱
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地下鉄を出ると、そこは地獄戦場だった!デイヴ・バウティスタ主演「ブッシュウィックー武装都市」来月公開!

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昨日当ブログにアップしました「死亡の塔」オープニングで秦谷と闘った白人空手家グラハム・レイヴィ師範のインタビューですが、その後「超級龍熱Facebook」でも常連さんたちやインタビュアーのリー・ホームズも交えたコメント殺到で大盛り上がりでした(^_^)。
既に寄せられた多くの情報から黄正利とグラハム師範が闘った庭園の場所と名称も確認が取れました。
恐らく当ブログと「~Facebook」がいま日本で「死亡の塔」を信者たちが最も熱く語り合っている“聖地”と言っていいでしょう。私も大変嬉しく思います(^^)v。

さて、先週は都内某所でジョナサン・ミロ&カリー・マー二オン監督、デイヴ・バウティスタ&ブリタニー・スノウ主演「ブッシュウィックー武装都市」(16)を試写で観て来ました。
ニューヨーク州ブッシュウィックの大学院生ルーシー(ブリタニー・スノウ)は彼氏のホセと共に家族に会うため地下鉄を降りると地上出口に向かおうとしていました。
ところがそこに突然火ダルマになった男性が絶叫しながら走り込んで来ます!唖然とするルーシーを置いてホセが様子を見ようと地上に出ると、手榴弾がホセを直撃!
ホセは泣き叫ぶルーシーの眼前で黒焦げで息絶えます・・・!!
ルーシーが半狂乱で地上への階段を駆け上がると、そこではまるで戦場のように激しい銃弾が飛び交い、空をヘリコプターや戦闘機が旋回していた!!
さらには街のいたるところでマスクで顔を隠し武装した戦闘部隊が住民を次々と銃撃している!あの正体不明の戦闘部隊は誰なの?外国の侵攻?一体・・・このブッシュウィックで何が起こっているの?
近くに住む叔母や妹の安否を確認しようと急ぐルーシーを街のチンピラたちが襲いますが、そのチンピラを怒涛の鉄拳で撃退しルーシーを救ったのが謎の巨漢ステュープ(デイヴ・バウティスタ!)でした。
ルーシーは並外れた体力と優れた医療知識を持ちながら何処か影のあるステュープと共に何とかこの絶望と混乱に満ちたブッシュウィックから脱出しようとしますが、彼女たちはそこから想像を絶する幾つもの修羅場を潜り抜けていく事となるのでした・・・。
謎の戦闘部隊の正体は?そしてその目的とは?果たしてルーシーとステュープが進む先には何が待っているのか!?

映画の中盤で謎の武装集団の意外な正体が判明しますが、そこからも映画のテンションが落ちる事なく、一気に衝撃にして驚愕のエンディングに向かって突き進んでいきます。
約94分の上映時間の間、ストーリー的に一切の無駄を排除し、ひたすらルーシーとステュープの主人公2人が突如戦場と化したブッシュウィックから脱出しようと懸命にもがき、足掻く姿をカメラは冷たく突き放したような映像として淡々と映し出しています。
ラストの余りのバッドエンディング振りは確かに観る側からすると唖然としますが、ここまで徹底してハイテンションな展開を最後まで貫き通すのなら、逆にこの衝撃のラストこそが相応しい、と私は思い切り納得しました。
そう、この圧倒的なまでの80年代B級サバイバル・アクション映画の香りと佇まい。いいよねえ!いや私は大変面白く観れました。ギリギリ最終試写で観れて良かった(^_^)。

余談ですが、主人公の1人ステュープを快演したデイヴ・バウティスタ。言うまでもなく彼はWWEスーパースター出身の元プロレスラーで、鍛え上げられた肉体から繰り出す必殺技バティスタ・ボムと共に2000年代中盤までのWWEユニバースを支えたトップレスラーでした。個人的には同じWWEスーパースターのジョン・シナなんかよりよっぽどバウティスタの方が俳優業に向いていると断言していいくらい抜群のカッコ良さを誇る人です(^_^)。
実はWWE参戦以前のバウティスタは独立プロなどでは「リバイアサン」のリングネームで闘っていました。
あとバウティスタはフィリピンとギリシャのハーフで、彼の奥さんは沖縄出身でアメリカ人と日本人のハーフだったりします。
バウティスタのあのワイルドでエキゾチックな風貌はそのような国際色豊かな血筋からだと思うと納得ですし、私もWWE時代から大ファンだったバウティスタにはこれからもこの「ブッシュウィックー武装都市」のような良質なアクション映画にドンドン出演して欲しいですね。
さあ、この「ブッシュウィックー武装都市」は来月11日から新宿シネマカリテ他にて全国順次ロードショー公開との事ですので是非!!


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