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Channel: 超級龍熱
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パラマウント&ツインから邵氏片『少林寺vs忍者』と『霊幻少林拳』もBlu-ray盤で初リリース!

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ついつい観てしまった昨日のAKB48の総選挙ですが、まさかの1位に私もビックリでした♪でも麻里子様の卒業もちょっと寂しいですね。
あと最近はDVD付き冊子「燃えろ!新日本プロレス」を何だかんだ言いながらも次々と購入していまして(苦笑)、昨日も私の大のお気に入りだったジュニア時代のドラゴンこと藤波辰巳特集を購入。特にラストに収録された阿修羅原とのWWFジュニア戦の試合後にドラゴンがリング上で発した“魂の叫び”に思わず感動してしまった龍熱がいたりします♪

さてさて、前回の『少林寺三十六房』三部作に引き続きまして、同じく先週7日にパラマウント&ツインから邵氏兄弟公司作品にして劉家良導演作品である『少林寺vs忍者』と『霊幻少林拳』もBlu-ray盤で初リリースとなり、私も早速に鑑賞してみました。(ツインの加畑さん、ありがとうございます!)
特に『少林寺vs忍者』に関しては、まだVHSが全盛だった時代においても国内で唯一ソフト化(ワーナー発売による英語版でしたが)を果たしていた邵氏公司作品だったわけで、今回その劉家輝&倉田保昭主演による香港クンフー映画の大傑作が改めてBlu-ray盤として初リリースされる事は大変喜ばしい事です。
また私がこの『少林寺vs忍者』を大傑作と推す理由は以下の3つにあります。
まず1つ目はこれまでも映画やドラマで数多く製作されてきた日本と中国の歴史や習慣の違いから生じる“文化摩擦”を描きながらも、決して一方的に日本側を悪に描いていない事。2つ目は劇中で披露される中国武術&日本武道の連戦形式の真っ向勝負がまさに観ている側が思わず「うおおおおお!」と何度も嬌声を上げてしまうほどの素晴らしい完成度である事。そして3つ目がこの『少林寺vs忍者』が“闘い”をテーマとした本格的なクンフー映画でありながら、映画の最初から最後まで主要な登場人物が1人も殺されたりしない事。特に3つ目のポイントは導演の劉家良の本作に対する清々しいまでの熱き思い入れとプライドが感じられますし、それがこの映画のあの余りにも感動的なラスト・シーンに繋がっている事は明らかでしょう。
またもう1本の『霊幻少林拳』ですが、この映画も香港映画初のコメディー・ホラー映画として香港映画の長き歴史に名を刻む作品であるばかりか、本作の存在があったからこそ後の『霊幻道士』シリーズがある事は明白なわけで、これまた香港クンフー映画の名伯楽である劉家良師父の“パイオニア精神”には脱帽せざるを得ないでしょう。
それにしても、以前にキングレコードからこの『霊幻少林拳』がDVDでリリースされた際にも私がDVDのジャケット解説を執筆したのですが、当時も解説文を書きながら・・・まさかこれら『少林寺vs忍者』や『霊幻少林拳』などの邵氏兄弟公司作品が日本語字幕付きで観られる時代が本当に来るとは!とまさに万感迫る思いだったのを今でも鮮明に覚えています。
ちなみにこちらがパラマウント&ツインの特設サイトでの『少林寺vs忍者』や『霊幻少林拳』Blu-ray盤への直リンです→ http://dvd.paramount.jp/fortunestar/

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