さて、昨日は都内某所でガイ・リッチー監督によるディズニー映画「アラジン」(19)を試写で観て来ました。いや〜最高に面白い!素晴らしい!!
砂漠の王国アグラバーに住むアラジン(メナ・マスード)は天涯孤独の泥棒でしたが、実は誰よりも心が清らかな青年でした。ある日アラジンは何時ものように相棒の猿アブーと街に出向くと、そこで美しい女性ジャスミン(ナオミ・スコット)と出会います。実はこのジャスミンこそアグラバー王国の王女で各国から自分に求婚に来る全然イケてない王子たちにウンザリしたジャスミンは素性を隠し街を散策していたのでした。お互いに仄かな好意を持ったアラジンとジャスミンは、その夜ジャスミンのお城で再会を果たしますが、そこをアクラバー王国を我が手にしようと企む国務大臣にして邪悪な魔道師ジャファー(マーワン・ケンザリ)に目撃され、アラジンはジャファー一味に砂漠の人知れぬ洞窟に連れ去られます。ジャファーに洞窟内にあるランプを持ち帰るよう命じられたアラジンは、渋々アブーと洞窟に入り、山のような財宝を横目にお目当てのランプを発見すると、思わずランプを擦ってしまいます。そう!この神秘の洞窟には心が清らかな人間だけが入る事を許され、そこに供えられたランプを擦るとその人間の願いを3つ叶えてくれる青色の魔人ジーニー(ウィル・スミス!大快演!)が現れるのだった!!
ジーニー「ホッホオォ〜!あ、俺を呼んだのお前?じゃあさ、さっさと3つの願いを言えってーの♫」
映画が始まってから約40分、いよいよ画面にウィル・スミス扮するジーニーが登場した瞬間、画面が一気に華やかになり、思わず笑ってしまうナンセンスギャグや破天荒なダンスシーンが連発される事で、改めて本作「アラジン」が第一級のミュージカルファンタジー映画である事が私たち観客も十二分に理解する事となります。
また今回ジーニーに扮したウィル・スミスは私たち日本人にもお馴染みである万能の力を持つランプの魔人を、例えばアニメ「大魔王シャザーン」(67)のシャザーンのような威風堂々としたステレオタイプの魔人でなく、敢えて絶えず軽口を叩きオチャラケていて、女性が大好きで、それでいて1万年の長きに渡り無数の人間を見て来た事で得た鋭い洞察力を持った魔人ジーニーを快演しています。間違いなくこの「アラジン」はジーニー役のウィル・スミスの強烈なパフォーマンスが無ければ成立しない映画だと断言して良いほどの圧倒的な存在感です。いや素晴らしい!!
こうして無敵の魔人ジーニーに加えて、相棒のアブー、そして洞窟でアラジンに助けられた事で絶対の忠誠を誓う魔法の絨毯たち頼もしき仲間を得たアラジンは、悪の魔道師ジャファーに今まさに蹂躙されようとしているサルタン国王とジャスミン王女を救うため、勇躍アグラバー王国へと飛び立つのだった!!
ここからの本作「アラジン」は、アラジンと仲間たちと悪の魔道師ジャファーの一転また一転のハラハラドキドキ!ワクワク!の闘いが最新特殊効果を駆使して大スクリーン狭しと縦横無尽に繰り広げられます!!さあ果たしてアラジンたちはジャスミン王女とアグラバー王国をジャファーの魔手から救えるのか!?そして最後に残されたアラジンのジーニーへの3つ目の願い事とは何か!?ディズニー映画を愛するファンのみならず大興奮&大感動必至のスーパーダイナミックファンタジー巨編「アラジン」!ハッキリ言ってこの映画、龍熱のお薦めです👍。
この「アラジン」は来月6月7日からいよいよ全国ロードショー公開となりますので是非是非!!