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年忘れ李小龍與香港武打片夜話② “陽剛導演”張徹を囲む2人の邵氏武打星。

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“陽剛導演”張徹を囲む施思と傅聲。邵氏公司作品『第三類打闘』(80)撮影合間のスナップとの事ですが、傅聲は張徹監督に特に可愛がられた武打星で、私が傅聲と名コンビを組んだ戚冠軍にインタビューした際、戚師父は「張徹導演は傅聲以外の武打星が傅聲の専売特許のコミカルタッチのアクションをやると凄く怒ってね」と明かしてくれました。
それだけ張徹監督は傅聲の俳優としての個性を大切にしていたんでしょうね。ただ傅聲はヒーロー役の俳優をやるには致命的な短所がありました。それが身長の低さでした。
相棒の戚冠軍が180cm近い長身だった事もあり、2人の身長差を隠すため、傅聲は密かにシークレットブーツの愛用者でした。
もう1人の施思は鄭佩佩が結婚引退した後、不在となった邵氏の女武侠片の第一人者として活躍した人で、以前も触れましたが施思は東映が製作準備に入っていた『女必殺拳』(74)の主演候補に挙げられていました。この『女必殺拳』主演候補には他にもアンジェラ・マオこと茅瑛と『地獄から来た女ドラゴン』(72)主演女優嘉凌も候補だった説があります。
ただ私がアンジェラにインタビューした際に本人に『女必殺拳』出演について確認しましたが、アンジェラはその東映側からのオファーに関しては全く知りませんでした。
また施思も東映側に専属のスタンドダブルを強く要求したため施思主演版『女必殺拳』は結局実現せず、最終的には志穂美悦子が主演する事となったのでした。

From left Shih Szu,Chang Cheh and Alexander Fu Sheng during Heaven and Hell shooting at Shaw studio.


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