既に皆さんもご存じかと思いますが、いよいよ我らがドラゴンこと藤波辰爾のジュニアヘビー級王者時代の試合を収録した「藤波辰爾デビュー40周年記念DVD-BOX」が発売になりましたねー!でも収録試合をよく見るとあの大分(か何処か)で行われたドラゴン対エル・カネックの壮絶なタイトルマッチ前哨戦、そして次の週でカネックのタイトルマッチ当日の敵前逃亡で騒然とするリング(リング上でドラゴンが「僕はタイトルを返上します!」と涙のマイクアピール)で、ドラゴンが代役出場のイワン・コロフに怒りのドラゴン・スープレックス爆発!の一連の試合が未収録じゃないの?(涙)。でも私は結局はこのBOX買っちゃうんでしょうねえ(苦笑)。
さてさて、今回も天映娯楽社未発売邵氏片のレビューでいきたいと思いますが、これまでと違って今回は李沛權導演による3話オムニバス形式のホラー映画『鬼域:冤鬼色鬼賭鬼』(81)です。
まず第1話「冤鬼」は、新人警官(演じるは萬梓良!異様に若いです)が古びた無人の屋敷で不気味な女性(陳??)に遭遇しますが、実はその女性こそ30年前に萬梓良にソックリの男性に殺された女性の怨霊だった!というお話。クライマックスで萬梓良の恋人の女性(李燕燕)が老婆から「アンタの男を助けたければこのお札を亡霊の骨壷に貼りなさい!」とお札を手に幽霊屋敷に駆けつけますが、既にその時は萬梓良が女幽霊に追い詰められていた!恋人は懸命にお札を女幽霊の骨壷に貼ろうとしますが、その時骨壷が祭壇から床に落下!もう後は・・・怖くて書けません(怖)。
第2話「風流鬼(色鬼)」は、女たらしの会社員(陳欣健)が綺麗な妊娠中の奥さん(姚煒)がいながら、フィリピンで愛人(陳莉莉)を作り、おまけに会社では秘書(邵氏一の巨乳女優で知られた梁珍妮)にまで手をつけています。ところがフィリピンの愛人が妊娠してしまい頑なに「私はこの子を産むわ!」と言い張る事に激怒した陳欣健は思わず愛人をベランダから転落死させてしまいます!慌てて香港に帰って来た陳欣健ですが、出産間際の奥さんが雇った家政婦が何と死んだフィリピン人の愛人にソックリだった!!こうして次第に精神が錯乱していった陳欣健は、とうとう出産直前の奥さんを愛人の亡霊と思い込み絞殺!そしてその死亡した奥さんから生まれて来た子供の運命は!もう後は・・・怖くて書けません(怖)。
第3話「千鬼(賭鬼)」は、ギャンブル好きの老人(劉克宣)がある日家の祭壇で奇妙な眼鏡を見つけます。ところがこの眼鏡をかけて競馬新聞を読むと不思議と当たり馬が見えたり麻雀でも連戦連勝!老人は甥(秦煌)と共に大喜び!ところがこの眼鏡は以前に老人の家の近所に住んでいた賭博師(唐天希)の物で、賭博師は怨霊になって老人の前に現れると次々と老人にギャンブル勝負を強要するのでした。そして麻雀の大勝負に買って大金を手にした老人を待っていた恐ろしい結末とは!?もう後は・・・怖くてってこの話はそんなに怖くなかったです(苦笑)。
この手の3話オムニバス形式の怪談作品では、確か台湾辺りの怪談オムニバス映画『霊幻怪談』(79)がありましたね。この映画は「馬女」、「古剎」、「鏡中孩」の3話で構成されていて、もう断トツで第2話の“怪談客桟戯”である「古剎」が秀逸でした。
と言うわけで、今後の天映娯楽社未発売邵氏片レビューですが、次回辺りはいよいよ“南洋邪術片の雄”桂治洪導演作品を予定していますので、どうぞお楽しみに!
さてさて、今回も天映娯楽社未発売邵氏片のレビューでいきたいと思いますが、これまでと違って今回は李沛權導演による3話オムニバス形式のホラー映画『鬼域:冤鬼色鬼賭鬼』(81)です。
まず第1話「冤鬼」は、新人警官(演じるは萬梓良!異様に若いです)が古びた無人の屋敷で不気味な女性(陳??)に遭遇しますが、実はその女性こそ30年前に萬梓良にソックリの男性に殺された女性の怨霊だった!というお話。クライマックスで萬梓良の恋人の女性(李燕燕)が老婆から「アンタの男を助けたければこのお札を亡霊の骨壷に貼りなさい!」とお札を手に幽霊屋敷に駆けつけますが、既にその時は萬梓良が女幽霊に追い詰められていた!恋人は懸命にお札を女幽霊の骨壷に貼ろうとしますが、その時骨壷が祭壇から床に落下!もう後は・・・怖くて書けません(怖)。
第2話「風流鬼(色鬼)」は、女たらしの会社員(陳欣健)が綺麗な妊娠中の奥さん(姚煒)がいながら、フィリピンで愛人(陳莉莉)を作り、おまけに会社では秘書(邵氏一の巨乳女優で知られた梁珍妮)にまで手をつけています。ところがフィリピンの愛人が妊娠してしまい頑なに「私はこの子を産むわ!」と言い張る事に激怒した陳欣健は思わず愛人をベランダから転落死させてしまいます!慌てて香港に帰って来た陳欣健ですが、出産間際の奥さんが雇った家政婦が何と死んだフィリピン人の愛人にソックリだった!!こうして次第に精神が錯乱していった陳欣健は、とうとう出産直前の奥さんを愛人の亡霊と思い込み絞殺!そしてその死亡した奥さんから生まれて来た子供の運命は!もう後は・・・怖くて書けません(怖)。
第3話「千鬼(賭鬼)」は、ギャンブル好きの老人(劉克宣)がある日家の祭壇で奇妙な眼鏡を見つけます。ところがこの眼鏡をかけて競馬新聞を読むと不思議と当たり馬が見えたり麻雀でも連戦連勝!老人は甥(秦煌)と共に大喜び!ところがこの眼鏡は以前に老人の家の近所に住んでいた賭博師(唐天希)の物で、賭博師は怨霊になって老人の前に現れると次々と老人にギャンブル勝負を強要するのでした。そして麻雀の大勝負に買って大金を手にした老人を待っていた恐ろしい結末とは!?もう後は・・・怖くてってこの話はそんなに怖くなかったです(苦笑)。
この手の3話オムニバス形式の怪談作品では、確か台湾辺りの怪談オムニバス映画『霊幻怪談』(79)がありましたね。この映画は「馬女」、「古剎」、「鏡中孩」の3話で構成されていて、もう断トツで第2話の“怪談客桟戯”である「古剎」が秀逸でした。
と言うわけで、今後の天映娯楽社未発売邵氏片レビューですが、次回辺りはいよいよ“南洋邪術片の雄”桂治洪導演作品を予定していますので、どうぞお楽しみに!