“韓国アクション映画の父”こと鄭昌和。と聞くと、恐らく殆どの人が「キングボクサー大逆転」(72)の監督、と思い当たる事でしょう。
鄭昌和は香港の邵氏兄弟公司に御大の邵逸夫自らスカウトした人で、その監督としての腕前はテンポ良い物語展開、スピーディーなアクション、切れ味鋭く重厚なキャラクター演出と、まさにどれを取っても一流の映画人でした。
何より鄭昌和は自分が香港映画界に進出する事で、映画を通じて韓国人の世界的地位を向上させようと奮闘した愛国者でもありました。
「キングボクサー大逆転」の欧米での大ヒットがワーナーブラザースに「燃えよドラゴン」制作を決断させた事は事実ですし、邵氏公司から嘉禾公司に移籍してからも「黒夜怪客」(73)、「スカイホーク鷹拳」(74)、「鬼計双雄」(76)、そして70年代香港クンフー映画の傑作「アンジェラ・マオの破戒」(77)など何本もの秀作を発表し、改めて鄭昌和が香港映画界に遺した功績は素晴らしいの一言です。
そして鄭昌和は、この嘉禾公司在籍時代にある不世出の武打星との運命的な出会いによって、壮大な構想を持つ1本の格闘映画と深い関わりを持つ事となるのです!!
鄭昌和は香港の邵氏兄弟公司に御大の邵逸夫自らスカウトした人で、その監督としての腕前はテンポ良い物語展開、スピーディーなアクション、切れ味鋭く重厚なキャラクター演出と、まさにどれを取っても一流の映画人でした。
何より鄭昌和は自分が香港映画界に進出する事で、映画を通じて韓国人の世界的地位を向上させようと奮闘した愛国者でもありました。
「キングボクサー大逆転」の欧米での大ヒットがワーナーブラザースに「燃えよドラゴン」制作を決断させた事は事実ですし、邵氏公司から嘉禾公司に移籍してからも「黒夜怪客」(73)、「スカイホーク鷹拳」(74)、「鬼計双雄」(76)、そして70年代香港クンフー映画の傑作「アンジェラ・マオの破戒」(77)など何本もの秀作を発表し、改めて鄭昌和が香港映画界に遺した功績は素晴らしいの一言です。
そして鄭昌和は、この嘉禾公司在籍時代にある不世出の武打星との運命的な出会いによって、壮大な構想を持つ1本の格闘映画と深い関わりを持つ事となるのです!!