Quantcast
Channel: 超級龍熱
Viewing all 1862 articles
Browse latest View live

黄正利最新ドキュメンタリー『The Good Bad Boy』&『Kill ‘Em All』予告編!!

$
0
0
さてさて、以前に当ブログでも触れました今は亡きジョー・リュイスや、現在闘病中の劉家輝も出演している『Kill‘Em All』のBlu-ray&DVDが来月6日にアメリカなどで発売となるようですね。こちらで↓その『Kill‘Em All』の予告編を観る事が出来ます。

http://www.blu-ray.com/news/?id=9801

まあこの予告編を観る限りでは、ジョー・リュイス(見違えるほど肥ってしまっていますが)を含めた主要キャッスト陣も迫力のアクションを見せていますし、今からBlu-ray&DVDの発売が楽しみですね。あとジョー・リュイスはトビー・ラッセル監督作品で、マット・マリンズ主演、ドン“ザ・ドラゴン”ウィルソンやシンシア・ラスロックも出演している『White Tiger』にも参加していたので、こちらも今後のリリースに注目です。

あともう一つ海外ソフトのリリース情報ですが、こちらは我らが“鉄血銀狐”こと黄正利の最新ドキュメンタリー『The Good Bad Boy』なる作品が12月にリリースとなるようです。こちらで↓そのDVDの情報をチェック出来るようです。

http://www.boutiqueventes.com/

ただ上記のサイトを見ると、この時期でさえDVD&書籍(も同時に発売のようです)などコンテンツの詳細を殆ど載せていないようで、ちょっと怪しい感じもしない事もないので、どうか皆さんもご購入の際はご注意下さいね。
ただ、もし黄師匠のインタビュー映像などが英語字幕入りで観られるとしたら、やはり韓国クンフー映画ファンならずとも要チェックではあるでしょう。そういえば、黄師匠のドキュメンタリーだと『The Anonymous King』なんてのもあったねえ(苦笑)。

余談ですが、黄正利主演作ではいま現在でさえも激レア作品となっている王虎共演の韓国クンフー映画『黒龍江』(76)ですが、実はこの『黒龍江』にはこれまた激レアの欧米バージョン(英語吹き替え)が存在しています。
この『黒龍江』欧米バージョンは、南アフリカ在住の某氏が35?プリントで所有していて、私も以前にこの『黒龍江』欧米バージョンを観る機会があったのですが、その作品のオープニングに突如羅維影業公司(!)のロゴが映し出された時はちょっとビックリでした。そう言えば、トビー導演も權永文と一緒に香港にある某韓国系の映画会社を訪れた際には、同社が海外などへのセールスを対象とした沢山の韓国映画を所有している事に驚いた、と言っていました。ってどうでも良いけど、私も是非チャンスがあったら權永文と一緒に映画会社巡りがしたいぞっと!(笑顔)。

宿命の“賢兄愚弟”、悲しみの決着!!岳華&陳鴻烈&施思主演『土匪』 (SB)

$
0
0
昨日は都内某所でニコラス・ケイジ主演『ゴーストライダー2』(11)のマスコミ試写に行って来ました。私的にはこのシリーズのパート1が全然面白くなかったんですが、今回のパート2は十分に楽しんで観る事が出来ました♪
特に主役のジョニー・ブレイズ(ケイジ)ことゴーストライダーを執拗に追い詰める「触れる物全てを朽ち果てさせる力を持つ」凶悪魔ブラックアウトを嬉々として演じるジョニー・ホイットワースが最高に良い味出してますねー!!映画のクライマックスで暴走するトラックのボンネット上で延々と繰り広げられるゴーストライダーvsブラックアウトの激闘は必見なり!
この『ゴーストライダー2』は来年2013年は2月8日から「丸の内ピカデリー」他にて“ハングリリィィィ!”に全国ロードショーとの事です!

さてさて、先日チラッと触れましたが、今回は天映娯楽社から遂に未発売に終わった激レア邵氏兄弟公司作品で楚原導演、岳華&陳鴻烈&施思主演『土匪』(73)でいきたいと思います。
この『土匪』は街の実力者である方老爺(井?)、そして方老爺の2人の息子である兄の正児(岳華)と弟の方風(陳鴻烈)の許に美しい従妹の暁紅(施思!)がやって来る場面から始まります。暁紅は真面目で優しい正児とすぐに恋仲となりますが、それを知った粗暴で冷酷な方風は正児が方老爺と仲違いして家を出た事を見届けると、ある晩寝ている暁紅に襲いかかり暁紅を強姦し、哀れ暁紅は方風の子供を身篭ってしまいます。
方老爺にお腹の子供の父親が誰かを尋ねられた暁紅は方風の名前を告げますが、それを聞いた方老爺は激怒し暁紅を非情にも何度も殴打するのでした。
同じ頃、方風は普段から争いが絶えない県長の息子の李登耀(石天!こりゃまたディーンさん、超若いぜ♪)を射殺し追われる身となり街から姿を消すと、やがては凶悪な土匪(要するに山賊)となり犯罪を重ねていくのでした。
その頃、正児の弟分の山根(金峰。好演!)は正児のために方老爺に敢えて暁紅の父親は自分だと名乗り出ると、正児の帰りを待つ山根と暁紅は静かな暮らしを手に入れていました。しかし、そこに山賊として方老爺の財産を狙う方風、さらには省府専官として立派に出世した正児の2人が舞い戻った事で、運命の兄弟は暁紅を間に因縁の再会を果たします・・・!
ここからこの『土匪』は同じ邵氏公司の“某暴力導演”のややワンパターン的な展開(苦笑)とは異なる重厚かつドラマチックな人間模様がグイグイと観る側を引き込んでいき、流石は“浪漫武侠片導演”楚原作品である!と唸らされる展開となります・・・!
まず正児は愛する暁紅と再会すると、方老爺にとっては初孫(方風の子ですが)となる暁紅の子を既に病床で臨終の時を迎えようとしている方老爺と引き合わせますが、孫を愛おしく抱き締め終わった方老爺は暁紅の差し出すお茶を口にする寸前にこれまでの自分の数々の非情な振る舞いを悔い改めながら息を引き取ります。
そしてその方老爺の葬儀に子分(鄭康業、または本作の武術指導を担当する袁和平&袁祥仁、袁信義ら袁氏兄弟)と共に姿を見せた方風は、警察に投降を求める正児を嘲笑いながら暁紅を連れ去り山小屋に立て篭もると、警官隊と共に駆けつけた正児との決着を迫ります!
このクライマックスにおける正児と方風の決着戦は、正児が何度も何度も悔い改めるように説得するも決して改心しようとしない悪辣な方風に「二弟よ、もはやこれまでだ!」と最後の手段として備えていた“暗器”で悲痛な表情と共に兄弟である方風を仕留めるシーンで劇終となります。

まあ龍熱が当初期待していたほどの満足度が得られなかった幻の邵氏片『土匪』ですが、それは多分に“千面女郎”施思が映画の最初から最後までノン・アクションで終わってしまった点にあるかと思います。
やっぱり映画のクライマックスでは極悪非道な陳鴻烈に対して施思の“女ドラゴン殺法”が炸裂する展開じゃないと何とも淡白で物足りない印象の武打片となってしまうのはある意味仕方がないんでしょうね・・・。
ちなみにこちらで『土匪』の作品データ&同作品のオリジナル・ポスターを見る事が出来ます↓ http://hkmdb.com/db/movies/view.mhtml?id=5390&display_set=eng

戦慄の邵氏武侠片リメイク、遂に完成!『血滴子』3D版で来月現地公開!!

$
0
0
いや〜原ジャイアンツがやってくれました!日本ハムを4勝2敗で倒しての3年振りの日本一達成です♪やっぱり最後は頼れる4番の阿部が決めてくれましたね。でも日ハム栗山監督もコーチ経験ゼロ&監督1年目での日本シリーズ進出はまさに驚くべき快挙ですし、ジャイアンツが日本一を決めた第6戦も中田翔(ホント良い選手に成長したねえ)に3ランを打たれて同点になった時はG党の龍熱もちょっと焦りました(苦笑)。

さてさて、以前から世界中の邵氏片信者がその完成&公開を待ち望んでいた何夢華導演、陳観泰主演『空飛ぶギロチン』(75)のリメイクで、陳可辛監製、劉偉強導演、そして黄曉明、李宇春、余文樂、井柏然、蒲巴甲ら主演による超話題作『血滴子』がいよいよ来月27日に現地公開、それも3D版での公開となるようです!
この『血滴子』リメイク版は、確か8月辺りにも殆ど内容が判らない(苦笑)1分ほどの予告編が公開されていましたが、その後新たに2分間にも及ぶ(台湾版)予告編が公開となっていますね。こちらがその新版予告編です↓

http://www.youtube.com/watch?v=4DOA9iYrzQU

いや〜これは面白そうですねー!今回の予告編を観ると“主役”の空とぶギロチンこと血滴子に加えて、同じく何夢華導演作品で、羅烈主演の戦慄暗器片である『飛龍斬』(78)に登場した“空飛ぶ殺人ブーメラン”こと飛龍斬らしき武器もチラッと確認出来ますね。これはもしかしたら“空飛ぶギロチン”vs“空飛ぶ殺人ブーメラン”という2つの殺傷兵器の世紀の激突が観られるのでしょうか??(って完全に妄想モード突入状態♪)
龍熱としてはどうか若手明星たちのチャラ〜い恋愛劇中心の“青春型酷大片”にはしないで、血滴子という香港武侠片史にその名を刻み込む戦慄の暗殺兵器の凄みと恐怖を思い切り全面に打ち出した痛快なリメイク作品に仕上がっていて欲しい!と切に願います。
最後にこの『血滴子』の主題曲「刀鋒偏冷」は周杰倫が作曲し、出演者の1人である李宇春が熱唱しているそうで、こちらも楽しみですね♪そういえば・・・同じ邵氏片リメイクの『五毒』は一体全体どうなってしまったんでしょうか???(トホホ!)。

あの“最後のソックリさん武打星”が正統派に転向!?石天龍特別客串『絶命島』

$
0
0
今週は某特設サイト原稿用のサンプルDVDが届いたので、またこれから暫くは原稿との格闘が始まりますが、今月半ばには大阪遠征も控えていますので余りノンビリはしていられません。と言いながら、昨日は『シャークトパス』なんていう超B級モンスター映画を観ていたんですが、これってマジで下らない映画だぜぇ?と思って観ていたら・・・これが意外に面白いじゃないの!?(爆笑)。何たって鮫と蛸が合体した巨大怪獣ですから!!!(キッパリ)。

さて、昨日はこれまた購入後放置状態だった馮超導演、劉樺&霍思燕主演、そして“最後のソックリさん武打星”こと石天龍特別客串(本作武術指導兼任)のサスペンス・アクション『絶命島』(10)を観てみました。
ただこれがまた実に痛い作品と言うか(苦笑)・・・何とも面白くない作品で(トホホ!)、大富豪の龍爺(馮超)の最愛の息子が飛行機事故で死亡しますが、医者からその息子の心臓だけがまだ50時間動いている(!)と聞かされた龍爺は、部下の林雪に命じて中国各地から7人の男女(霍思燕、戎祥、餘?、程伊などなど)を自分の所有する絶海の孤島に拉致してくると、7人の中で息子と同じ血液型を持つ人間に息子の心臓を移植(ってオイオイ?)しようとします。(今回レビューに使用したDVDが中文簡略字幕のみだったので、今一つ物語の把握が厳しかったんですが、大体このような物語だと思います)
で、この男女7人の人選がデブのヤクザがいたり、何故か相撲取りがいたりと・・メチャクチャなんですが(苦笑)、その孤島、いえ絶命島にある企みを持った人間(って最後にそれが誰だか判りますが)の依頼で密かにバンコク最強の殺し屋(演じるは石天龍!)が潜入して来ます。で、この石天龍演じる殺し屋の初登場シーンで、いきなり2人の作業員を石天龍が刺殺するシーンが出て来るんですが、この数秒ながら冷酷にして鮮やかな処刑シーンからも、今回の石天龍がこれまでのリーさんアクションのコピーを売りとしたソックリさん武打星ではなく、敢えて正統派の武打星としてこの『絶命島』に挑んでいる事が判ります。
さらにこの後、この『絶命島』における最大の見せ場である石天龍vs龍爺に仕える女殺し屋(陳飛羽!)の一騎打ちが見られるのですが、ここでの陳飛羽によって左肩に斧を打ち込まれた石天龍がそのままの状態で猛然と陳飛羽と蹴り合い、最後には石天龍が陳飛羽を関節技で締め上げたまま一気にトドメを刺すまでの激しいバトルは中々の見せ場となっています。
そうは言いながらもこの『絶命島』、ここから後半の展開では何故か急に“善人”になった龍爺から霍思燕ら数人が大金を貰って笑顔全開になったり、肝心の石天龍も最後には哀れクルーザーと共に手榴弾で爆死(涙)したりと、最後まで「オイオイ?」的な展開に終始してしまっていた『絶命島』でした。最後になりますが、映画の前半であの吳志雄が台湾ヤクザの役(って殆ど地でしょうけど)で顔を見せていましたね♪
ちなみにこちらで『絶命島』のオリジナル・ポスターが見られます↓
http://hkmdb.com/db/movies/image_detail.mhtml?id=14541&image_id=168663&display_set=eng

でもどうせ同じ石天龍関連の映画を観るなら、今回の『絶命島』のようなユルユル映画よりも、石天龍があの“ノーザンレッグ”こと劉忠良と豪快なキック合戦を実現させた『Trinity Goes East』(98)の方が断然お薦めでしょう。
こちらでその石天龍vs劉忠良の対決を観られます→ http://www.youtube.com/watch?v=hJ15CcLfNWI 
これって何とか国内でも“奇跡のDVD化”とかしませんかねー!?

イケメン双子忍者、宿命のバトル!!高木心平&万平主演『はぐれ組vs忍者』上巻&下巻

$
0
0
きっと今頃は皆さんも到着したリーさんブルーレイに大熱狂しながら見入っていると思います♪そう言う私も早くリーさんブルーレイを観たいんですが、今週は原稿書きやら何やらで中々思うようにいきません(涙)。
そんな中、最近入手したのが『女子率角大決賓』なる古い韓国映画なんですが、何とこれ70年代(恐らく)の韓国女子プロレスを題材としたドキュメンタリー作品で、劇中では韓国現地の体育館で行われた怪しげな女子プロレスの試合が延々と映し出されていますねー!韓国産のプロレス物と言えば“韓国の猛虎”こと大木金太郎の韓国製VHSが何処かにあったと思いますが、確か「国際プロレス:クロニクルDVDボックス」上巻&下巻でも国際在籍時代の大木の試合が沢山収録されていて、大木vsニック・ボックウィンクルのAWA世界戦、大木vs上田馬之助のインター戦、あと大木vsディック・ザ・ブルーザー戦(懐かしの60分3本勝負!)なんてマニア号泣の試合も多数収録されていました。特に大木vsブルーザー戦では大木のヘッドパッド攻撃に逆ギレしたブルーザーがリング下のテレビ放送席にやって来ると何と日本語で「ブルーザー、イチバァァァン!オオキ・・・キチ●イ!!」とかなり危ないマイク・アピールを繰り広げるシーンもバッチリ収録されていましたっけ(苦笑)。

さてさて、昨日は舞原賢三監督、高木心平&万平主演『はぐれ組vs忍者』(12)上巻&下巻のDVDを一気に観てみました。高木兄弟といえば『テニスの王子様』や『獣拳戦隊ゲキレンジャー』、そして『桜蘭高校ホスト部』などで知られるイケメン双子ですが、今回は2人が凄腕の兄弟忍者である昴(心平)と誉(万平)に扮し壮絶な忍者バトルにその身を投じていく様を好演しています。
私がこの『はぐれ組vs忍者』で面白いと思ったのが上巻の冒頭で、誉との激闘で負傷した昴が羽黒組なる怪しげなヤクザたちに助けられ、そのまま組の舎弟(苦笑)になってしまう辺りからでした。
実はこの羽黒組、一見全員がドジでマヌケな組員ばかりに見えるのですが、彼らこそドスの名手、ラッパー、相撲取り、テキ屋の姿を借りたその道の達人集団だったんですね。
忍者の冷酷非情な世界しか知らなかった昴は当初は羽黒組たちに激しい拒絶反応を見せますが、毎日の羽黒組たちとの心温まる交流で昴は初めて人間の優しさに触れると、彼ら羽黒組たちそれぞれから得意の格闘テクニックを伝授される中で、忍者の生き様の愚かさと人の優しさを知るのでした。(いや〜これこそ往年の香港クンフー映画で多々見られた王道的展開ですねえ♪)
また『はぐれ組vs忍者』下巻では、さらに3人の凶悪な忍者が昴に挑戦して来ますが、昴は羽黒組の人間が1人、また1人と忍者軍団に倒されていく中、遂にお互いに共闘する事を誓った誉と共に自分たちに迫る極悪忍者たちとの最後の決戦に挑んでいきます!
劇中で展開される昴&誉の忍者アクションも、近年お決まりのワイヤー・アクション中心ではなく、敢えて拳と拳、そして剣とドスが真っ向から火花を散らす“ハード・ファイト”で構成されている点は十分に評価出来ますし、今回その迫力の忍者アクションをプロデューサー&アクション監督として構築したのが「J-STUNTS NETWORK」の臼木基晴さんなんですね。
臼木さんは元々は倉田プロモーションにいらっしゃった方で、何を隠そう今から17年ほど前に私がドラゴンこと倉田保昭さんに初めてインタビューさせて頂いた際に、ドラゴンのマネージャーとして辣腕を振るっていらっしゃった方です。
こちらで臼木さんの詳しいプロフィールが見られます→ http://www.k2.dion.ne.jp/~j-stunts/profile.htm#profile

あと今回の『はぐれ組vs忍者』上巻&下巻DVDの映像特典では、高木兄弟と臼木さんによる「ビジュアル・コメンタリー」が収録されているのですが、私はこのコメンタリーもそれぞれ大変楽しく観れました♪と言うわけで、高木心平&万平主演『はぐれ組vs忍者』上巻&下巻、DVD絶賛発売中との事ですので、是非!!

“和製ドラゴン”倉田保昭が『七福星』でジャッキー・チェン“不敗神話”に挑む!!

$
0
0
さて、今週は都内某所で来週に迫りました大阪でのトークライブの打ち合わせをスタッフの方々と行ったり、原稿絡みで洪金寶&成龍&元彪揃い踏みによる“福星系列”のサンプルDVDを延々と観る毎日なんですが、中でもシリーズ第3弾となる『七福星』(85)、これはこと劇中で披露されるクンフー・ファイトに関してはシリーズ最高峰ですねー!!
特にクライマックスで怪しげな喫茶店♪を舞台に展開されるサモ・ハンvsリチャード・ノートン、ジャッキーvs倉田保昭、元彪vs鍾發、そしてサモ・ハンvs倉田保昭はド迫力かつコミカル・ティスト満載の素晴らしいファイト・シーンの連続で、もう本当に何度観ても面白い!
サモ・ハンvsノートン戦で、ノートンがサモ・ハンを殴打した後に憎々しげに「Painfull?(痛いか?)」と問いかけると、それにサモ・ハンが自分の血をノートンの手に「ベチャ!」とお返しして、それにノートンが「こ、この野郎ォォ!?(怒)」と激怒する爆笑シーン、ここは龍熱が大のお気に入りのシーンなんですね(笑顔)。
でもこの『七福星』のクライマックスにおける最大の注目点は、我らが“和製ドラゴン”こと倉田さんがダブル・サイを手にジャッキーを徹底的に追い込み、そのままジャッキーに“勝利”するシーンでしょう。何しろ超級巨星となった後のジャッキー・チェンに勝ったまま終わるという“快挙”を達成した武打星は恐らくはドラゴンぐらいでしょうし、実際この時のジャッキーは撮影現場でも「俺は映画の中で負けたまま終わった事はないんだよ!」と相当当惑していたそうです。
実は私もこの『七福星』での対ジャッキー・チェン戦に関しては、これまでもドラゴンに機会ある度に訊いていまして、例えば数年前に東京国際映画祭で行われた『イップマン/葉問』上映時のドラゴンとのトークショーや、今年4月の『レッド・ティアーズ』公開記念イベントのトークショーでもこの『七福星』での対ジャッキー戦についてはドラゴンに訊いています。
特に『レッド・ティアーズ』のトークショーでは、私もドラゴンにかなり突っ込んで訊きまして(苦笑)、ドラゴンも満員の会場を見回しながら「いや〜あんまり話すと悪口っぽくなっちゃうからなぁ!」と言いながらも、この『七福星』撮影当時のサモ・ハンとジャッキーの“微妙な関係”なども含めた貴重なエピソードを語って下さっていました。
ただこのドラゴンが『レッド・ティアーズ』トークショーで『七福星』の対ジャッキー戦について詳細に語っている部分は、先日東映ビデオさんから発売されたドラゴン主演作品DVDの映像特典には残念ながら未収録となっていましたね。
またこれは余談ですが、前述の東京国際映画祭で行われたドラゴンと私のトークショーも、以前に「アジアの風」ディレクターである石坂さんに確認して頂いた所「お2人のトークショーは映画祭側も撮影していないようです!」との事で、これまた当日会場にいらっしゃって下さった方々だけがあのトークショーの“目撃者”となったわけです。
そう言えば、この東京国際映画祭のドラゴンとのトークショーでは、私もこれまでにもまだまだ語り尽くせない舞台裏エピソードが色々とあるので、今度ジックリと時間を取って記憶をたどってみたいと思います。

“美しきマッスル・レディ”西脇美智子参上!『香港発活劇エクスプレス/大福星』

$
0
0
さてさて、ここ数日間は相変わらず原稿絡みで“福星系列”のサンプルDVDを観る日々が続いていますが、先日の『七福星』に続いて、今度は『香港発活劇エクスプレス/大福星』(85)を観ていました。
本作は富士急ハイランドなどで日本ロケを行っているんですが、その劇中ではブリジット・リンこと林青霞の水着写真が“微妙な意味”で画面に映ったり、あの楊斯が“最強警護人ボロ”のイメージがブチ壊れ的な爆笑キャラで出演していたり、ジャッキーが某アニメキャラの着ぐるみで大暴れしたりと、どうも作品としての全体的なバランスがイマイチですねえ。
ただそんな中で1人強烈な印象を残している和製女武打星こそがかつては“ボディビル界の百恵ちゃん”として一世を風靡し、現在はアメリカでアクション(スタント)女優として活躍する西脇美智子でしょう!いや〜この『大福星』での西脇vs胡慧中の“日本vs台湾、女武打星真っ向バトル”は何度観てもナイスですねー!
特に黒のレオタード姿の西脇とシベールがガップリ四つに組み合い、そのままお互いの身体を何度も壁に叩き付け合った後に、最後は2人が一気に壁を突き破って倒れ込むと、そこで待っていたサモ・ハンにまで勝負を挑んだ西脇が「ガーン!」と一発でサモにノックアウトされるまでのスリリングかつコミカルな流れは、本当に圧巻の仕上がりで素晴らしいです。
でも龍熱としては西脇美智子の香港映画時代のベスト1は?と訊かれたら、それこそ迷う事無く“皇家師姐系列第3弾”である楊麗青&藤岡弘主演『香港・東京特捜刑事』(88)だと断言します!(キッパリのキッパリ)。
この映画のクライマックスで西脇は狄威とコンビを組み、我らがシンシア嬢こと楊麗青と藤岡弘(実は藤岡刑事は決戦の序盤で哀れ失神退場!トホホ!)相手にもう一世一代と言っても良い狂乱の暴れっ振りを見せていますので、もしまだこの『香港・東京特捜刑事』を未見の方がいらっしゃったなら、是非とも現在は惜しくも廃盤である同作品の国内(英語)版VHSの探索&救済を強くお薦めしたいですね。
最後に西脇美智子で思い出したんですが、西脇関連作品だと確か『西脇美智子のファミリーボディビル』や日活ロマンポルノ『お嬢さん探偵/ときめき連発!』(87)なんてVHSも何処かにあったなぁ。
特に『お嬢さん探偵/ときめき連発!』は以前に友人からオリジナルVHSを貰ったんですが、これって今ではマニアの間では激レア・アイテムになっているそうですね。ただ恐らく西脇さんご自身にとってこの作品の存在は“無かった事”にして欲しい過去なんでしょうね・・・。

李小龍と武打片を語る事は喜びである!トークライブ「龍熱×龍活超級激突!」御来場感謝!

$
0
0
さてさて、一昨日は全日本スキマ企画さん主催による「ブルース・リー生誕72周年/辰年記念 誕生祝賀オフ会」として開催されたトークライブ、題して「龍熱×龍活超級激突!」にゲスト出演させて頂くべく大阪に行って来ました。
結論から言いますと、当日の私は会場にいらっしゃった沢山の皆さんと本当に楽しい数時間を過ごさせて頂きました!
ライブはまずは司会のちゃうシンイチーさんと古山宏明さんの名コンビによるコミカル&貴重な書籍紹介コーナーで早くも観客の皆さんの爆笑を誘い、さらにはリーさんの超激レア・グッズ紹介コーナーでは観客の皆さん(と私も)はそれこそ息を呑んで数々のリーさんグッズに見入っていました。
そして私こと龍熱のトークライブのコーナーでは、司会のちゃうシンイチーさんのスムーズかつポイントを抑えた進行振りにも助けられまして、私自身もこれまで一度も書く事がなかった様々な武打星たちに関するエピソードなど色々とお話させて頂きました。また当日のイベントでは私が大好きなクンフー映画である『死亡遊戯』、『片腕カンフー対空飛ぶギロチン』、『少林虎鶴拳』、『ワンチャイ天地大乱』、『イップマン/葉問』などのハイライト・シーンの映像を会場の皆さんと一緒に観る事が出来た事も感激でした♪
そして当日の会場で私が何よりも嬉しかったのが沢山の“龍熱者”の皆さんと直接お話する機会を持つ事が出来た事で、会場では皆さん全員が本当に礼儀正しく、そして最高の笑顔で私を迎えて下さった事に対して、こうしてブログを書いている今も感謝と感激の気持ちで胸が一杯です。大阪の皆さん、そして全国から駆けつけてくださった方々、本当に楽しい時間を共有させて頂いた事に心から感謝致します。ありがとうございました!!
最後に、今回このような素晴らしいトークライブを企画して下さった全日本スキマ企画のちゃうシンイチーさん、大阪滞在中全てに渡って私をサポートして下さったドラたまさん、同じライブのゲストとして大阪に同行して下さった古山宏明さん、当日名カメラマンとして活躍して下さった菊三脚さんを初めとするライブの関係者の皆さんに厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。そう、ブルース・リー、いえリーさんとクンフー映画を語る事は喜びである!!皆さん、本当に楽しかったです。また何時かお会いしましょう!!

本日11月27日は“伝説のドラゴン”ブルース・リーの72回目の誕生日です!

$
0
0
いや〜結局買ってしまいました「藤波辰爾デビュー40周年記念DVD-BOX」♪以前からドラゴン(って倉田さんじゃなくてマッチョドラゴンね)のジュニア時代の試合をBOXで出してちょーだい!と叫んでいた私ですが、全4枚組DVD+豪華ブックレット付きのDVD-BOX、これから1試合ずつ観て行くのが楽しみです♪
そういえば最近ネット上で第5回MSGシリーズのドラゴンvsキラー・カーン戦(何と30分フルタイムの激闘!)がアップされてて大喜びでした。実はこの試合当時ちゃんと録画しながら何を思ったか消してしまっていて心から後悔の日々でした。
確かこの放送の時はメインが猪木vsアンドレ戦で、アンドレの超高角度“ジャイアント・バックドロップ”がアントンに炸裂して・・・って昭和プロレスの話になるともうキリがないなぁ(苦笑)。

さて、本日11月27日は我らがリーさんこと“伝説のドラゴン”ブルース・リーの72回目の誕生日です。
私も含めた世界中のリーさん信者の皆さんも、毎年この日を迎える度に何とも厳粛かつハッピーな気分になるかと思いますが、私自身も今年は一際感激の思いで今日を迎えております♪
その理由としてはまず先日9日に私たちリー信者が長年待ち望んでいた東宝東和版『ブルース・リー死亡遊戯』を初めとする4枚の最強盤Blu-rayが発売となった事。さらには先日23日に大阪で開催されたトークライブ「龍熱×龍活超級激突!」で、僭越ながら私、龍熱が乾杯の音頭を取らせて頂きご来場下さった沢山の皆さんと一緒に(4日早い)リーさんの誕生日をお祝いするという本当に楽しい出来事があったからなんですねー♪
恐らく今頃は多くのリーさん信者の皆さんも今日のリーさんの誕生日をそれこそ様々な形でお祝いしているかと思いますが、特に今年はリーさんの最強Blu-ray、それも「エクストリーム・エディション」4枚を思い切り堪能しながら我らが“世紀の闘神”の生誕日を共に祝おうじゃありませんか!?いや〜最高です♪幸せです♪
リーさん、72回目のお誕生日おめでとうございます!!私たちはここから天国にいる貴方に心の底からこうお祝いのメッセージを贈りたいと思います!BRUCE LEE NEVER DIES!!李小龍FOREVER!!

李小龍、最強的Blu-ray出撃!? BRUCE IS BACK!そして『死亡遊戯』FOREVER!!

$
0
0
先週の大阪遠征から帰って来て、今日やっと「IMAGICA BS」さんの原稿の入稿&校正が終わり、今はホッと一息です。
これで楽しみにしていた「藤波辰巳DVD−BOX」が観れるぞ♪って早速にいまDISC1から観ているんですが、いや〜マスクド・カナディアン(正体はあのロディ・パイパー)戦やラウル・マタ戦(何とドラゴンの原爆固めも逃れる強敵!)とのWWWFジュニア海外防衛戦なんて懐かしいなぁ!これ一気に全部観ちゃうの勿体無いよね♪
でも監修の流智美さん、何でドラゴンvsエル・カネック白熱の前哨戦〜カネック敵前逃亡(って実際は外人仲間のイジメが原因で無断帰国)〜代役のイワン・コロフにドラゴン怒りの飛龍原爆固め炸裂!の伝説の事件&試合が未収録なんですか?この時期の試合なら絶対に当時TV録画していたファンがいたはずなので、是非今後のDVD化に期待していますよー!

さてさて、ちょっとタイミングがズレてしまいましたが、これまで延々5回に渡って連載して来ました「李小龍、最強的Blu-ray出撃!」ですが、今回の第6回を持ちましてフィナーレ、大結局とさせて頂きます。
既に皆さんのお手元にもリーさん最強盤Blu-ray「エクストリーム・エディション」全4枚が届き、恐らくは毎日のように『死亡遊戯』東宝東和版のリーさんのド迫力の怪鳥音、『ドラゴン怒りの鉄拳』東和版のマイレメ熱唱の英語主題歌、さらには『ドラゴン危機一発』の藤岡リーや『ドラゴンへの道』の柴さん唐龍の味わい深い吹き替え音声を堪能されていると思います。
私の許にも先日リーさん最強盤Blu-ray4枚が無事に届きまして、先月27日のリーさん72回目の誕生日も最強盤Blu-ray4枚と共にそれこそ最高の形で迎え、また祝う事が出来ました♪
特に『死亡遊戯』東宝東和版に関しては、私自身も本当に強い思い入れがありまして、例えば少年時代に外人記者クラブのディナーショーで父と一緒に『死亡遊戯』を観た事、ロードショー公開から名画座に『死亡遊戯』が落ちてからも何度も映画館に通い館内の最前列に陣取るとスクリーンに映る池漢載の台詞の“英語字幕”をカメラでバシャバシャ!と撮影(隣のお客さん、ごめんなさい!)したり、「水曜ロードショー」で『死亡遊戯』が初放送された時はビデオ録画しながらも同時に二ヶ国語音声ラジオで音声を録音したり・・・本当に龍熱少年は色々とやりましたねえ(苦笑)。
そしてそれら子供時代からの様々な思い出も、こうして最強盤Blu-rayに収録された『死亡遊戯』東宝東和版の映像を観ていると本当に懐かしく、また楽しい思い出として甦って来るわけで、これは本当に幸せな事なんだなぁ!と改めて実感しています。また今回の『死亡遊戯』Blu-rayでは、私が『死亡遊戯』香港バージョンの映像を提供させて頂きまして、『死亡遊戯』Blu-rayのジャケットには「映像提供者」として私の名前も表記して頂きました。
私もこれまでにも様々な形で香港クンフー映画関連ソフトに関わって来ましたが、今回、私の大好きなリーさんの『死亡遊戯』にこのような形で協力する事が出来た事は一際嬉しく思っていますし、改めて江戸木純さん、ツインさん、パラマウントさんに心から感謝したいと思います。ありがとうございました。私は今でも今年の7月上旬に私の携帯にかかって来た「いよいよ東宝東和版『死亡遊戯』と『怒りの鉄拳』がソフト化です!是非協力して下さい!」との江戸木さんの電話の声が忘れられません。思えば江戸木さんとは最初ドニー兄貴の『ドラゴン危機一発97』VHS発売の際に声をかけて頂き「龍熱さん、この映画でドニーを日本でBIGにしましょう!」を合言葉に何度もお仕事をご一緒させて頂きましたが、江戸木さんは私に対して何時も誠実に対応して下さいました。江戸木大兄、今回は本当にありがとうございました。そして監修作業本当にお疲れ様でした。
さあ、「李小龍、最強的Blu-ray出撃!」は今回でフィナーレとなりますが、皆さん、最後にもう1度だけご唱和下さい!『死亡遊戯』東宝東和版奇跡のソフト化と共に“世紀の闘神”生誕を祝う私たちリー信者の合言葉は!?そう、BRUCE IS BACK!そして『死亡遊戯』FOREVER!!

特設サイト「黄金のクンフー&アクション」に、“偉大なるデブゴン”洪金寶&『福星』系列登場!

$
0
0
どうやらアイザック・フロレンティン監督とスコット・アドキンスが『NINJA2』を撮るようですね。国内でも無事にDVD化を果たしている『NINJA』(09)の続編となる本作ですが、今回悪の忍者“中原”としてアドキンスと対決するのが何とケイン・コスギだそうで、これはちょっと楽しみです。あと前作『NINJA』でも体当たりアクションで頑張っていた肘井美佳さんも『NINJA2』に出演するそうでこちらも楽しみです♪肘井さん、どうか怪我に気をつけて撮影頑張って下さい!

さてさて、龍熱が「IMAGICA BS」さんの特設サイトで連載中のコラム「黄金のクンフー&アクション」、その第11回が更新となっております。こちらがその最新コラムのアドレスです→ http://www.imagica-bs.com/kunfu/keyword/index.html
今回は「サモ・ハン&ラッキー・スターズ!香港アクション映画の王道“福星”シリーズ一挙放送!」と題しましてサモ・ハンこと洪金寶導演&主演による『五福星』、『香港発活劇エクスプレス/大福星』、そして『七福星』の3本の“福星”シリーズをまたまた龍熱が熱く語っておりますので、是非ご覧になって頂ければ幸いです。
そう言えば、先日大阪で開催されたトークライブ「龍熱×龍活超級激突!」で、私がこれまでにインタビュー取材などで対面を果たした数々の武打星との思い出を語る「龍熱 激闘7番勝負〜龍熱が取材した功夫映画俳優との想い出を語る!」のコーナーでも会場の皆さんから一番リクエスト&拍手が多かったのが誰あろうサモ・ハンでした。
私も当日はその会場の皆さんのご要望にお応えするべく、05年に『SPL/狼よ静かに死ね』 のキャンペーンで来日したサモ・ハンに直撃インタビューした際のエピソードを出来る限り細かくお話させて頂きました。
そういう意味でも、私も今回の「黄金のクンフー&アクション」の原稿執筆やトークライブなどで、改めて“偉大なるデブゴン”サモ・ハンの根強い人気を再認識しましたし、これから「IMAGICA BS」さんで放送される『福星』シリーズ3本でサモ・ハンがジャッキーやユン・ピョウらと共に銀幕の中で大暴れする姿を是非とも堪能して頂きたいと思います!!
というわけで、特設サイト「黄金のクンフー&アクション」その第11回「サモ・ハン&ラッキー・スターズ!香港アクション映画の王道“福星”シリーズ一挙放送!」是非是非よろしくお願いします!!

熱風!韓国LEGENDS(65) 炸裂する必殺の頭突き殺法!李大根主演『平壌パッチギ!』

$
0
0
昨日は都内の某駅地下街でトニーこと赤木圭一郎主演『大学の暴れん坊』(59)のDVDが格安で販売していたので思わず購入。この映画、前から観たかったのでちょっと嬉しいです♪モノクロ画面の中で大暴れするトニー楽しみです!
あと海外の友人からのリクエストで上官霊鳳主演『十二生肖』(78)のVHSをゴソゴソと探索。すぐに出てきましたが、確かこの映画って相当に“イっちゃってる映画”だったような(苦笑)。だって皆さんもこの画像見ただけでも相当“イっちゃってる”と思いません??→ http://hkmdb.com/db/movies/image_detail.mhtml?id=9701&image_id=91745&display_set=eng

さて、ちょっと久々の「熱風!韓国LEGENDS」第65回ですが、今回は南基男監督、李大根主演の韓国ヤクザ・アクション映画『平壌パッチギ!』(82)でいきましょう!
実は私は大の隠れ大根兄貴ファン(って別に隠す事もないけど♪)でして、これまでにも過去に韓国現地で発売された大根兄貴主演の韓国アクション映画は殆ど入手して来たのですが、この『平壌パッチギ!』だけはかなりの激レア・アイテムで中々入手する事が出来なかった事もあって、今回の待望の鑑賞レビューは感激でした♪
で、皆さんは“パッチギ”なる韓国語を聞くと、恐らく殆どの方が井筒和幸監督の日本映画『パッチギ!』(05)を思い浮かべるかと思いますが、この“パッチギ”の意味は「突き破る、乗り越える」の意味と共に「頭突き=ヘッドパット」の意味があるんです。そう、この『平壌パッチギ!』は大根兄貴演じる主人公チルボクがその破壊力満点の頭突き殺法で悪等共を片っ端から倒していく痛快アクション映画なのです!!
戦時中の韓国、田舎で飲食店「平壌星」を経営するパッチギの名手パク・ジャンソン(ベク・イルセブ)の息子チルボク(大根兄貴!)は、恋人のボクスン(ハー・ジン)と幸せに暮らしていましたが、チルボクが横暴な日本人荒木(“韓国悪役商会”朴東龍♪)を誤って父親直伝のパッチギで殺してしまい、それを知った悪辣な密告者ソン・ダルスーが日本人警官と共に「平壌星」に乗り込んで来ます。
ジャンソンは辛うじてその場から難を逃れますが、チルボクは捕らえられ投獄されてしまいます。さらに1人残った恋人のボクスンはソン・ダルスーに無理やり強姦された上にソンの情婦として生きていく事を強いられるのでした。
やがて戦争が終わり、出所したチルボクはソウルに出ると得意のパッチギを武器に大物ヤクザへとノシ上がっていきますが、何時もチルボクの心には故郷で離れ離れになってしまった恋人ボクスンへの想いがありました。
しかし悪漢ソン・ダルスーもまたソウルで大物ヤクザとなって悪事を繰り返しており、ある日チルボクは愛するボクスンがソンの情婦となっている事を知り愕然とします。
さらにはソンは自分の暗い過去を知るパク・ジャンソンが同じくソウルで飲食店を開いている事を知ると、子分と共にジャンソンを襲撃し、非情にもジャンソンを刺殺します!
自分の父親が怨敵のソン・ダルスーに殺された事を知ったチルボクは、亡き父親の墓前で泣き崩れながらも「アボジィィィ!おのれ・・・ソン・ダルスウゥゥ!イィィッセッキヤァァァァ!!」と怒りを爆発させ、そのまま走って(!)ソン・ダルスーが待ち受けるアジトへと乗り込んでいきます!さあ!ここからは大根兄貴演じるチルボクの必殺のパッチギことド迫力の頭突き攻撃がチルボクに襲いかかって来るソンの子分たちに次々と「ドカッ!バキィッ!ドカッ!」と炸裂します!いや〜龍熱はこれが観たかった!(大拍手!)
そして最後はチルボクvsソン・ダルスーの一騎打ちとなりますが、ソンのナイフ攻撃からチルボクを庇ったボクスンがチルボクの目の前でソンに刺殺され、それに激怒したチルボクが猛然とソン・ダルスーとキック合戦を展開!(ってこの2人の蹴り合いは完全に蹴り技の得意なスタント・ダブルを使ってるなぁ・・・トホホ!)遂にはチルボク渾身のパッチギを浴びたソン・ダルスーがその場に崩れ落ち、映画は劇終となります。

私が今回この『平壌パッチギ!』に登場する大根兄貴やベク・イルセブのパッチギ殺法を観て興味深かったのが、父親役のベク・イルセブが繰り出すパッチギがあの“韓国の猛虎”こと大木金太郎を彷彿させる片足を上げての一本足原爆頭突きだったり、息子役の大根兄貴が繰り出すパッチギが相手の顔面めがけて横から鋭角的に叩き込む変則的なスタイルの頭突き攻撃だった事ですね。そう言えば大根兄貴はシラソニを演じた時もパッチギやってたなぁ。
改めてこういうユニークな題材のアクション映画なら是非また韓国でリメイクして欲しいですし、そのリメイク版では大根兄貴に今度は父親役で出演して欲しいですね。
ちなみにこちらが韓国映像資料院の『平壌パッチギ!』の詳細データです→http://www.kmdb.or.kr/movie/md_basic.asp?nation=K&p_dataid=03643

まさに韓国ヤクザによる喧嘩殺法の常套スタイルであるパッチギを題材とした李大根主演作品『平壌パッチギ!』本邦初のレビュー、楽しんで頂けたら幸いです。
最後になりましたが、今回この『平壌パッチギ!』の映像を快くご提供下さったM.Kさんに感謝します。ありがとうございました。と言うわけで、韓国映画のレア映像&新事実を追い求める「熱風!韓国LEGENDS」、次回もどうぞお楽しみに!

THIS IS 甄子丹(31) 飛び出す“無敵美猴王”!!ドニー・イェン版『西遊記』に熱烈期待!

$
0
0
さて、久々の「THIS IS 甄子丹」第31回ですが、改めてドニー兄貴最新作にして3D超大作『大闹天宫』、今から来年の公開が楽しみですね♪すでに多くのドニー兄貴信者の方々もチェックなさっているかと思いますが、こちらで“美猴王”になり切っている(ドニー兄貴によると「孫悟空のメイクは毎回4時間かかる!これまでで一番ハードな仕事だ!」だとか)のポスターが見られます↓

http://news.mtime.com/pix/2012/12/03/317439.html

またこちらでちょっと出し惜しみ的♪な予告編2種が見られますね↓

http://www.youtube.com/watch?v=vzWZYSHCjyY

http://www.youtube.com/watch?v=VPdsJ0xqE04

それにしてもドニー兄貴と“影帝”周潤發、さらには郭富城や樊少皇(拍手♪)との豪華共演、本当に楽しみですね!ってそういえばドニー兄貴、年末から撮影に入るはずだった『葉問3』はどうなったの???『大闹天宫』共々『葉問3』も超楽しみにしていますよー!!

THIS IS 甄子丹(32) ドニー・イェンが『捜査官X』『エクスペンダブルス2』『葉問3』を語る!

$
0
0
さて、さらなる「THIS IS 甄子丹」第32回ですが、最近海外のネットを流していたらドニー兄貴のインタビュー記事(英文)が3本ほど目に留まりましたのでご紹介です♪
まず1本目のインタビューはこちらです↓

http://collider.com/donnie-yen-dragon-interview/214632/

このインタビューで興味深いのがドニー兄貴が『エクスペンダブルス2』への出演オファーが実際にあった事を明かしていて、さらにそのオファーを断った理由も語っている事でしょう。ドニー兄貴曰く「確かにシュワルツネッガーやスタローンと共演できるのは嬉しかったけど、これだけのキャストの大作だと自分の個性を表現する事に限界があると感じて残念だったけどオファーを断ったんだ」との事です。あとドニー兄貴がMMAにも触れている箇所も要チェックです。


2本目のインタビューはこちらです↓

http://www.movieweb.com/news/exclusive-donnie-yen-talks-the-martial-arts-throwback-dragon

このインタビューではドニー兄貴が『DRAGON(『捜査官X』のアメリカ題名)』を中心に語っていますが、後半部分では新作の『急凍奇侠』について「この映画は3Dで撮るんだけど『ハイランダー』みたいな映画だよ!」と語ったり、某武打星とメチャクチャに揉めた(苦笑)果てに完成した『特殊身分』に関しては「この映画は『導火線』と同じ現代アクションで僕は潜入刑事の役なんだ。とにかくアクションに注目して欲しい!本当に『導火線』を超えているし、この手の総合格闘技ティストが好きなファンには絶対に楽しめる映画になってるよ!」との事で・・・もうこれは『特殊身分』が待ちきれないぜ!


最後の3本目のインタビューはこちらです↓

http://www.craveonline.com/film/interviews/200975-an-old-steinbeck-machine-donnie-yen-on-dragon-and-ip-man-3-#.UL7e32HKqPo.facebook

このインタビューではドニー兄貴が『DRAGON』で共演した王羽や恵英紅についてコメントしていたり、『DRAGON』と『ヒストリー・オブ・バイオレンス』の関係、さらには王家衛監督作品『一代宗師』に関してもコメント(!)している部分が面白いんですが、何と言ってもドニー兄貴信者最大の注目作品である『葉問3』についてドニー兄貴が語っている部分が注目でしょう!
ドニー兄貴曰く「良い質問だね(苦笑)。誰もが僕に『葉問3』について聞いて来るけど、僕自身何時かは『葉問3』を撮るつもりだし、タイミング次第なんだ。僕にとっても『葉問』と『葉問2』への出演は映画自体の成功や僕のキャリアを大きく飛躍させただけではなく、それ自体がとても勉強になったんだよ。この2本に出演した後、沢山の親子が僕に会いに来てくれてこの映画を作った事に感謝してくれたんだ。それは子供たちが『葉問』と『葉問2』を観て、自分たちが良き学び人になるための勇気を貰えた!って事なんだ」うう〜ん!これはちょっといい話ですねえ!
と言うわけで、ドニー兄貴信者の龍熱がドニー兄貴信者の皆さんにお届けする「THIS IS 甄子丹」、次回もどうぞお楽しみに!

“インドネシアの星”ビリー・チョンこと荘泉利は今だ健在なり!

$
0
0
先週は飛び込みの原稿を1本仕上げたり、昨日は衆院選選挙の投票に行ったりでバタバタしていました。その間にも国内外のコレクター仲間から色々とDVDが届いているんですが、中々それらを観る時間が作れないのが辛い・・・ってそのDVDの中にあの陳天星主演『李小龍外傳』なんてのがあったぞ(涙)。この男まだ懲りずに偽リーさん物撮ってるのか?(唖然)。

さて、最近またまた海外サイトを流していたらレトロ・クンフーファンにはちょっと嬉しいYou Tube映像を発見しました。こちらです↓
http://www.youtube.com/watch?v=MW7wSd1cnFY&feature=player_embedded

そうです、あの“インドネシアの星”ことビリー・チョンこと荘泉利が「Special Effect Action @ Trans Studio Bandung 」なる番組のホスト役らしき事を務めている姿なんですが、映像の冒頭で荘泉利が見せる蹴り技なんてまだまだ切れ味鋭いですねー!(拍手)。エターナル・フィルムの超新星として80年代を中心に数々の香港クンフー映画に主演した荘泉利ですが、国内でも大映ビデオなどの尽力で何本ものVHSがリリースされ、今だに世界中に多くのファンがいる人ですね。
その荘泉利が何故に香港映画界からフェードアウトしていったのか、またはその後の2度に渡る香港映画復帰のチャンスの際のトラブルなどについては、私もキングレコードさんからリリースされている王羽主演作品『いれずみドラゴン/嵐の血斗』(73)DVDのオーディオ・コメンタリーの中で詳しく話していますので、是非そちらもチェックして頂ければと思います。
あと荘泉利ってインドネシア時代にもウイリー・ドーザン名義で怪しいホラー映画とかボクシング映画とか色々と出てるんだよねー!(苦笑)。今度そういうヘンテコ映画ばかりの特集もブログでやりたいなぁ。
で、最後にビリー信者の皆さんにかなりご機嫌な様子のビリーのプライベート&ファミリー映像をどうぞ♪

http://www.youtube.com/watch?v=BjTcb4gn0mI

http://www.youtube.com/watch?v=dgxB46e3Pyg

あのボロ・ヤンこと楊斯が帰って来た!『THE WHOLE WORLD AT OUR FEET』

$
0
0
今週は親しい友人たちと渋谷でちょっと早めの忘年会を開催したんですが、まあそこで出る話題がいきなり李錦坤ですからね♪いやはや本当に時間を忘れるほど楽しい一時でした。
李錦坤といえば、最近は友人に頼まれたりで何かとこの鈴木正文の弟子でもある本格派空手武打星の主演作品VHSの再生頻度が多くて、例えば『唐山猛虎』(74)とか『死亡挑戦』(74)とかでも我らがラリー師匠は中々見事な武打シーンを披露してくれています。特に『唐山猛虎』のラストの李錦坤vs龍子飛(即:永田晃)のマラソン・バトルなんて延々10分ぐらい「バチ!バチ!」やっとりますねー!これは今度李錦坤や永田晃の両人と親交のある染野行雄さんに色々と2人のエピソードを聞かないといけませんね♪

さて、前回の荘泉利に続いてまたも香港クンフー映画のLEGEND情報です。あのボロ・ヤンこと楊斯が出演している新作映画『THE WHOLE WORLD AT OUR FEET』(13)が現地公開となっているようです。こちらでその予告編を観る事が出来ます↓

http://www.youtube.com/watch?v=_kYpdjmv2jQ&feature=youtube_gdata_player

でもこの予告編を観ると楊斯は棍術アクションを披露したりしているようですが、どうもゲスト出演っぽいですねえ。ただキャスト的には主役級のアーマンド・アサンテやピーター・オトゥール(当たり前ですが老けた!)の他にもドン“ザ・ドラゴン”ウィルソンやケリー・ヒロユキ・タガワなどといった“龍熱者”たちにとって気になる面子も出演していますし、これは是非日本劇場公開なんて贅沢は言いませんので(苦笑)、せめて国内DVD化をお願いしたいですね♪
そういえば、昔に某TV番組でドラゴンこと倉田保昭さんと楊斯が『Gメン75』で共演以来の感動の再会を果たす!なんて企画がありましたね。ドラゴンが街中で「いる!確かに奴の気配を感じる!」なんて言いながら何処かのビルの屋上に向かうと・・・何故かそこに楊斯が「バキィ!バキィ!バキィ!」と胸筋鳴らせながら立ってるじゃないの!?(爆笑)。
そこから2人がお約束のクンフー・ファイトを見せた後、これまた何故かドラゴンが楊斯ファミリーとニッコリと談笑しているという何ともハート・ウォーミングなエンディング♪
でもこの屋上での決闘シーン開始直前のドラゴンと楊斯、どうも2人の表情が“マジでガチ”に見えるのは龍熱の気のせいでしょうか???(苦笑)。
そんな楊斯も香港の邵氏公司でスキンヘッド武打星として一本立ちするまでは、何と中国から香港まで海を泳いで来たという“ボロ伝説”を持つ人ですから、こうして『THE WHOLE WORLD AT OUR FEET』で健在振りを見せてくれているのは嬉しい限りですね。

闘神伝説〜李小龍? 満を持してのブルース・リー専門セクション開設宣言!

$
0
0
さてさて、暮れもかなり押し迫って来ましたが、皆さんは如何お過ごしでしょうか?と言いながら今回は当ブログにおける新セクション開設のお知らせです。
そうです、我らが“世紀の闘神”こと李小龍ことブルース・リーことリーさんの専門セクション、その名も「闘神伝説〜李小龍」の開設をここに高らかに宣言させて頂きます!
ってそもそも当ブログ「超級龍熱」でこれまでにリーさんの専門セクションが無かった事自体が“あり得なーい!”わけでして、今後リーさんの話題や情報に関しては全て「闘神伝説〜李小龍」の枠内で更新していく事となりますので、リー信者&当ブログをご覧の皆さま、何卒よろしくお願いします!!
何て龍熱が1人で盛り上がっている間にも、何とあのりーさんの良質ドキュメンタリー『Iam Bruce Lee 』が来夏に新宿武蔵野館で公開との事!これは同じく来年の劇場公開が期待される『李小龍〜My Brother』と共に楽しみになって来ましたね♪
と言うわけで、今後のブルース・リー専門セクション「闘神伝説〜李小龍」にどうぞご期待下さい!そう、合言葉は“李小龍FOREVER”!!

闘神伝説〜李小龍? アメリカ時代の恋人に明かされていた『死亡遊戯』構想!!

$
0
0
何時も当ブログをご覧頂いている皆さん、Merry X`mas♪
先日FMWなどのインディー団体で活躍したミスター・ポーゴ著「ある悪役レスラーの懺悔」を読む機会があったんですが、まあまあ面白かったですね。特にポーゴとテリー・ファンクの何とか爆破マッチが激しく観たくなりました。でも考えてみればFMWというある意味奇抜な団体も今一度再検証してみる価値のある団体かも知れません。
他にも泉田純著「内側から見たノアの崩壊」やドラゴン藤波著「藤波辰爾自伝〜未完のレジェンド」も購入しましたが、これらも年末年始にジックリと読んでみたいと思います。

さて、早速に「闘神伝説〜李小龍」第2回ですが、今回のトピックは先日海外ブルース・リー研究家の某氏から聞いた話なんですが、余りに衝撃的だったので早速に書き記したいと思います。皆さんもリーさんがシアトル時代に交際していた女性でエイミー・サンボなる人物の名前を聞いた事があるかと思います。
何でもリーさんがアメリカで最初に出来た彼女♪だそうですが、何とリーさんはそのエイミーに「エイミー、僕は何時の日か中国武術が他のどの格闘技よりも優れている事を証明する映画を撮るつもりだ。その映画では世界中から集められた最強の格闘家たちが待ち構える塔(!)が出て来るんだ。そして主人公の僕がそれらの格闘家を1階ごと(!!)に倒していって、最後には塔の最上階(!!!)に辿り着くんだ!」そう、この1960年のアメリカはシアトルでリーさんが麗しのエイミー・サンボに熱く語った格闘映画構想こそが、その12年後にリーさんが香港のスタジオで実際に撮影する事となる究極的猛龍電影『死亡遊戯』でした。
またリーさんはその『死亡遊戯』最大のクライマックスとなる五重塔最強の守りであるカリーム・アブドゥル・ジャバールが演じる“未知の恐怖”に関しては、もしもリーさんよりも大きく、リーさんよりも素早く、そしてリーさんよりも強靭な敵、つまり“李小龍最強バージョン”とリーさん自身が闘ったとしたら?というまさに究極的な闘いのシチュエーションを想定して自分とジャバールのファイト・シーンの撮影に挑んでいたのでした。
そう、あのビリー・ローvsハキムの死闘は、ビリーことリーさんにとっては文字通り“闇の中の生涯最強にして最大の敵”とのデスゲームだったのです!!
もはや出尽くしたかと思われる『死亡遊戯』の新たなる真実ですが、今回のようにまだまだ私たちが知り得ない“デス・ゲーム”の秘められた事実を追い求めて「闘神伝説〜李小龍」は続きます。Yes, our Game of Death Journey still continuous !!
そしてその合言葉は!?“李小龍FOREVER”!!

稀代のホームランバッター、“ゴジラ”こと松井秀喜が現役引退!

$
0
0
いきなりですが、ドニー兄貴のfacebookを読んでいたら、最近のドニー兄貴はこんな事をやってるようです♪

http://www.youtube.com/watch?v=zleEDQ--NC0

あとドニー兄貴信者大注目の『葉問3』ですが、来年3月に撮影開始のようですね♪すでにポスター(http://www.facebook.com/chino.jiro/posts/342421875855926?comment_id=1752176#!/photo.php?fbid=314621341982448&set=a.106025909508660.13719.100003037536275&type=1&theater)も仕上がっているようですので楽しみです!ってドニー兄貴、謝霆锋共演の『谁与争锋』はどうなったのかいな?この映画英題が『Enter the Master』と最高にカッコイイので、こちらも期待してますよー!!

さて、元読売ジャイアンツ&元ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手が20年間に渡る現役生活からの引退を表明しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121228/t10014491941000.html

晩年は“ゴジラ”としては辛い日々が続いていた松井ですが、この時期に引退を決意した事は松井自身大変勇気がいる事だと思いますし、改めて松井の潔さに敬意を表したいと思います。現役時代、それも全盛期の松井はその脅威的なまでのスイングの速さとパワーで豪快な本塁打を量産しましたし、私も松井ファンには懐かしい「松井ホームラン・カード」を夢中になって集めていたのも今では懐かしい思い出です(苦笑)。
王貞治さんの国内シーズン最多本塁打記録55本を抜く事を使命として背番号55番を背負った松井でしたが、それもジャイアンツ在籍最後のシーズンに50本の本塁打を打つ事でケジメを着け、長年の夢だったメジャーはニューヨーク・ヤンキースに入団しました。ただもし松井がメジャーに挑戦せずにジャイアンツに残ってプレーしていたら、恐らく通産本塁打は700本に到達していたと思いますし、ヤンキースでももしあの痛恨の手首骨折がなければ国内&メジャー通産の本塁打は600本に達していたと思います。
私もこれまで何度か触れて来ましたが、G党としてはやはり松井にはあの09年のワールド・シリーズで日本人初(恐らくは最後)のシリーズMVPとなった時点で堂々と胸を張ってジャイアンツに復帰して欲しかった。そしてジャイアンツのユニフォームを着たまま引退して欲しかった・・・。
でも当時も今もきっと松井の胸中は私たちには計り知れないほど崇高なプライドと決意があったのだと思うと、今は松井本人の引退という決断を心から尊重したいと思います。
“ゴジラ”こと松井秀喜選手、20年間の現役生活お疲れ様でした。そして本塁打こそプロ野球の華である!事を私たちに教えてくれた貴方に心から「ありがとう!」の言葉を贈りたいと思います。本当にお疲れ様でした。

皆さま、どうか良いお年をお迎え下さい。来年もよろしくお願い致します!!

$
0
0
さてさて、本日が「超級龍熱」今年最後の更新となります。今年も本当に残り僅かとなりましたが、皆さんにとって2012年はどんな年でしたでしょうか?私にとって今年は中々良い年でしたし、特に年の後半ではこれまで中々直接触れ合う機会のなかったファンの方々とリーさんやクンフー映画の話題で充実した時間を過ごせた事が何より嬉しかったです♪
来年は『李小龍My Brother』や『アイアム・ブルース・リー』などのリーさん関連映画の国内公開や、もしかしたら記念イヤーとなる『燃えよドラゴン』関連でも大きな動きがあるかも知れませんし、ドニー兄貴信者にとっても待望の『葉問3』公開が期待できそうです。これは来年も私たち“龍熱者”にとって熱い年になりそうですね!!
それでは皆さん、今年も当ブログをご覧頂きまして本当にありがとうございました。
皆さんもどうか良いお年をお迎え下さい。来年も「超級龍熱」をよろしくお願いします!!
Viewing all 1862 articles
Browse latest View live