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Channel: 超級龍熱
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「無題死亡遊戯」⑦ 五重塔挑戦者最後の生き証人田俊!

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「死亡遊戯」五重塔の挑戦者で現在唯一の生存者である田俊。だが今日に至るまで、田俊は私たちデスゲーム探求者たちのインタビュー要請を頑なに拒み続けている。その田俊の取材拒否の理由が「ドラゴン危機一発」(71)で、当初は主役だった田俊がリーさんに主役の座を奪われた屈辱を今も忘れていないからと言われている。
もしそれが事実なら「ドラゴンへの道」(72 )でリーさんとの世紀のコロシアム決闘で敢えて負け役を飲み、その後、逆にそれをバネとして世界的なトップスターとなったチャックノリスはどうなるのか、となるが、こればっかりは田俊本人にしか分からない感情なので龍熱としてはコメントのしようがないのが現状である。
ただ「ドラゴン危機一発」の主役の座に関しては、以前にも触れたように邵氏公司の大スター陳観泰が一時期主役候補だっと言われる。
果たして本当だろうか?龍熱も某氏からこの情報を聞いた当時はビックリはしたものの、よくよく考えて見ると確かに実際の猿拳高手である陳観泰ならクンフー映画の主役としては十分過ぎるほど適任だが、陳観泰の拳技を中心としたクンフーアクションはリーさんの打点が高い電光石火の“李三脚”と比べると余りにオーソドックスであると言わざるを得ない。
要するにそこにはアクションにおける“革命の香り”が全く感じられないのである。
この陳観泰「ドラゴン危機一発」主役説に関しては陳少鵬の「確かにその案はあったが、李小龍と陳観泰のそれぞれの武術のバックグラウンドが生む摩擦を考えて私が陳観泰を主役候補から降ろした」との証言を再度ここに書き記すにとどめたい。
ただ繰り返しになるが、田俊を主役に起用するリスクを考えたら、後に邵氏のトップ武打星となる陳観泰を主役に起用との嘉禾影業首脳陣の考えは龍熱にはこれまた十分に理解出来るのだ。
最後に龍熱がもし田俊にインタビュー出来るとしたら「死亡遊戯」に関する以下の謎を直撃してみたい。
田俊演じるキャラクターの武術歴などの細かい人物設定。同じ五重塔の挑戦者である解元との関係。何故リーさん演じる主人公に露骨なまでの対抗意識を持つのかその理由。
リー監督から未撮影だった五重塔の1階や2階のファイトシーンに関してどの程度聞いていたか。3階のダン・イノサント戦、4階の池漢載戦のエピソード。そして5階のカリーム・アブドゥル・ジャバール戦、同セットで行われたフォトセッションの思い出等々。
嗚呼、これらのデスゲーム最後の謎を明かせるはずの重要人物である田俊が日に日に老いていく中、田俊にインタビュー出来ないこの八方塞がりの状況が龍熱は本当にもどかしい!何とか突破口が見つからないものだろうか・・・!以無法為有法!以無限為有限!死亡的遊戯無敵也!

Bruce Lee and James Tien at Game of Death set.Tien is only survivor of pagoda challengers now but he keeps refusing interview about Game of Death.What a waste!!


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