昨日は高田馬場の古書店で前から探していた石原慎太郎が実弟の石原裕次郎の思い出を書き記した「弟」を発見!それも余りの低価格に何か著者の慎太郎知事に大変申し訳ないような気持ちと共に購入しました。その時は裕次郎関連の書籍でもう1冊、今は亡き百瀬博教さんの「裕次郎時代」も目白の古書店で購入したんですが、これは今から2冊とも読むのが本当に楽しみです♪
さてさて「李小龍、最強的Blu-ray出撃!」や「日活片與亜細亜動作片」、そして「熱風!韓国LEGENDS」など特集&連載企画が控えていますが、今日はちょっとだけ息抜き的にあの『特殊任務』でのドニー兄貴との大大大トラブルの記憶も新しい“中国巨龍”趙文卓主演最新作『大武当之天地密碼』(12)を観てみました。
導演は梁柏堅、武術指導は元奎、そして芸術&服装指導として日本から和田恵美が参加していますね。
映画は武当山500周年を記念して開催された「道教青年武術大賓」に中国や朝鮮など各地から武術家たちが参加する中、教授ながら武術の達人の唐雲龍(普段は眼鏡姿が意外に似合ってます。ちなみに今回は文卓本人の北京語による肉声!)と娘の唐寧(徐嬌。立派に成長しています♪)、そしてこれまた女性ながら卓越した武術の名手天心(楊幂)たちは武当山の各所に隠されているという、それを手にすれば無敵者となる7つの秘宝と神剣を求めて武当山にやって来ます。
その武当山で唐雲龍親子は道長にして何処か邪悪な影を持つ白龍(杜宇航!)や善良な弟子の水合一(樊少皇!)と出会いますが、若い水合一と唐寧の2人はすぐにお互いに強く惹かれ合ったりします♪そして唐雲龍と天心は連日に渡って行われる武術大賓を横目に共に協力し合いながら懸命に7つの秘宝を求めて武当山を探索しますが、当然のようにそれを阻止せんと白龍道長や武当山の女導士軍団が唐雲龍たちの前に立ち塞がります!
ここで唐雲龍こと趙文卓が披露する華麗にして豪快な武打シーンは、武術指導の元奎が「敢えてもう1度ワイヤーワークの原点に立ち戻る事」を目指したかのような、それはハイレベルかつ見事なワイヤー・クンフーを構築しています。
また脇を固める水合一こと樊少皇も、武当山を知らしめた張三豊が駆使したとされる睡功の特訓シーンや、皮肉にも「武術大賓」で顔を合わせてしまった水合一と唐寧が涙ながらに拳を交える素晴らしくロマンティックなシーン(そこの樊少皇信者の女性ファンの貴女、このシーンはまさにルイス信者は必見ですぞ♪)などでシッカリとその存在感をアピールしています。
ただ何と言ってもこの『大武当之天地密碼』最大の見せ場は、終盤で何故に唐雲龍が必死に7つの秘宝を追い求めていたのか、その悲しき理由が明らかになると同時に、その唐雲龍の前に文字通り“最強の敵”として立ちはだかる白龍道長こと杜宇航の堂々たる姿でしょう。このクライマックスで実現する趙文卓vs杜宇航という黄金カード(当然初顔合わせ!)は、白龍道長の破壊力満点の蹴りを何度も何度も浴びながらも、愛する娘の命を救うために最後の力を振り絞り立ち上がった唐雲龍の“逆襲の拳脚”が白龍道長に炸裂する!という中々の盛り上がりとなっています。
欲を言えば後半の唐突過ぎるファンタジックな展開がやや当初の作品世界とズレているのが気になりましたが、私はこの『大武当之天地密碼』面白く観る事が出来ましたし、趙文卓、杜宇航、樊少皇の3大武打星揃い踏み映画としても十分に楽しめる作品だと思います。あ、最後に邵氏片信者の方にはあの狄龍ジュニアの譚俊彦が気合の入った悪漢役で顔を出していますので、そこも要チェックでしょう♪
さてさて「李小龍、最強的Blu-ray出撃!」や「日活片與亜細亜動作片」、そして「熱風!韓国LEGENDS」など特集&連載企画が控えていますが、今日はちょっとだけ息抜き的にあの『特殊任務』でのドニー兄貴との大大大トラブルの記憶も新しい“中国巨龍”趙文卓主演最新作『大武当之天地密碼』(12)を観てみました。
導演は梁柏堅、武術指導は元奎、そして芸術&服装指導として日本から和田恵美が参加していますね。
映画は武当山500周年を記念して開催された「道教青年武術大賓」に中国や朝鮮など各地から武術家たちが参加する中、教授ながら武術の達人の唐雲龍(普段は眼鏡姿が意外に似合ってます。ちなみに今回は文卓本人の北京語による肉声!)と娘の唐寧(徐嬌。立派に成長しています♪)、そしてこれまた女性ながら卓越した武術の名手天心(楊幂)たちは武当山の各所に隠されているという、それを手にすれば無敵者となる7つの秘宝と神剣を求めて武当山にやって来ます。
その武当山で唐雲龍親子は道長にして何処か邪悪な影を持つ白龍(杜宇航!)や善良な弟子の水合一(樊少皇!)と出会いますが、若い水合一と唐寧の2人はすぐにお互いに強く惹かれ合ったりします♪そして唐雲龍と天心は連日に渡って行われる武術大賓を横目に共に協力し合いながら懸命に7つの秘宝を求めて武当山を探索しますが、当然のようにそれを阻止せんと白龍道長や武当山の女導士軍団が唐雲龍たちの前に立ち塞がります!
ここで唐雲龍こと趙文卓が披露する華麗にして豪快な武打シーンは、武術指導の元奎が「敢えてもう1度ワイヤーワークの原点に立ち戻る事」を目指したかのような、それはハイレベルかつ見事なワイヤー・クンフーを構築しています。
また脇を固める水合一こと樊少皇も、武当山を知らしめた張三豊が駆使したとされる睡功の特訓シーンや、皮肉にも「武術大賓」で顔を合わせてしまった水合一と唐寧が涙ながらに拳を交える素晴らしくロマンティックなシーン(そこの樊少皇信者の女性ファンの貴女、このシーンはまさにルイス信者は必見ですぞ♪)などでシッカリとその存在感をアピールしています。
ただ何と言ってもこの『大武当之天地密碼』最大の見せ場は、終盤で何故に唐雲龍が必死に7つの秘宝を追い求めていたのか、その悲しき理由が明らかになると同時に、その唐雲龍の前に文字通り“最強の敵”として立ちはだかる白龍道長こと杜宇航の堂々たる姿でしょう。このクライマックスで実現する趙文卓vs杜宇航という黄金カード(当然初顔合わせ!)は、白龍道長の破壊力満点の蹴りを何度も何度も浴びながらも、愛する娘の命を救うために最後の力を振り絞り立ち上がった唐雲龍の“逆襲の拳脚”が白龍道長に炸裂する!という中々の盛り上がりとなっています。
欲を言えば後半の唐突過ぎるファンタジックな展開がやや当初の作品世界とズレているのが気になりましたが、私はこの『大武当之天地密碼』面白く観る事が出来ましたし、趙文卓、杜宇航、樊少皇の3大武打星揃い踏み映画としても十分に楽しめる作品だと思います。あ、最後に邵氏片信者の方にはあの狄龍ジュニアの譚俊彦が気合の入った悪漢役で顔を出していますので、そこも要チェックでしょう♪