ここ数日間、かなり大きな余震が続いていますが、皆さんは大丈夫でしょうか。
私も先週辺りから中々ブログを更新する気持ちになれなかった事もあり、日頃から当ブログをご覧になって下さっている方々には本当に申し訳なく思います。
今後も余震は暫く続くかと思います。でも何とか気持ちを盛り立てて頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。そして頑張りましょう!
さてさて、昨日は少しでも元気を出そう!と何気に出てきたコピー物のVHSで、“天皇巨星”ジミー・ウォングこと王羽の初導演作品にして、ジミー自身最後の邵氏片となった『吼えろ、ドラゴン!起て、ジャガー!』(70)を本当に久々に観てみました。因みに今回私が観たVHS(PAL仕様)は大昔にワーナーから発売されていた英語吹き替え版なんですが・・いや〜やっぱり私たちの世代は邵氏片と言ったら英語吹き替え版がシックリ来るんだよなぁ!(シミジミ・・)。
で、言うまでもなくこの『吼えろ〜』は70年代初頭に香港クンフー映画初の“拳撃片”として公開され大ヒットを達成し、その後の香港クンフー映画の指針を定めた作品として余りにも有名です。
まあ確かに劇中で王羽や羅烈、あるいは趙雄、陳星、王鍾たちが「イヤアアア!」「ドリャアアア!」の奇天烈な掛け声と共に両手を勇ましく旋回させ披露する数々のクンフー・アクションは相当に“クラシカル”ではあります。
ただそれでもこの『吼えろ〜』の劇中で出演者全員が鬼気迫る表情と共に銀幕に叩き着けるその漲る気迫と溢れんばかりの闘志は、本作公開後何十年という年月が流れても決して色褪せる事はありません。要するにこの『吼えろ〜』で展開されるクンフー・アクションに関しては、その殺陣の構成や切れ味だけではなく、その殺陣を繰り出すジミーを筆頭とした“新たなるジャンルを切り開かんとする挑戦者”とでも言うべき武打星たちの熱きモチベーションこそ評価され、また注目されるべきなんですね。
特に映画の中盤でジミーが披露する今では伝説的な名シーンとして知られる“百人斬り”、そしてクライマックスのジミーvs羅烈&陳星&王鍾(ついでに趙雄)の鮮血飛び散る決闘シーンは、観ている私も本作が既に国内でキングレコードから日本語字幕付きDVDとして発売済みの作品と十分に知りつつも・・結局は映画の最後までジッと息を呑んで見入ってしまったほどの緊張感と迫力に満ちていました。
そう、この『吼えろ〜』に象徴されるような“時代を新たに切り開いた名作”は何時見直しても観る者の心を捉えずには置かないんですね・・。
それにしてもこの『吼えろ〜』、主演のジミーに劇中で片っ端から斬り倒される絡み役たちの面子のまた豪華な事(苦笑)。パッと目についただけでも陳観泰、袁和平、袁祥仁、袁信義、陳流、白彪、馮克安、徐蝦などなど・・まさに錚々たる顔触れです。
あと私たちリー信者にとってこの『吼えろ〜』は、当時アメリカの映画館で本作を観たリーさんことブルース・リーに「何だ、この映画の王羽の足は?あれじゃまるでただ立ってるだけの“道具”じゃないか?俺ならもっと凄い映画が撮れる!」と敢然と香港映画界への帰国を決意させた作品として、言うなれば“世紀の闘神”の武打星人生においても実に重要な位置を占める作品でもあるわけです。
まさに“世紀の闘神”と“天皇巨星”を奇妙な運命の糸で結びつける事となった作品でもある『吼えろ、ドラゴン!起て、ジャガー!』、もしまだ未見の方がいらっしゃったら是非ご鑑賞をお薦めしたい作品です。
私も先週辺りから中々ブログを更新する気持ちになれなかった事もあり、日頃から当ブログをご覧になって下さっている方々には本当に申し訳なく思います。
今後も余震は暫く続くかと思います。でも何とか気持ちを盛り立てて頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。そして頑張りましょう!
さてさて、昨日は少しでも元気を出そう!と何気に出てきたコピー物のVHSで、“天皇巨星”ジミー・ウォングこと王羽の初導演作品にして、ジミー自身最後の邵氏片となった『吼えろ、ドラゴン!起て、ジャガー!』(70)を本当に久々に観てみました。因みに今回私が観たVHS(PAL仕様)は大昔にワーナーから発売されていた英語吹き替え版なんですが・・いや〜やっぱり私たちの世代は邵氏片と言ったら英語吹き替え版がシックリ来るんだよなぁ!(シミジミ・・)。
で、言うまでもなくこの『吼えろ〜』は70年代初頭に香港クンフー映画初の“拳撃片”として公開され大ヒットを達成し、その後の香港クンフー映画の指針を定めた作品として余りにも有名です。
まあ確かに劇中で王羽や羅烈、あるいは趙雄、陳星、王鍾たちが「イヤアアア!」「ドリャアアア!」の奇天烈な掛け声と共に両手を勇ましく旋回させ披露する数々のクンフー・アクションは相当に“クラシカル”ではあります。
ただそれでもこの『吼えろ〜』の劇中で出演者全員が鬼気迫る表情と共に銀幕に叩き着けるその漲る気迫と溢れんばかりの闘志は、本作公開後何十年という年月が流れても決して色褪せる事はありません。要するにこの『吼えろ〜』で展開されるクンフー・アクションに関しては、その殺陣の構成や切れ味だけではなく、その殺陣を繰り出すジミーを筆頭とした“新たなるジャンルを切り開かんとする挑戦者”とでも言うべき武打星たちの熱きモチベーションこそ評価され、また注目されるべきなんですね。
特に映画の中盤でジミーが披露する今では伝説的な名シーンとして知られる“百人斬り”、そしてクライマックスのジミーvs羅烈&陳星&王鍾(ついでに趙雄)の鮮血飛び散る決闘シーンは、観ている私も本作が既に国内でキングレコードから日本語字幕付きDVDとして発売済みの作品と十分に知りつつも・・結局は映画の最後までジッと息を呑んで見入ってしまったほどの緊張感と迫力に満ちていました。
そう、この『吼えろ〜』に象徴されるような“時代を新たに切り開いた名作”は何時見直しても観る者の心を捉えずには置かないんですね・・。
それにしてもこの『吼えろ〜』、主演のジミーに劇中で片っ端から斬り倒される絡み役たちの面子のまた豪華な事(苦笑)。パッと目についただけでも陳観泰、袁和平、袁祥仁、袁信義、陳流、白彪、馮克安、徐蝦などなど・・まさに錚々たる顔触れです。
あと私たちリー信者にとってこの『吼えろ〜』は、当時アメリカの映画館で本作を観たリーさんことブルース・リーに「何だ、この映画の王羽の足は?あれじゃまるでただ立ってるだけの“道具”じゃないか?俺ならもっと凄い映画が撮れる!」と敢然と香港映画界への帰国を決意させた作品として、言うなれば“世紀の闘神”の武打星人生においても実に重要な位置を占める作品でもあるわけです。
まさに“世紀の闘神”と“天皇巨星”を奇妙な運命の糸で結びつける事となった作品でもある『吼えろ、ドラゴン!起て、ジャガー!』、もしまだ未見の方がいらっしゃったら是非ご鑑賞をお薦めしたい作品です。