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Channel: 超級龍熱
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ヴァンダム直伝の無敵格闘術炸裂!カン・リー主演最新作『Dragon Eyes』

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今週は某局から邵氏兄弟公司作品の監修&作品チョイスのお仕事が来まして、ここ数日間はそちらに掛かり切りとなっていたためにどうしてもブログの更新が出来ませんでした。でもやっぱり邵氏公司作品は良いですねえ!最近もトニー・リャンこと梁少熊導演作品『霹靂雷電』(85)を高画質&英語字幕付きDVDでジックリと観直していたんですが、大昔に出回っていた同作品のブートVHSとはオープニングの編集が違っていたりと大いに楽しめました。それにしてもこの手の天映娯楽社未発売の邵氏公司作品は大陸辺りの怪しげな動画サイトなんかじゃなくて、ちゃんとした字幕付きDVDで観るのに限りますね(笑顔)。

さて、以前にも当ブログでも何度か触れて来ましたジョン・ハイアムズ監督、カン・リー&ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演最新作『Dragon Eyes』(11)を観てみました。
ただ肝心のヴァン・ダムに関しては主演ではなく明らかに脇役出演で、刑務所内で主人公ホン(カン・リー)に格闘術を特訓&伝授する眼鏡姿&初老の囚人ティアノ役での出演です。作品的にもこの手のB級アクション映画によくある白人警官たちとヒスパニック系ギャングの抗争がテーマで、ちょっと龍熱的には乗れない展開でした(苦笑)。
そうは言いながらも、カン・リー演じる刑務所帰りの主人公ホンが自分に襲いかかるギャングや悪徳警官を師匠ティアノ直伝の格闘術で次々と撃退していく過程でカン・リーが披露する得意のジャンピング・スピンキック、豪快なジャーマン・スープレックス(物凄いブリッジ&急角度!)、そして電撃の関節技の数々は流石に見応え十分ですので、敢えてヴァン・ダムではなくカン・リー目当てでこの『Dragon Eyes』に期待している方にはお薦め出来る作品だと思います。
あと今回悪役のミスターVに扮しているのがあの『ロボコップ』ことピーター・ウェラーなんですが・・・これがもう「ロボコップ、老けたなぁ!」って感じでちょっと唖然としてしまうほどのピーター・ウェラーの老け振りでした(トホホ!)。
そう言えば、これは以前にドニー兄貴作品の武術指導の方に聞いた話で、ドニー兄貴主演作品『孫文の騎士団』(09)でドニー兄貴とカン・リーが街中で大激闘を展開するシーンなんですが、実際にはあの決闘シーンの現場ではドニー兄貴とカン・リーは只の1度も(!)直接拳を交えていないそうです。いやはやこれって何かビックリですねえ!
あとヴァン・ダムは10月に公開が予定されている我らがスライ率いる『エクスペンダブルズ2』にもチャック・ノリスと共に出演していますし、同作品における“悪のJCVD”ことジャン=クロード・ヴァン・ダムの活躍も楽しみですね♪

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