さて、李小龍追悼特別企画【「死亡遊戯」撮影日記】第3回は五重塔の3階は“虎殿”です。これまたスタッフが持つカチンコに正式な題名「死亡的遊戯」が書かれています。次の第4回で触れますが、実はこの“虎殿”は本作「死亡遊戯」の作品題名の劇的な変更が行われたフロアです。
そしてよくこの画像を見て下さい。“虎殿”中央に据えられた虎の毛皮で被われた椅子、普段は“フィリピンの魔杖師”ダン・イノサントが座っている椅子ですが、そこにヌンチャクを手に座るリーさんの隣に立つ女性こそリンダ夫人です!この虎の毛皮の椅子に座ったリーさんとリンダ夫人が談笑するスチール写真は何枚もありますが、このような映像で確認出来るのは約96分のラフカットでもこの僅か数秒のカットだけです。「死亡遊戯」の五重塔内セットには様々な訪問者がありましたが、やはりこうしてリンダ夫人が映り込んでいるカットはさすがに驚きと同時に感激してしまいますね。私も何時かリンダ夫人とお会いする機会があった時は、リンダ夫人とリーさんがこの“虎殿”のセットでどんな会話を交わしたのか是非訊いてみたいと思っています。Game must goes on!!