さて、昨日は羅惠徳&黄明升導演、洪金寶&洪天照主演最新作『蔡李佛』(11)を観てみました。
蔡李佛拳と言えば、香港では色々な意味で詠春拳の宿敵とも言える存在なだけに、その2つの門派の激しい抗争を描く展開の映画だと面白いなぁ?と思ったら・・・実際は洪天照、劉永健、そしてケイン・コスギこと小杉健の蔡李佛拳を学ぶ青年武道家3人が、同じくアメリカから来た3人の若手の武道家と「SUPER FIGHT」と称する格闘技大会で対決するまでを描いてる、言わば“青春武打片”ってティストの作品でした。
確かにサモ・ハンこと洪金寶や元華が洪天照の父親(つまりリアル親子競演)や師父役で脇を固めているはいるんですが・・・個人的にはこの手の「最初は頼りない主人公がライバルや恋人の女性と出会って成長して・・最後は見事格闘技大会のリングで勝ちましたー!♪」的な作品は相当食傷気味だった事もあって、ちょっと龍熱的には期待外れって感じでしたねえ(溜息)。
そうは言いながらも、サモ・ハンと元華が回想シーンで一騎討ちを見せたり、私が現在の若手香港武打星でかなり期待している杜宇航が同じく蔡李佛の達人役としてカメオ出演していたり、洪家拳の大家役で劉家榮(既に白髪状態なれど、その電撃の拳技は健在!)が貫禄十分で顔を見せていて、実の息子の劉永健を猛特訓したりと・・・それなりに「おおっ?」と唸るシーンはありました。
それにしてもラストの「SUPER FIGHT」の3対3の格闘技戦は全体的に淡白なファイト・シーンで観ていてキツかったなぁ(涙)。だって何とか「頑張ってる!」と及第点進呈できたのはケインとXーMEN(って役名の外人武打星)の対決シーンだけで、クライマックスの洪天照の相手の小僧(失礼!)なんて、映画の最初から最後まで顎鬚生やして散々凄んでおきながら・・実際は武術が殆ど出来ない俳優なのが完全にバレバレだもんねえ!(呆然)。
と言うわけで、龍熱としてはサモ・ハン、元華、そして劉家榮ら偉大なる“生きる伝説”たちのお姿が観られた事だけが収穫の『蔡李佛』レビューでした(トホホ!)。
蔡李佛拳と言えば、香港では色々な意味で詠春拳の宿敵とも言える存在なだけに、その2つの門派の激しい抗争を描く展開の映画だと面白いなぁ?と思ったら・・・実際は洪天照、劉永健、そしてケイン・コスギこと小杉健の蔡李佛拳を学ぶ青年武道家3人が、同じくアメリカから来た3人の若手の武道家と「SUPER FIGHT」と称する格闘技大会で対決するまでを描いてる、言わば“青春武打片”ってティストの作品でした。
確かにサモ・ハンこと洪金寶や元華が洪天照の父親(つまりリアル親子競演)や師父役で脇を固めているはいるんですが・・・個人的にはこの手の「最初は頼りない主人公がライバルや恋人の女性と出会って成長して・・最後は見事格闘技大会のリングで勝ちましたー!♪」的な作品は相当食傷気味だった事もあって、ちょっと龍熱的には期待外れって感じでしたねえ(溜息)。
そうは言いながらも、サモ・ハンと元華が回想シーンで一騎討ちを見せたり、私が現在の若手香港武打星でかなり期待している杜宇航が同じく蔡李佛の達人役としてカメオ出演していたり、洪家拳の大家役で劉家榮(既に白髪状態なれど、その電撃の拳技は健在!)が貫禄十分で顔を見せていて、実の息子の劉永健を猛特訓したりと・・・それなりに「おおっ?」と唸るシーンはありました。
それにしてもラストの「SUPER FIGHT」の3対3の格闘技戦は全体的に淡白なファイト・シーンで観ていてキツかったなぁ(涙)。だって何とか「頑張ってる!」と及第点進呈できたのはケインとXーMEN(って役名の外人武打星)の対決シーンだけで、クライマックスの洪天照の相手の小僧(失礼!)なんて、映画の最初から最後まで顎鬚生やして散々凄んでおきながら・・実際は武術が殆ど出来ない俳優なのが完全にバレバレだもんねえ!(呆然)。
と言うわけで、龍熱としてはサモ・ハン、元華、そして劉家榮ら偉大なる“生きる伝説”たちのお姿が観られた事だけが収穫の『蔡李佛』レビューでした(トホホ!)。