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Channel: 超級龍熱
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“ブルース・リー伝説”の生き証人、チャップリン・チャンこと張蔭鵬来日イベント速報!

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さて、先週の土曜日16日は都内某所で開催された「『猛龍見聞録? / 猛龍爭伝説1972-73』 〜チャップリン・チャン来日交流 超オフ会」に行って来ました。
チャップリン・チャンこと張蔭鵬と言えば、リーさんの『ドラゴンへの道』ではプロダクション・マネージャー、『燃えよドラゴン』では助導演を務めるなど、文字通りリーさんこと李小龍の“ドラゴン伝説”において欠かす事の出来ない重要な生き証人である方なわけです。チャップリンさんご自身もかなりご高齢でありながらも、現在このような状況である日本に敢えて来日して下さった事に対する大いなる感謝の気持ちも含めて、私自身是非チャップリンさんにはリーさんの貴重なエピソードを聞かせて貰えれば!との思いで当日は会場へと馳せ参じました。
で、開場となったイベント会場で多くの参加者の方たちと席に着いていた私に、今回のイベントのプロデューサーであるちゃうシンイチーさんが「龍熱さん、ちょっとこちらへどうぞ!」と私を会場奥の控え室へと誘ってくれました。と、そこには今回のイベントの“主役”であるチャップリンさんが同じく今回のイベントで通訳を担当している家有喜事さんと共に「ハロー!お会い出来て嬉しいよ!」と私を温かく出迎えてくれたのでした!実は以前に私が家有喜事さんを通してある事でちょっとだけチャップリンさんをお手伝いした事がありまして、その事をとても喜んでくれたチャップリンさんが是非私に直接お礼を言いたいとなったそうで・・この場での対面となったのでした。初めてお会いするチャップリンさんはご高齢でありながらも広東語と英語を巧みに使い分ける方で、私もチャップリンさん、そしてちゃうシンイチーさん&家有喜事さんご両人の細やかな心遣いに感激の一言でした。
そして始まったイベントでは、司会のちゃうシンイチーさんの軽快かつ突っ込み満載のトーク、さらには共同プロデューサーである田端仁憲さんのファン号泣の超ド級リーさん情報などが次々に披露されて、私たち参加者も大満足だったですが、何と言っても今回のイベントで私たち参加者が最も感嘆したのがチャップリンさんの脅威的なほどの記憶力でした。それこそ今回のイベントの目玉であるチャップリンさんへの『ドラゴンへの道』や『燃えよドラゴン』に関する質問コーナーでは、私たち参加者たちから次々と発せられる“超マニアックな質問”のラッシュ攻撃にも、チャップリンさんは何とも飄々&淡々と答え続け、またそのチャップリンさんの明かす驚くべき“新事実”には私たちももう「ええっ!?」「そ、そうだったの!?」の連発状態でしたねー!!
えっ?私もチャップリンさんに質問したのかって?勿論聞きましたよぉ!『ドラ道』でリーさんこと唐龍と壮絶に蹴り合った“韓国の猛将”黄仁植の事とか(キッパリのキッパリ!)。
さらにトークイベント終了後には、参加者お楽しみのチャップリンさんとのツーショット写真&サイン会が行われたのですが、私もチャップリンさんからイベント参加者へのプレゼントである『燃えドラ』の激レア写真(リーさん、ロバート・クローズ監督、チャップリンさん、そして茅瑛ことアンジェラ・マオが勢揃いした1枚!)にチャップリンさんに直筆サインを入れて貰いました。
で、その際にチャップリンさんと私の間で以下のような会話がありました。

龍熱「(写真のアンジェラを指差しながら)この時の茅瑛はどうでしたか?」
チャップリンさん「ああ、茅瑛か!2年前だったかな、ニューヨークの彼女のレストランに行ったよ!」
龍熱「おおっ!そうでしたかぁ!」
チャップリンさん「貴方もこれからもライターの仕事、頑張って下さい!」
龍熱「ありがとうございます!」

あと今回のイベントにはチャップリンさんともう1人、素晴らしいゲストがいらっしゃって下さいました。それが今は亡き“香港カラー映画の父”こと西本正さんの奥様である西本照子さんなんです!西本夫人も私たちのために西本さんと『燃えドラ』に関する実に貴重なエピソードを披露して下さり、本当に感激でした。私を含めた今回の参加者にとって、驚くほど鮮明な記憶力を誇るチャップリン・チャンさんとの邂逅は本当に貴重な一時でしたし、何よりもチャップリンさんが今も震災の爪跡に苦しみ、不安定な状態である日本に敢えて来日して下さった事に多くのリーさん信者の皆さんと共に厚く感謝したいと思います。
最後になりましたが、今回のチャップリン・チャンさんのイベント開催に尽力して頂いたちゃうシンイチーさんを初めとするイベントスタッフの方々に深く感謝します。ありがとうございました!

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