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“洪拳宗師”劉家良師父、死去

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本当に悲しい気持ちで一杯です。私はこの悲報をリー信者のT.Mさんからのメールで知り、慌ててイギリスのトビー監督に聞いたところ「ああ、本当だよ。凄く悲しいよ!(涙)」との返信を貰いまして・・・今はただただ悲しいの一言です。あの“洪拳宗師”劉家良師父が今朝に亡くなったとの事です。享年76歳(79歳の報道もあり)。詳しくはこちらをご覧ください↓

http://hk.news.yahoo.com/%E5%8A%9F%E5%A4%AB%E5%B0%8E%E6%BC%94%E5%8A%89%E5%AE%B6%E8%89%AF%E7%97%85%E9%80%9D-053400870.html

世界で最も有名なクンフー映画の1本『少林寺三十六房』(78)、武道家の慈悲と忍耐の心を感動的に歌い上げた『ワンチャイ英雄少林拳』(76)、洪家拳伝説の拳である虎鶴双形拳の凄みを描いた『少林虎鶴拳』(77)、日本と中国の文化&武術摩擦を最後まで1人も死人を出さずに爽やかに撮り切って見せた『少林寺vs忍者』(78)、姜大衛を見事に再生させた『激突!螳螂拳』(78)、洪金寶との一騎打ちが見せ場の『ぺティキャブ・ドライバー』(89)、韓国武打星元振との壮絶な死闘が圧巻の『スコーピオン・ファイター』(89)、そして劉家良健在!を見せ付けた『超酔拳』(02)等々・・・。それこそ劉家良師父の残したクンフー映画全てが邵氏公司信者、いや世界中のクンフー映画ファンにとって掛け替えのない“宝物”でした。
今はまだこれ以上の言葉が見つかりません。劉家良師父、どうか安らかに。合掌。

最凶最大のゾンビパニックが世界を襲う!ブラッド・ピット主演最新作『ワールド・ウォーZ』!!

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さてさて、昨日は都内某所で開催されたマーク・フォースター監督&ブラッド・ピット主演最新作『ワールド・ウォーZ』(13)の完成披露試写会(3D公開版!)に行って来ました。
いや〜これは面白かったですね!!もう100分前後の上映時間がアッという間でした。
主人公で元国連職員のジェリー・レイン(ブラッド・ピット)が愛妻と2人の娘と外出中に全人類を絶滅させるような謎のウイルスが突如発生し、ジェリーはそこで街の人間たちが次々とウイルスに感染していく様子を目撃します。そのウイルスは感染者に噛まれる事で感染し、噛まれた人間は約12秒(!)でまるで野獣のような風貌と化し物音に反応しながら人肉を求めてひたすら猛スピードで走り回る!という正体不明の“最凶ゾンビ・ウイルス”だった!!ジェリーはゾンビによって瞬く間に壊滅した街を何とか脱出すると、家族を海上に浮かぶ国連指揮下の空母に残し、“最凶ゾンビ・ウイルス”根絶のためのワクチン開発の命を受け、世界各国へと絶望の旅へと向かいます。
ってここからはジェリーがワクチンを求めて降り立った韓国やイスラエルで直面する“最凶ゾンビの群れ”との壮絶すぎる闘いが延々と展開されるんですが・・・これがもう一言で言えば“一難去ってまた一難・・・でさらにまた一難!!!”というか「そ、そんなそれじゃあまりにもあんまりでしょぉぉぉ!?」的な怒涛の“ゾンビ雪崩”の連続また連続!!!
それこそこの『ワールド・ウォーZ』ではこれまで作られて来た全てのゾンビ映画のあらゆる面白さをさらにパワーアップ&アレンジさせて思い切り詰め込んだ驚愕&衝撃のパニック描写が大スクリーンから何度も何度も“飛び出して”来ます!そう、この『ワールド・ウォーZ』こそが文字通り“最凶最大のゾンビ・ムービー”なのだ!!
そしてジェリーはイスラエルで片手を失った女兵士セガン(ダニエラ・ケルテス。スキンヘッド姿ながら意外に可愛い♪)と共に人里離れた細菌研究所に辿り着くと・・・そこで懸命にワクチン開発を続ける研究者たちと共に“人類救済の道”を捜し求めようとしますが、それはジェリー自身にとってはまさに自らの命との引き換えになる“究極の選択”となるのでした・・・!!
果たして人類はこの“地獄の不死者たち”との闘いに打ち勝つ事が出来るのか!?その答えはいよいよ8月10日に超拡大ロードショー公開となる『ワールド・ウォーZ』で明らかとなる!!
と言う訳で、近年これほどの完成度の娯楽パニック映画は中々お目にかかれないと思いますし、ハッキリ言ってお薦めです♪こちらがその『ワールド・ウォーZ』の特設サイトです↓ http://www.worldwarz.jp/

“黒帯ドラゴン”ジム・ケリーが死去

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先日の劉家良師父に続いて、あの“黒帯ドラゴン”ジム・ケリーが先週29日に亡くなったようです。まだ67歳でした。
これで伝説の映画『燃えよドラゴン』(73)のトリオで今も健在なのはローパーことジョン・サクソンだけになりました。
ジム・ケリーが『燃えよドラゴン』で見せた粋でクールなウイリアムスのキャラと、“鉄の爪”ハンとの壮絶なる決闘は永遠に不滅です。合掌。

「G-SPIRIT」最新号で、“伝説の爆弾小僧”ことダイナマイト・キッド最後のインタビュー掲載!!

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先日亡くなった劉家良師父ですが、今月中旬に告別式が執り行われるそうで、当日は劉師父と40年来の友人である染野行雄さんも駆けつけられるそうです。そういえば2年前に肺炎で体調を崩した劉師父が奇跡的に快復した際に、香港の路上で劉師父とバッタリ再会した染野さんと劉師父のツーショット写真を拝見したんですが、いや劉師父も染野さんも本当に素晴らしい笑顔で並んでいる写真でした。
また告別式にはドラゴンこと倉田保昭さんも駆けつけるそうで、倉田さんは劉師父の奥様の希望もあって当日は劉師父の棺を担がれるそうです(涙)。倉田さんも以前に私が『復讐のドラゴン/武道大連合』や『少林寺vs忍者』の話を訊いた際にも「いや〜あの映画の時は劉さんには本当に扱かれたんだよねえ!」と劉師父の思い出を本当に懐かしそうに話して下さいました。改めて、ここに一つの時代が終わりを告げた事を実感させられますね。

さて、先週は原稿の最終校正や某局とのやり取りなどがあったりでアップが遅れてしまいましたが、“昭和プロレス”信者の間で絶大な支持を受けている「G-SPIRIT」最新号にあの“伝説の爆弾小僧”ことダイナマイト・キッド“生涯最後のインタビュー”がされていますね。
恐らく“昭和プロレス”を愛する人間でダイナマイト・キッドの名を知らない人間はいないと思いますが、キッドはその小柄な身体からは想像出来ないハード&アグレッシヴなファイトで阿修羅原、藤波辰巳、初代タイガー・マスク(佐山聡)、ザ・コブラ(ジョージ高野)、そして二代目タイガー・マスク(亡き三沢光晴)らと激闘を展開しジュニア・ヘビー級の黄金時代を築いた不滅のプロレスラーでした。
そのキッドが繰り出す殺気&気迫漲るパンチやキック、高速ブレーンバスター、トップロープからのダイビング・ヘッドパッド(着地後瞬時に両手ノータッチで起き上がる!)などの荒技は時にヘビー級の選手たちもタジタジとさせるほどの躍動感と説得力に満ちていました。
またキッドはプロのレスラーとしても普段からファンに決して笑顔を見せない、花束は貰ってすぐにリング下に叩き着ける(苦笑)といった独自のヒール・スタイルを徹底した事で、それが逆にコアな日本のファンの熱狂的な支持を受けるに至りました。
ただ80年代に入るとWWF(当時)に従兄弟のデービーボーイ・スミス(故人)とのコンビで“ブリティッシュ・ブルドッグス”として参戦した辺りから、キッドは全身の筋肉の異常発達が目立つようになり・・・明らかなステロイドの過剰投与が噂されました。
案の定、後年のキッドはステロイドの過剰投与が原因で急激なウエート・ダウン、さらに体調を崩し突如の引退→復帰を繰り返す事となり・・・近年は母国のイギリスで廃人同然で車椅子生活らしい・・・との噂だけが一人歩きしていました。
今回の「G-SPIRIT」ではイギリスで開催されたキッドを題材としたドキュメンタリー映画上映の際に、何とキッド本人がファンとの交流会に顔を出すとの報に勇躍イギリスに飛んだ取材班がキッドとの“生涯最後のインタビュー”に成功した様子を掲載しています。
久々にマスコミの前に姿を見せたキッドは噂通り車椅子姿ではありましたが、比較的元気そうでイベントに同行して来た家族らと共にそれなりに幸せそうに見えて安心しました。また特集記事でも寺西勇、初代タイガー、ザ・コブラ(相変わらずトンパチなコメント連発♪)、北原光騎、キム・ドクなどの錚々たる面子に全盛期のキッドの思い出をインタビュー取材していて、これはかなりの読み応えがある特集記事でした。
ご興味のある方はこちらへ→ http://www.amazon.co.jp/G%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84-Vol-28-%E3%82%BF%E3%83%84%E3%83%9F%E3%83%A0%E3%83%83%E3%82%AF/dp/4777811743/ref=sr_1_1/375-5105293-8390500?s=books&ie=UTF8&qid=1372824894&sr=1-1&keywords=g-spirits

最後に私にとって全盛期のダイナマイト・キッドという選手の一番の思い出は、新日参戦時にドラゴン藤波の持つWWFジュニア王座への挑戦権を賭けてスキップ・ヤングと対戦したキッドが必殺のトップロープからのダイビング・ヘッドパッドでヤングをピンフォールするも、その強烈過ぎるヘッドパッドの衝撃で自らの額からダラダラと流血(!!)しながらも毅然と勝ち名乗りを受ける余りにも壮絶な“爆弾小僧”の姿でした。このダイナマイト・キッドvsスキップ・ヤングの試合、まだ映像が残っているなら是非また観てみたいですね。
そしてこちらで現在のキッドの映像を観る事が出来ます→ http://www.youtube.com/watch?v=TkvSYgDR1vY

ブルース・リーこそ“オリジナル”にして“パイオニア”である!「キネマ旬報」最新号で没後40年特集!!

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さて、本日発売となりました「キネマ旬報」最新7月下旬号(表紙&巻頭特集は故三國連太郎)にて、「李小龍、没後40年記念特集」と銘打ちまして宇田川幸洋さんによる実弟ロバート・リーのインタビュー、そして私こと龍熱執筆によります「ブルース・リー没後40年、その“闘神”の雄姿、不死鳥の如く!!」と題した『李小龍マイ・ブラザー』&『アイアム ブルース・リー』2作品の作品評が掲載されていますので、是非よろしくお願いします!↓ http://www.kinejun.com/kinejun/tabid/62/Default.aspx
まず宇田川さんのロバート・リーのインタビューは、リーさんことブルース・リーのプライベートの秘められた素顔についてそれこそ「これでもか!」とばかりにロバートに突っ込んで訊いていますねー!!私はロバートが宇田川さんに語ったリー青年がバスの中で女学生の前で見せてしまった“爆笑的ハプニング”のエピソードには思わず記事を読んでいて大笑いしてしまいました♪これは必読のインタビューでしょう。
また私のリーさん関連2作品のレビューですが、文中のラストで掲げています「ブルース・リーこそ“オリジナル”にして“パイオニア”である!」の部分こそ、1973年に『燃えよドラゴン』でリーさんと初めて遭遇して以来40年、いま敢えてブルース・リーという不世出にして不滅の武打星であるブルース・リーを評するならばこの言葉しかない!という、ある意味龍熱にとって一つの“到達点的人物評”がこの「ブルース・リーこそ“オリジナル”にして“パイオニア”である!」であります。
思えば、私自身にとって4月に端を発し様々な事がありました「ブルース・リー祭り」ですが、今回こうして「キネマ旬報」さんに“魂を込めた李小龍評伝”を思い切り書かせて頂いた事で、まさに最高の形で「ブルース・リー祭り」の“グランド・フィナーレ”を迎える事が出来ました!ここに全ての方々に感謝の意を表させて頂きたいと思います。
最後に今回の「キネマ旬報」さんの「李小龍、没後40年記念特集」では、編集部の岡崎優子さん、そして宇田川幸洋さんに大変お世話になりました。改めましてここに厚くお礼申し上げます。ありがとうございました!

“薄命の貴公子”傅聲よ、七夕の夜空に光り輝く永遠の星となれ・・・!

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さて、本日7月7日の七夕の日は邵氏公司伝説の武打星にして“薄命の貴公子”アレクサンダー・フーシェンこと傅聲の30回目の命日です。
30年前のこの日、誰からも愛された傅聲は前日に彼を襲った自動車事故により緊急手術の甲斐もなく亡くなりました。まだ28歳の若さでした。
この“香港映画第2の悲劇”と言われた傅聲の事故死は当時の香港映画界、特に邵氏公司に与えた衝撃は大変大きく、この傅聲の死が2年後の邵氏公司の映画製作休止の遠因となったとさえ言われています。傅聲は大導演張徹の寵愛もあり、その愛くるしい笑顔と鍛え抜かれた肉体、そして俊敏なクンフー・アクションで邵氏公司で数多くの傑作を遺しました。
ただ実際には武術経験の殆ど無かった傅聲をそれこそマンツーマンで徹底的に鍛え上げる事で傅聲を一流の武打星へと成長させた人物こそが、先月亡くなった劉家良師父でした。
この劉家良師父と傅聲の師弟の信頼関係はそれは固い絆で結ばれていて、それが証拠に「傅聲、死す!」の悲報を聞いた劉師父は余りのショックに数ヶ月間に渡って公衆の面前から姿を消してしまったほどでした。そして愛する我が弟子の急死の深い悲しみから立ち直った劉師父が「傅聲よ、永遠なれ!」の想いを込めて完成させたのが、生前の傅聲が途中まで出演シーンを撮ったまま撮影が中断していた劉家輝共演作品『五郎八卦棍』(83)だったのです。
そう、もしも傅聲が事故死していなければ、劉師父はこの『五郎八卦棍』のクライマックスでは楊五郎の劉家輝と楊六郎の傅聲を“ダブル・ヒーロー”として大活躍させる構想を練っていたのですが、実際に完成した『五郎八卦棍』では亡き傅聲に代わって劉家輝と共に闘うパートは恵英紅が演じる事となり、まさに劉師父の無念の心境は察するに余りある、の一言です。
でも・・・きっと今頃は天国で30年振りの再会を果たした傅聲と劉師父は、雲の上の「劉家良武館」で恐らくこんな会話を2人で交わしている事でしょう・・・!

傅聲「おやおや、劉師父、随分遅かったじゃないですか?」
劉師父「何言ってるんだ、お前が早すぎるんだろ?」
傅聲「あ、そうか!でも相変わらずお元気そうですね♪」
劉師父「阿聲、こっちでもちゃんと練武はしてたんだろうな?」
傅聲「ええっ?って劉師父・・・まさか!?」
劉師父「それ、腰を落として構えて!ハアアアアア!」
傅聲「参ったなぁ!(涙)。ハアアアアア・・・!」

邵氏公司伝説の武打星にして“薄命の貴公子”傅聲よ、その銀幕に遺された颯爽たる雄姿と共に、七夕の夜空に光り輝く永遠の星となれ・・・!

来週、WOWOW生配信番組「ぷらすと」に“ブルース・リー”をテーマに生出演します!!

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さて、突然ですが、来週の今日7月16日(火)の20時からWOWOWさんのUst/ニコ生配信番組「ぷらすと」に生出演する事になりました。
折りしもWOWOWさんでは今月「激闘アクション月間!【没後40年ブルース・リー編】」と題して6本のリーさん関連作品を絶賛放送中(http://www.wowow.co.jp/pg_info/wk_new/007836.php)でもあり、16日放送分の「ぷらすと」のテーマもズバリ!“ブルース・リー”だそうです。
私も過去にWOWOWさんの番組ではドキュメンタリー「ドラゴン旋風!〜ブルース・リーの伝説と遺産」や町山智浩さんの「映画塾」などに出演させて頂きましたが、何しろ今回の「ぷらすと」はライブ配信、つまり生放送なので果たしてどのような展開になるか全く予想出来ないのですが・・・とにかく当日は頑張って来ます!!

こちらが「ぷらすと」のアドレスです→ http://www.wowow.co.jp/plast/

こちらがYouTubeアーカイブです→ http://www.youtube.com/user/WOWOWofficial

当日7月16日はリーさんの40回目の命日4日前でもありますし、私も気合い入れて頑張りたいと思います♪皆さん、是非ご覧になって下さい!!

いよいよ今日から『李小龍マイ・ブラザー』劇場公開!7月20日には「命日イベント」開催決定!

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さてさて、ここのところ告知が続く形になり恐縮ですが、本日から新宿武蔵野館にて『李小龍マイ・ブラザー』が遂に劇場公開となりました!!
記念すべき初日の本日はドラゴンこと倉田保昭さんと宇田川幸洋さんのトークショーが同館にて行われているかと思いますが、20日のリーさんの40周忌当日にも下記のような素晴らしいゲストを招いての命日イベントが開催されることが決定しました!

前田憲作 :格闘技界の宗師、チームドラゴン代表

尾崎圭司 :K−1WORLD MAX・日本第三位。2006年・70kgトーナメント王者

卜部功也 :クラツシユ・グランプリ・ 2012・.63kg王者・ISKA世界王者

卜部弘嵩 :初代クラツシユ・60kg王者・全日本新空手K−2軽中量王者

ヒロ渡辺 :ジ―クンドージャパン日本代表

知野二郎 :香港功夫映画評論家

堀田真三 :俳優悪代官

染野行雄 :映画提供者

まさに世界的な格闘家にして武打星であったリーさんことブルース・リーの命日に相応しい錚々たる本格派の格闘家の皆さん、ジ―クンドージャパン日本代表・ヒロ渡辺さん、特撮ドラマを始め俳優界の大御所であり『ブルース・リー死亡の塔』(81)のオーディションにも参加している堀田真三さん、そして『李小龍マイ・ブラザー』の映画提供者にして当ブログではお馴染みの染野行雄さん、とまさに豪華過ぎるメンバーが顔を揃えていますねー!!
また僭越ながら、私こと龍熱も当日は上記の皆さんとご一緒に登壇させて頂くことになりましたが、リーさんの命日に、それも『李小龍マイ・ブラザー』の公開記念イベントに参加させて頂けるとは、改めまして大変光栄に思います。
さあ、皆さん!20日のリーさんの40回目の命日には共に“世紀の闘神”の在りし日の雄姿を偲び語り合い、そして共にリー青年の青春時代を温かい愛情で包み込むように描いた『李小龍マイ・ブラザー』を堪能しようではありませんか!?是非とも当日のご来場をお待ちしています!!

あの『死亡の塔』の“怪力豹柄男”こと楊成五主演『Mission:Killfast』が海外でBlu-ray化!

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今週16日にWOWOWさんのネット配信番組「ぷらすと」に生出演しまして、“ブルース・リー”をテーマに約90分に渡ってリーさんを語って来ました。収録中は番組スタッフの皆さんのお心遣いもありまして私も大変楽しい時間を過ごす事が出来ました。改めまして、当日番組をご覧になって下さった皆さん、ありがとうございました!
ただ明日も『李小龍マイ・ブラザー』の命日イベントが控えていますし、私も以前に入手したまま未見状態の『太極ゼロ』&『太極ヒーロー』DVDや『スタン・ハンセンDVD−BOX』の鑑賞もまだまだ我慢の日が続きそうです!!

さてあのファン待望の『死亡の塔』エクストリーム・エディション9月発売にまるで対抗(笑)するかのように、同じく9月10日に海外レーベル「Vinegar Syndrome」からこれまた『死亡の塔』で“死の宮殿”の護衛人として亡き唐龍と激闘を見せた“怪力豹柄男”タイガー・ヤンこと楊成五主演作品『Mission:Killfast』が『The Doll Squad 』と豪華(泣)2本立てBlu-ray化となるようです!!確か以前から私が所有していた『Mission:Killfast』は元のソフトが輸入版VHSだったかと思いますが、その後弱小メーカーからDVDもリリースされていた記憶があります。
で、その『Mission:Killfast』が今回装いも新たにBlu-ray化されるとは大変メデタイ!と言いたいんですが、実は私はこの『Mission:Killfast』自体以前に1度観ただけでその作品の内容も殆ど覚えておりません(トホホ!)。
と言いながら、やはり『死亡の塔』で李海生と共に唐龍演じるボビー・ローを得意のテコンドーの連続蹴りで追い込んだ楊成五の貴重なアメリカ時代の主演作品である『Mission:Killfast』、これは『死亡の塔』信者ならずともチェックしておいても損はないかも知れません。
ちなみにこちらが詳細データです→ http://www.cityonfire.com/mission-killfast-the-doll-squad-blu-ray-vinegar-syndrome/

でもどうせ楊成五主演作品をBlu-rayでリリースするなら、楊成五本人のインタビューとかも映像特典で収録して欲しいですよねえ。だって以前に「熱風!韓国LEGENDS」でも取り上げましたが、今では楊成五のインタビュー映像なんてYouTubeとかに色々とアップされてるんですからね。あと関係ないんですが、私は楊成五が同じくアメリカで黄家達と共演した某作品を探してるんですが、これが中々見つからないんですよねえ!(溜息)。

今日は“世紀の闘神”ブルース・リーの40回目の命日です。そして記念イベントご来場感謝!

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さて、本日7月20日は“世紀の闘神”ブルース・リーの40回目の命日です。以前に当ブログでも告知させて頂きましたが、20日の今日は新宿武蔵野館で開催されました『李小龍マイ・ブラザー』公開&リーさん命日記念イベントに私も登壇させて頂きました。
この公開イベントの詳細は機会を改めてジックリと触れたいと思いますが、当日ご一緒させて頂いたチーム・ドラゴン代表の前田憲作さん、いや私も前田さんには今回初めてお会いしたのですが、実に優しく穏やかな方でビックリやら感激やらの龍熱でした♪
前田さんとはイベント開始前の控え室で、前田さんが主演した映画『ろくでなしブルース』シリーズの話や前田さんご自身も大ファン(!)だというドニー兄貴の話題で盛り上がりましたが、肝心のイベントでは堀田真三さんと私のコラボで堀田さんがあの『ブルース・リー死亡の塔』(81)の芝は増上寺のオーディションに参加した際の思い出話を初披露させて頂きました。
もしかしたら堀田さんが『ブルース・リー死亡の塔』の増上寺オーディションのエピソードを公の場でお話するのは今回が最初で最後かも知れないので、本日来場して下さった方々はラッキーかも知れませんねー!。
そしてヒロ渡辺さんの気迫十分のジークンドーの演武に続いて、最後は今回『李小龍マイ・ブラザー』の提供者である染野行雄さんが登壇しまして、香港は邵氏公司のスタジオ前のバス停で染野さんが初めてリーさんと邂逅を果たした際の貴重なエピソードなどを初披露して下さり、リーさん命日の記念イベントは無事に終了となりました。
私自身今はただリーさんの命日記念イベントにおける登壇を無事に終える事が出来てホッと一息といった感じですが、改めまして本日命日イベントにご来場下さった皆さんに感謝致します。ありがとうございました!そして最後に一言、誠意献給一代巨星、李小龍!!

余りにも衝撃&戦慄のラスト!!楊紫瓊&ショーン・ビーン主演『ザ・ノース/北極の宿命』

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いやはや昨日の参院選ですが、自民党が大勝の中で「日本維新の会」から比例で出馬していた“燃える闘魂”アントニオ猪木がアッサリと当選しましたねー!まさに18年振りの国政復帰となったアントンですが、恐らく70歳のアントンにとって今回が人生最後の大勝負になるかと思います。アントン、今回はスキャンダル無しで、かつてのリング上と同じく“ストロング・スタイル”の政治をお願いしますよ!!

さて、昨日は毎度の事ではありますが、以前に入手したままズ〜ッと放置状態だったアシフ・カパディア監督、ミシェール・ヨーこと楊紫瓊&ショーン・ビーン主演『ザ・ノース/北極の宿命』(07)を観てみました。実は私はこの『ザ・ノース』を観る前の作品イメージを「まあミシェールが北極で女性ながら逞しく生きていく主人公を爽やかに熱演!って感じの映画だろうなぁ!」なんて呑気に構えていた(だから長期の放置状態だったんですが♪)んですが、いやー!これがトンでもない猟奇的展開の映画で、マジでミシェール主演作品の中でも“最凶のエンディング”間違いなしの映画だったのです!!(怖)。
映画は北極圏のツンドラ地帯で周囲との関わりを避けながら(これにはある忌まわしい理由があるのですが)生きる2人の女性サイーヴァ(ミシェール)とアーニャ(ミシェル・クルージ)が、ある日行き倒れになっている男性ロキ(ショーン・ビーン)を助け、3人が共に暮らすようになった事で起きる悲劇を描いています。
中年の若いサイーヴァと若いアーニャはすぐに逞しい男性であるロキに惹かれますが、サイーヴァは幼い頃に祈祷師から「お前と関わった男は必ず死ぬよ!」と言われた言葉が心に強く刻み込まれており、どうしてもロキと深い関係になれない日々が続きます。
その間についつい若いアーニャに目がいってしまうロキはアーニャと親密な仲になり、ロキとアーニャはサイーヴァが横で似ている寝床でも平気で抱き合うようになります。そして遂にサイーヴァが恐れていた日がやって来ます。ロキとアーニャが結婚しサイーヴァの許を2人で去る事を決めたのです。
実はアーニャはアーニャが赤ちゃんの時に凶悪なロシア兵たちからサイーヴァが命懸けで助け出し、その後も女手一つで育てて来た女性でした。
「私がここまで育て上げたお前が・・・ロキと2人で私を見捨てて出て行くの!?」サイーヴァの中で“何か”が壊れた瞬間でした・・・!
“鬼女”となったサイーヴァはロキとアーニャが出て行く日、まずはロキが外出中にアーニャを背後から絞め殺します。そしてアーニャの肉体から“ある物”を奪い取ると、自らアーニャに成りすまし(!!!)、寝床に入るとジッとロキの帰りを待つのでした・・・・!
そして何も知らないロキが帰って来ると、寝ているのがアーニャだと思い込み寝床に入って来たロキはアーニャ(実は“鬼女”サイーヴァ!)と激しく抱き合います。しかし!すぐに“異変”に気が付いたロキは、その“異変”の正体を知ると「うわわっ・・・ま、まさか!?うわあああああああ!!」と絶叫し、そのまま素っ裸(!)のまま極寒の地に飛び出ていくのでした!!
そしてその後には1人残された“鬼女”が寂しく泣き崩れる姿があるだけでした・・・。
この最後の最後でサイーヴァがアーニャの亡骸から奪い取る“ある物”ですが、それはちょっと余りに恐すぎて・・・ここでは書けません。
でもあの『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』(11)で重厚にして堂々たる演技を絶賛されたミシェールが、その4年前にまさかこのような女性の怨念と哀しみを叩き着けるような猟奇的結末の映画に主演していたとは、これには私も本当に大きな衝撃を受けました。
ミシェール・ヨーのファンの方に限らず、これまでの華麗で颯爽とした“アクションの女神”を見慣れている方で、これからこの『ザ・ノース/北極の宿命』をご覧になろうとしている方は、どうか心して観て頂きたいと思います!!

THIS IS 甄子丹(34) ドニー兄貴、完全に“キレて”ます!『特殊身分/Special ID』予告編公開!!

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「超級龍熱Facebook」朋友の方からの情報ですが、あの“天皇巨星”ことジミー・ウォングが第15回台北映画祭で最優秀主演男優賞を受賞したようですね。
ジミーが受賞した作品は鍾孟宏導演作品『失魂』で、これは是非観てみたい作品です。ジミーさん、最優秀主演男優賞受賞おめでとうございます!!
詳しくはこちらです→ http://www.excite.co.jp/News/asia_ent/20130722/Recordchina_20130722016.html

さてさて、あの趙文卓との“ドロ沼紛争”も遠い記憶となった今日この頃(苦笑)、いよいよ我らが“最後の本格派”こと甄子丹の主演最新作にして霍耀良導演作品『特殊身分』(13)の予告編がネット上で解禁となりました!!こちらです↓

http://www.youtube.com/watch?v=t2OSQc8POSM

いや〜ドニー兄貴、今回もかなり色々と無茶をやっているようです(苦笑)。もう予告編の中ではドニー兄貴が趙文卓との“ドロ沼紛争(まだ言うか)”の鬱憤を安志杰(趙文卓の代わりにキャスティング)や盧惠光(何とモヒカン刈り♪)相手(って画面からは鄒兆龍や吳志雄も確認)に「こんの野郎ォォォ!」とばかりに叩き着けまくっているかのような“逆切れガチンコ武打バトル”が次々と炸裂しまくっております!!(いいねー♪いいねー♪)
私は以前に上梓しました「香港功夫映画激闘史」を始め、これまでも多方面で触れて来たかと思いますが、ドニー兄貴こと甄子丹という武打星の大きな魅力の一つがこのモダン・クライム映画における“自らが法を守る身分でありながら目的のためには敢えて手段を選ばずに逆キレしまくる暴走刑事”、そう、いわゆる一つの“キレてる刑事(デカ)”のキャラクターにある!と強く断言したいですし、それはあの袁和平&ドニー兄貴のベスト・コラボ作品『クライムキーパー/香港捜査官』(89)から脈々とドニー兄貴映画に存在し続ける、言わば“お約束キャラ”でもあります。さあ、果たしてこの『特殊身分』が今も多くのファンが近年のドニー兄貴のベスト映画と絶賛するあの『導火線/FLASH POINT』(07)を凌駕する事が出来るのか、その全ての答えは10月現地公開となるこの「甄子丹デビュー30周年記念作品」でもある『特殊身分』で明らかとなるのだ!!!

熱風!韓国LEGENDS(69) 恐怖!猫妖巫女の怨霊!!陳鳳鎮主演『月女の恨』

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訃報ですが、昨日に中国武術研究家の松田隆智先生がお亡くなりになりました。享年75歳。→ http://news.livedoor.com/article/detail/7889994/
私も松田先生のご本は大好きで何冊も所有していますが、実はまだ私が10代の頃に1度だけ松田先生にお会いする機会がありました。
それが松田先生が私が在籍していたBFCのイベント「フォーエバー」にゲストでいらっしゃって下さった時でした。まだまだお元気でいて頂きたかったです。合掌。

さてさて、前回の『龍の忍者』韓国バージョンである『黒龍通牒状』(85)のレビューからちょっとだけご無沙汰の「熱風!韓国LEGENDS」第69回ですが、今回は夏はやっぱり怪談でしょ?だったら今でしょ?というわけで(苦笑)、金仁洙導演、そして“国際明星”陳鳳鎮主演による化け猫ホラー映画『月女の恨』(80)でいきましょう!
金仁洙&陳鳳鎮コンビの韓国ホラーでは以前に当セクションでも韓国吸血鬼ホラー映画『吸血鬼夜女』(81)を取り上げていますが(http://blog.goo.ne.jp/dragonfever1127/e/c4f94ced64e12ece8d0af854b3696ba6)、私としてはこの『月女の恨』がかなり観たくて色々と探したのですが、これが意外に(?)結構なレア物で中々入手出来ませんでした。ところが最近海外コレクターの友人の協力でこれまたアッサリと台湾バージョン(そのため文中の登場人物名は漢字表記とします)が入手出来まして、今回の本邦初のレビューとなった次第です。

映画は韓国奥地の村で何人もの男性が次々と殺される凄惨な事件が起き、村人たちはその犯人が美しい巫女(ハー・ジン)だと強引に決め付けると、巫女が溺愛していた黒猫を斬り殺し、そして巫女を無残にも首吊り処刑にしてしまいます。
巫女は必死に無実を訴えながらも処刑される寸前に「おのれ!お前ら、この恨み・・・100年経っても忘れぬぞ!覚えておれぇぇ!」と凄まじい形相で村人たちを罵りながら死んでいったのでした。この巫女を処刑した日から、村は大量の猫が軍団となって村人たちを襲撃するなど怪奇現象が続発します。
そして100年後、恋人同士の志雄(陳鳳鎮)と慧蓮はお互いに深く愛し合っていましたが、悪辣な村の長者が自分の娘の美玉と志雄を結婚させたいがために慧蓮とその父親を誘い出し、子分に父親を斬り殺させ、さらには慧蓮を強姦すると川に投げ込んでしまいます(こりゃ酷い事するなぁ)。
愛する慧蓮が行方不明になり憔悴し切ってしまった志雄ですが、友人で武士の国維の薦めもあり、志雄は長者の娘の美玉と結婚式を挙げる事を決めるのでした(ってオイオイ?)。ところが!そんな志雄の許に死んだと思われていた慧蓮が突如帰って来ます!それも100年前に村人たちに殺され化け猫となった巫女の怨霊と共に!!
さあ、ここからこの『月女の恨』は巫女に魂を乗っ取られ“猫妖”と化した慧蓮の“怨念の復讐劇”が幕を開けるのですが、まず慧蓮は恨み根深い長者夫婦を襲うと、自分の長い黒髪で長者を絞め殺し(この慧蓮の黒髪が長者を襲う特撮シーンが秀逸!)、さらには国維も激しい闘いの末に惨殺します。
呆然とする志雄の許に以前に志雄に“化け猫100年の呪い”を警告してくれた大法師が姿を見せ、志雄は化け猫となった慧蓮を助け出す方法を必死に大法師に問い質します。

大法師「志雄よ、それほどまでに慧蓮を助けたいか?」
志雄「はい!法師様、俺は慧蓮を助けるためならどんな事でもします!」
大法師「よし、ならばワシがこのお堂の中で慧蓮を除霊する間、どんな声が聞こえようと、慧蓮に何が起きようと、決してお堂に入るな!よいな?」
志雄「は、はい!どんな事があってもお堂には入りません!」

と言いながら、大法師のお経を唱える声に悶え苦しむ慧蓮の声を聞いた志雄は「慧蓮!いま行くぞぉぉ!」と実にアッサリとお堂に入り(トホホ!)、その隙に危うく除霊されそうになり怒り狂った化け猫巫女の慧蓮は大法師を襲撃!哀れ大法師は瀕死の重傷を負ってしまいます。
志雄は「法師様ぁぁ!(ってお前が悪いんだぞ→志雄!?)」と慌てて大法師を介抱しますが、息も絶え絶えの大法師は「志雄よ、最後の手段じゃ。この数珠を化け猫の・・・慧蓮の首にかけよ!さあ行けぇ!」と志雄を慧蓮の姿を借りた化け猫巫女との最後の闘いに送り出します・・・!
ここからの剣を手にした志雄vs化け猫慧蓮の一大バトルは、慧蓮の繰り出す“必殺!化け猫拳”の見事なまでの連続攻撃もあり、ホラー映画というよりもむしろホラー・クンフー映画のノリとなり、それは見応え十分のクンフー・ファイト(?)が展開されますが、最後は大法師の数珠を首にかけられ、さらには志雄の涙の一撃を浴びた慧蓮、いや化け猫巫女の怨霊はその場に朽ち果て、映画は劇終となります。

こちらが「韓国映像資料院」の『月女の恨』の作品データです→ http://www.kmdb.or.kr/movie/md_basic.asp?nation=K&p_dataid=03429
金仁洙導演や陳鳳鎮の詳しい経歴については、上記の『吸血鬼夜女』のレビューを参照して頂きたいのですが、今回の『月女の恨』もその恐怖描写と迫力十分のアクションの絶妙のバランスが素晴らしく、流石に職人監督の金仁洙作品と納得の1本でした。
と言うわけで、韓国映画のレア映像&新事実を追い求める「熱風!韓国LEGENDS」、次回はいよいよ記念すべき第70回となります。どうぞお楽しみに!

“超音速ムエタイ殺法”ここに復活!トニー・ジャー主演最新作『トム・ヤム・クン2』予告編登場!!

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さてさて、まさに世界中のトニー・ジャー信者が待ちに待った『トム・ヤム・クン2』の予告編が解禁となりました。こちらです↓

http://www.youtube.com/watch?v=RP_sAz2OORA

先日のドニー兄貴最新作『特殊身分』の予告編でも同じ事を書きましたが・・・無茶やってますねえ!(苦笑)。
予告編にはジージャもチラッと顔を出していますが、現在のアクション映画界でその新作に対して100%の期待感を持たせる数少ない武打星であるトニー・ジャー。今回の『トム・ヤム・クン2』も今から本当に楽しみですね!!

劉家良追悼パンフレット「一代宗師、劉家良」を拝受して

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一昨日は都内某所でSABU監督、小松彩夏主演『Miss ZOMBIE(ミス・ゾンビ)』を試写で観て来ました。既成のゾンビ映画とはちょっとテイストを変えて、完全にゾンビ化していない女ゾンビ(小松彩夏)の存在が平和な家庭を少しずつ破壊し狂気に陥れていく様が何とも斬新な展開でした。
特に自分の子供を女ゾンビに奪われた主婦(冨樫真。快演!)が「ぎえええええええ!」とゾンビになっていないのにゾンビよりも恐ろしい表情で狂ったように走り回るクライマックスはひたすら戦慄!!!この『Miss ZOMBIE』は9月14日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開との事です。

さて、今日はこれまた都内某所で染野行雄さん、秘書の高原さん、そしてアクション俳優の松田優さんご夫妻とお昼をご一緒させて頂いたのですが、その際に染野さんから劉家良信者ならずとも思わず号泣必至の冊子を頂きました。
それが先月24日に香港で行われた劉家良師父の告別式で参列者に配布された「一代宗師、劉家良」と題した追悼パンフレットなんです!
この追悼パンフレット、表紙の題字を劉徳華が書き記したばかりか、その中身も劉家良師父と太太&7人の娘たちのこれまで見た事もない激レア・プライベート写真が満載されているばかりか、劉家榮や劉家輝ら兄弟たち、または劉家良師父とドニー兄貴や威冠軍とのツーショット写真などマニア号泣のレア写真がズラ〜リ!と掲載されているんですねー!
染野さん、本当にありがとうございます!!
さらに染野さんは告別式で生前の劉家良師父と特に親交の深かった人たちのみに配られた劉家良師父追悼記念の手拭いも「僕は劉さんと一緒に撮った写真もあるから、これは龍熱さんに差し上げますよ!」と何と私にその手拭いを進呈して下さいました!!(号泣)。
また染野さんは告別式当日の模様も色々と話して下さったのですが、まず先日台北映画祭で最優秀主演男優賞を受賞したばかりのジミー・ウォングが「染野さん、元気でしたか?」と“日本語”で話しかけて来たり(苦笑)、今では大変な資産家になっている石天も「あいや〜!染野さん!」と駆け寄って来たと思ったら、会場の隅で今では唯一元気な“劉氏兄弟”となった劉家榮が1人涙を拭っていたり・・・と本当に様々な人たちが劉家良師父との別れを惜しんでいたそうです。
ただ何故かジャッキー・チェンやサモ・ハンは告別式に来なかったそうで、ジャッキーは花だけは贈って来たそうですが・・うう〜ん!?いずれにしろ香港映画界は本当に大きな存在を失った事だけは間違いない、という事実を再認識した劉家良師父の告別式の詳細でした。

熱風!韓国LEGENDS(70) 全てはこの映画から始まった・・・!『死亡の塔』韓国版オリジナルVHSを救済して

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皆さんも今週の「マツコ&有吉の怒り新党」の人気コーナー「新・3大〇〇調査会」ご覧になったと思いますが、何と今回はドラゴンこと倉田保昭主演のTVドラマ『闘え!ドラゴン』を取り上げてましたねー!いやでも何か嬉しいですね、深夜にドラゴンの懐かしの雄姿をブラウン管で観られるなんて♪

さて、お蔭様で「超級龍熱」の韓国クンフー映画専門セクションである「熱風!韓国LEGENDS」も今回で記念すべき第70回を迎える事が出来ました。これも何時も当ブログをご覧になって下さっている皆さんの応援のおかげです。本当にありがとうございます!
その記念すべき「熱風!韓国LEGENDS」第70回の今回は、私がここまで韓国クンフー映画の研究&収集に没頭する大きな要因となった思い出深い作品『ブルース・リー死亡の塔』(81)韓国バージョンについて改めてジックリと語ってみたいと思います。
実はちょっと前になりますが、今は亡き唐龍こと金泰靖の代表作である『ブルース・リー死亡の塔』韓国バージョンのオリジナルVHSを入手しました。言うまでもありませんが、今ではこの「三和ビデオ」から発売されていた『死亡の塔』韓国バージョンのオリジナルVHSは入手が非常に困難なアイテムになっており、私が入手に成功したVHSはテープ本体(勿論本編のラストにCMなどが入らない正統バージョン♪)やジャケットのコンディションも良好な物で、入手に成功した時は実に感無量でした。
思えば、2003年に映画雑誌の『燃えよドラゴン』特集の際に、私が文中コラムの形で「アーナ・カプリ・フィルム」と共にこの『死亡の塔』韓国バージョンの記事を執筆したのが日本において『死亡の塔』韓国バージョンの詳細が初めて明らかになった瞬間でした。
ただこの『死亡の塔』韓国バージョンのコラム執筆の際は「アーナ・カプリ・フィルム」のコラム執筆に関しては編集部からアッサリとGOサインが出たのに、『死亡の塔』韓国バージョンのコラム執筆に関しては中々OKが出なかったばかりか、最後には「まったく何で龍熱さんはそんなに『死亡の塔』に拘るんですか!?」と当惑されたりと・・・私も当時からこの“問題作品”である『死亡の塔』という作品に対して如何に多くの人間が依然として強いトラウマを持っているかを否応にも思い知らされたのでした。
ただ、それでもこの『死亡の塔』韓国バージョンの冒頭で金泰靖が空港内の売店で「武道界の巨星、落つ!」と日本語で書かれた新聞(この新聞、今も現物が残ってたら欲しい!)を読み愕然とするシーン、金泰靖の代わりに加藤寿さんがヘリコプターから転落死(おまけに加藤さんのブロマイド・・・じゃなくて遺影まで登場!)する驚きの展開、さらには終盤で“死の宮殿”に進入する前の地下広場で上半身裸(胸毛まで確認できる!)の金泰靖がヌンチャクを戦闘員に投げ付ける!といったこれまで誰も想像すら出来なかった数々の驚愕映像は、いま観直してみても私をその後の韓国クンフー映画&別バージョン収集に走らせるだけの十分過ぎるほどの衝撃&魅力を持っていた事に間違いありませんでした。
またその後、ちゃうシンイチーさん主催の『死亡の塔』イベントで加藤寿さんと、そして染野行雄さんのご紹介で堀田真三さんという『死亡の塔』に深く関わりを持つ2人の日本人俳優さんと邂逅を果たせた事も大変意義深い事でした。
特に堀田さんとは先日の『李小龍マイ・ブラザー』命日イベントの際に舞台挨拶をご一緒させて頂き、その舞台でのトークでは堀田さんが芝は増上寺で行われた『死亡の塔』のオーディションに参加していたという驚くべき事実をファンの皆さんの前でジックリとお話しする機会を頂けた事は“『死亡の塔』弁護士会”の1人として実に名誉な事でして、改めて関係者の方々に只々感謝の一言です。
ただこの『死亡の塔』韓国バージョン、まだまだその作品周辺には多くの謎が残されていて、例えば韓国バージョンのオープニング・クレジットに名前がありながら何故か本編には登場しない王将や陳耀林の存在があります。もしかしたら彼ら本格派の香港武打星2人と金泰靖が対決するファイト・シーンが撮影はされたものの・・・何らかの理由でお蔵入り、あるいは削除された“もう一つの『死亡の塔』韓国バージョン”が何処かに存在するのか???
実は私はまだ『死亡の塔』が製作中だった時期に金泰靖がロイ・ホランらと来日し、銀座四丁目などで彼らを撮影したスナップ写真を大量に入手しているんですが、何とそのスナップ写真の中にサングラス&皮のロングコート姿の金泰靖とスーツ姿の王将(そうです!王将も東京ロケに参加していたのです!!)の2人が路上で記念撮影している衝撃写真を発見しています。
果たしてこの金泰靖と王将のツーショット写真が意味する所は一体何なのか???それはズバリ!金泰靖vs王将のファイト・シーンが日本で撮影されていたのか???だとしたら王将は一体どんなキャラ設定だったのか???
残念ながら当人の金泰靖が既に鬼籍に入ってしまった以上、その謎を解く事が出来るのは王将のみとなっているわけですが、これは私の“『死亡の塔』探しの旅”は『死亡の塔』韓国バージョンのオリジナルVHSを入手した後も、依然果てしなく続く事になりそうです。
と言うわけで、韓国映画のレア映像&新事実を追い求める「熱風!韓国LEGENDS」、勿論70回以降もまだまだ続きます!どうぞお楽しみに!

「燃えろ!新日本プロレス」Vol.3「長州力&三銃士、闘魂を継ぐ者たち!」を救済して

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はい、まずはドニー兄貴の公開待機作品『特殊身分』英語字幕入り予告編です→ http://www.youtube.com/watch?v=1cGGw_7LcEg&feature=youtu.be
今週、某出版社さんより原稿依頼を頂きまして、これから暫くはひたすら真夏の原稿書きの毎日となりそうな事もあり、ブログやFACEBOOKの更新が難しくなりそうなんですが・・・それでも何とか頑張って更新したいと思いますのでよろしくお願いします!でもこれで友人&知人が送ってくれた韓国映画や溜まってるプロレスDVDの鑑賞はちょっとお預けになりそうです(涙)。

さて、先週都内の大森に行った際にブラッと入った某巨大中古書店(苦笑)で、DVDマガジン「燃えろ!新日本プロレス」が何冊か並んでいるのを発見しまして、その内のVol.3「長州力&三銃士、闘魂を継ぐ者たち!」と書籍で塩澤幸登著「UWF戦史―1983年〜1987年 誕生勃興編」を救済しました。
「長州力&三銃士、闘魂を継ぐ者たち!」封入のDVDには全部で4試合収録されているのですが、その中でもWWFインターナショナル選手権者ドラゴンこと藤波辰巳vs挑戦者長州力戦、そして両国国技館で行われたアントニオ猪木vs長州力の2試合は、私も当時本放送を録画したVHSでしか所有していなかった事もあり、ついつい購入してしまった次第です。
ただこの藤波vs長州戦は長州が「藤波、俺はお前の“噛ませ犬”じゃないんだ!」とドラゴンに牙を剥いて以来、幾度にも渡る激闘の果てに遂に長州がドラゴンをピンフォールしてタイトルを奪取する!というまさに“革命記念日”とでも言うべき壮絶なる試合でした。
特に試合の終盤で長州のブレーン・バスターを空中で切り替えしたドラゴンが長州に必殺のジャーマン・スープレックスを炸裂!私も含めた誰もが「決まった!ドラゴンの勝ちだ!」と思った瞬間、何と長州はドラゴンの原爆固めをカウント2で返す!場内騒然とする中、長州はドラゴンのドロップキックや決死の後方回転エビ固めもことごとく返し、最後は渾身のリキ・ラリアートで藤波をフォール!!!という白熱の攻防はまさに“死闘”の言葉が相応しい一戦でした。
この長州が当時から“プロレスの芸術品”とまで言われた藤波のジャーマン・スープレックスを返した事で、これ以降この技の持つ神秘性と伝説が失われてしまったとさえ言われるほど、この試合でドラゴンが長州に放った原爆固めは素晴らしかったんですね。
もう一試合の猪木vs長州戦も、当時レスラーとして晩年を迎えていたアントンが最後にはこれまた長州のリキ・ラリアートの6連発を浴びて衝撃のフォール負けを喫し、試合後には会場のファンの前で「ううう・・・うおおおおお!」と悔し泣きするシーンが悲壮感タップリの結末なんですねえ・・・。
あと同時に購入した「UWF戦史―1983年〜1987年 誕生勃興編」も、UWFの歴史の中でも一番面白い馬場さん、アントン、そして新間寿らが暗躍(?)するUWF誕生の辺りを検証している事もあって救済したのですが、それにしても定価が3000円近くする本が驚愕の105円とはアンマリと言えばアンマリの価格だなぁ!!(トホホ)。
あっと注目の「燃えろ!新日本プロレス」最新号にして今月12日発売のVol.49は、何とぉ!「新日本vs邪道、危険(ヤバ)過ぎる賭け!」と題して、あの大仁田厚vs新日軍団の抗争特集だそうです!オイオイオイオイ!新日さんよ、やってくれるじゃねーかよぉ!?(って大仁田調で読んでね♪)

これぞ“ハリウッド陽剛西部劇”!!クエンティン・タランティーノ監督作品『ジャンゴ/繋がれざる者』

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相変わらず原稿書きの毎日が続いていますが、いや毎日本当に暑いですねー!どうか皆さんも熱中症にはくれぐれも気をつけ下さいね。
あと最近昔に買ったアントニオ猪木のLDボックス(ディスク4枚入り)を引っ張り出して来て猪木vsドリー・ファンクJR戦や猪木vsストロング小林戦なんかを観てるんですが、LDって今観ても十分に画質も綺麗だし、何でアッサリと衰退しちゃったのかなぁ???

さて、昨日はそんな原稿書きの息抜きも兼ねてクエンティン・タランティーノ監督、ジェイミー・フォックス主演『ジャンゴ/繋がれざる者』(13)を観てみたんですが、これが中々面白かったです♪古くからマカロニ・ウエスタンを愛する者にはオープニングで『ジャンゴ』のオリジナル・テーマ曲がガンガン!流れたり、劇中でもジェンマ&リーヴァン・クリーフ伝説の大傑作『怒りの荒野』のテーマ曲(おっと『鷹爪鐵布衫』(77)じゃないのよ〜ん!(笑))が挿入されたり、途中で“リアル・ジャンゴ”のフランコ・ネロがカメオ出演していてフォックス演じる新生ジャンゴに「お前、名前は?」なんて問い質すシーンなんて大感激でしょうね。私も今回タランティーノが主人公のジャンゴを敢えて黒人のジェイミー・フォックスにしたり、レオナルド・ディカプリオに嫌味な悪役を演じさせたりの“変化球的キャスティング”は面白いと思ったし、肝心のガン・ファイトでも銃弾を浴びた人間が鮮血飛び散らせる中、スローモーション描写を巧みに織り交ぜたリアルで迫力に満ちた銃撃戦(ってここは完全にタラちゃんが大好きな“陽剛導演”張徹作品のモロ影響下にありますねえ♪)も十分に合格点を進呈できる完成度ですし、巷で叩かれていた165分の上映時間もそんなに長くは感じませんでした。
ただちょっと気になったのが劇中で挿入される他の映画のテーマ音楽がどうも単にタラちゃんの自己満足的なセンスで入れられている感じで、例えばニック・ノルティー主演『アンダー・ファイヤー』のテーマ曲なんてどう見ても無理があったもんねえ(苦笑)。
あとこの『ジャンゴ/繋がれざる者』は黒人奴隷制度が作品の重要なテーマになっているんですが、タラちゃんが普通なら観客が思わず嫌悪感を感じてしまう白人の黒人に対する激しい差別描写を単なる白人vs黒人の憎しみ合いに終わらせず、そこに主人公ジャンゴの愛する妻を取り戻すための一途な想い、そして白人でありながら黒人のジャンゴに自由を与える賞金稼ぎキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ。好演!)とジャンゴの奇妙な友情を織り交ぜた事で、映画を見終わった観客に不快感ではなく、逆に爽快感を与える事に成功している点は高く評価されるべきでしょう。いや〜何か私もこの『ジャンゴ/繋がれざる者』を観たら、久々に『続・荒野の用心棒』(66)が観たくなって来ました♪

「キネマ旬報」最新8月下旬号に『アイアン・フィスト』&RZAインタビュー掲載!

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繰り返しになりますが本当に暑いですねえ!相変わらず原稿書き&資料収集の毎日の私ですが、余りの暑さに原稿書きも夕方から夜に集中せざるを得ない状況です。でもそんな毎日でも前から気になっていたヴァンダムの『UFO侵略』だけはシッカリとゲットしていたりする龍熱でした♪

さて、現在発売中の「キネマ旬報」最新8月下旬号に“邵氏片LOVE”全開映画『アイアン・フィスト』(13)の監督&主演であるRZAのインタビュー記事が「タランティーノ絶賛の“クンフー映画美学” 」と題して掲載されていますね。インタビュー構成は編集部の岡崎優子さんで、これがかなり読み応えのあるインタビュー記事でした。
例えばRZAが今回の『アイアン・フィスト』を製作する際に最も影響を受けた映画が劉家良&劉家輝コンビの『少林寺三十六房』(78)だとコメント(納得!)したり、9歳からクンフー映画を観ていたRZAが初めて観た映画がリーさんの『ブルース・リーinグリーン・ホーネット2/電光石火(!)』とジム・ケリー主演『ブラック・サムライ(!!)』の2本立て(こんな2本立てなら私も観に行きたいぞ♪)だったとか、RZAの超マニアックなコメントが次々と語られています。他にもRZAとタラちゃんや呉宇森導演の交流やキャスト陣の劉家輝、陳観泰、梁家仁ら“邵氏LEGENDS”にもシッカリと触れられているこのインタビュー、是非チェックしてみて下さいね。詳しくはこちらにGOです!→ http://www.kinejun.com/tabid/62/Default.aspx

陳観泰!陳恵敏!劉永!“LEGENDS”トリオ特別客串『我亞媽發仔瘟』&何超儀主演『ドリーム・ホーム』

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さて、昨日は前に大陸版DVDを買ったまま未見だったオールスター・コメディ古装片『我亞媽發仔瘟』(05)と、これまたDVDをズッと放置状態だった『ドリーム・ホーム』(10)を連続で(早送りしながら♪)観てみました。まず鄭偉文導演作品『我亞媽發仔瘟』ですが、まあこの手のドタバタ古装片はストーリーはあってないような感じなんですが(苦笑)、主演の薛家燕が『少林サッカー』トリオの田啟文、林子聰、陳國坤らと延々とナンセンスなやり取りを繰り返すだけの映画なんです(トホホ!)。
ただ私が思わず「おお、やっぱりこのDVD買って良かったぞ!」と歓声を上げたのが映画の途中でそれぞれ“狂牛”、“癲剣”、“碧眼猴”と名乗る3人組の悪漢として陳観泰、陳恵敏、劉永の“LEGENDS”が出て来て大暴れするシーンなんですよー!!(狂喜♪)
この“LEGENDS”トリオが活躍するシーンだけは必見ですので、ご興味のある方はチェックして頂きたいんですが・・・でもその“LEGENDS”トリオも最後は薛家燕が変身した白髪魔女にコテンパンにやられてしまうんですけど(涙)。
あと薛家燕が『死亡遊戯』のイエロートラックスーツ&日本刀姿(オイオイ?)になったり、これまた古いファンには嬉しい恬妞が悪女役で顔を出していたり、 黄一飛や綺麗な蒙嘉慧&姚瑤も出演しています。クドイですが陳観泰、陳恵敏、劉永の“LEGENDS”トリオは本当に良かったですぞ♪
こちらが『我亞媽發仔瘟』の作品データです→ http://hkmdb.com/db/movies/view.mhtml?id=10774&display_set=eng

逆に酷かったのが彭浩翔導演、何超儀主演の猟奇犯罪映画『ドリーム・ホーム』で、この映画公開時に一部のライターとかが騒いでいたようですが、私は観ていてただただウンザリでした。
住宅難の香港で主役の何超儀がひたすら人を次々と残虐な方法で殺していく・・・それだけの映画でした。
と言うか、私はそれ以外にこの映画から何かを感じ取ったり、汲み取ったりする気持ちが最後まで全く起きなかったなぁ(溜息)。
とにかく殺人のシーンが悪趣味と言うか、描写が幼稚と言うか、ちょっとこれ以上の批評は勘弁して欲しいんですが、主役の何超儀は以前はアクション映画にも積極的に出演していて、私は彼女にはこんな映画に出ないでもっと女武打星としての可能性を追い求めて欲しかったですね。
あとどうでも良いんですが、映画の冒頭で王青、何超儀の父親役で徐少強が顔を出していましたが、またこの2人がアンマリな方法で殺されちゃうんだよねえ!(溜息)。この彭浩翔って導演は彼ら香港武打片の“LEGENDS”たちに何のリスペクトも感じてないんでしょうか・・・本当に観ていてグッタリしてしまった映画『ドリーム・ホーム』でした。
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