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Channel: 超級龍熱
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倉田保昭刑事、猟奇連続殺人に挑む!辻本貴則監督作品『レッド・ティアーズ/紅涙』完成!

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さて、昨日は都内某所で辻本貴則監督、倉田保昭主演『レッド・ティアーズ/紅涙』(11)の初号試写に行って来ました。上映前には本作の企画&制作者である倉田プロモーション代表の“和製ドラゴン”こと倉田保昭さんが舞台下で挨拶に立ち「僕も42歳の時に『ファイナルファイト最後の一撃』を撮りまして、その後『イエロードラゴン』などを経て、今回の『レッド・ティアーズ/紅涙』が倉田プロモーション製作による第3作目になります!ご高覧頂ければ幸いです!」とまさに万感迫る表情で熱く語って下さり、その後いよいよ『レッド・ティアーズ/紅涙』の上映が始まりました。
映画は何者かによって全身の骨をバラバラにされ(!)、そのままトランクに無理やりに詰め込まれ(!)、最後には無残にも首を切断された死体(!)が次々と発見されるという猟奇連続殺人事件を異様な執念で追う三島刑事(倉田保昭)と、超人的な体力を誇る巨漢(中村浩二)が壮絶な闘いを繰り広げるシーンで幕を開けます。もうここでの三島刑事の見せる突きと蹴り全開バッチバチ!のクンフー・ファイトだけで倉田ファンは胸が一杯になります(号泣)。
三島は他の刑事と一切群れる事なく何時も”1人捜査”を信条とする事で知られていましたが、その三島と同じ署に勤務する若き刑事の野島(石垣佑磨)は、事件の鍵を握ると思われる女性御手洗紗代子(加藤夏希)と出会い、2人はお互いに強く惹かれ合います。そんな野島に三島は「お前、あの女に惚れたんか!そうなんか?お前は真面目すぎるんや!」と何故か絶えず厳しい態度で接するのでした。
そんな中、野島の同僚の刑事(永井正浩)が三島と行動を共にした際に巨漢に襲われ、その直後に首を切断された死体で発見された上に、失踪した被害者の男性の恋人である女性(森田彩華)を三島が取り調べ室で殺害するという事件が起きます。
ところが三島は「あの女はな、自分で舌を噛んで自殺したんや!」と自らの容疑をキッパリと否認するに至っては、野島は次第に三島こそが一連の連続殺人事件の犯人ではないか?と疑いを持ち始めるのでした・・。
しかし!映画の後半でこの連続殺人事件の真の犯人が野島たちの想像を遥かに超えた“呪われし者”である事が徐々に明らかになるのと同時に、三島の過激にして謎に満ちた数々の行動の理由も少しずつ判明していくのでした。
そしてクライマックスの三島vs巨漢の肉弾相打つ決着戦(この激闘のフィニッシュで倉田が決める電撃の右後ろ廻し蹴りに注目!)、そして三島と彼が率いる特殊部隊が紗代子が住む一軒家へと突入してからの観る側が思わず「エッ?エッ?エエェェェ!?」と唖然&呆然となること必至の驚愕の真相は、まさに「これぞ娯楽アクション映画の王道なり!」と喝采を叫びたくなるほどの阿鼻叫喚の展開です!!!
特にこの後半からラストに至るまでの三島刑事に扮した倉田さんの文字通りの鮮血に塗れながらの大激戦は、恐らくこれまで私たちが観た事がない倉田保昭の雄姿であり、まさに“和製ドラゴン”信者は覚悟を決めて観よ!と断言します(キッパリ!)。さらに今回の『レッド・ティアーズ/紅涙』で特筆すべきは、加藤夏希ちゃんのこれまでの清楚なイメージを一新しての“大快演”でしょう。ではその“大快演”がどのような物なのか・・・それは実際にこの『レッド・ティアーズ/紅涙』が来年公開となった時に、是非とも皆さんの目でその驚愕の展開を直接確かめて見て頂きたいと思います。

『レッド・ティアーズ/紅涙』鑑賞後、試写室を興奮冷めやらぬ表情で出て来た私たちを、1人、1人、丁寧に見送って下さった倉田さんなんですが、私も倉田さんとお会いするのは昨年末の東京国際映画祭の『イップマン/葉問』上映後のトークショーをご一緒して以来だった事もあり、思わずその場で倉田さんとガッチリと握手を交わしながら「いや〜映画、面白かったです!」とご挨拶したのでした。
倉田さんはそんな私に穏やかな笑顔と共に「お忙しい中来てくれてありがとう!映画よろしくお願いしますね!」と応えてくれたのでした。と言うわけで、倉田プロモーションが放つ衝撃のアクション大作『レッド・ティアーズ/紅涙』、私は理屈抜きで面白かったです!とにかく来年の公開を待ちましょう!

最後に今回の『レッド・ティアーズ/紅涙』初号試写では、倉田プロの臼木基晴さん、倉田プロ出身で俳優の清水一哉さん、海老沼宗樹君にお世話になりました。ありがとうございました!

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