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Channel: 超級龍熱
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傷だらけの刑事vs史上最凶最悪の殺人鬼!小栗旬主演「ミュージアム」11月公開!!

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さてさて、昨日は都内某所で大友啓史監督、小栗旬主演「ミュージアム」(16)を試写で観て来ました。
いや~敢えて語弊を承知で言いますが、日本映画でよくぞここまで完成度の高い猟奇犯罪映画を撮りました。殆どパーフェクトな犯罪サスペンス映画でしょう。
日頃から妻(尾野真千子)や幼い息子と擦れ違いの生活になっている刑事の沢村(小栗旬)は異様な連続猟奇殺人事件に遭遇します。
犯人(俳優名は伏せます。理由は後述)は自らを私刑執行アーティストと称し、何故か雨の日にだけ犯行を行い、その犯行現場に必ず謎のメモを残していきます。
狡猾かつ狂気に満ちた犯人の犯行に沢村たち警察の捜査は絶えず後手後手となり、沢村たちの焦燥と怒りは増していきます。
ところが、沢村は犯人の手にかかった犠牲者たちには、奇妙な共通点がある事を突き止めます。
それは犠牲者たちがある凶悪な殺人事件の裁判員を務めていた事。そしてその裁判では沢村の妻も同じく裁判員を務めていたのでした!!!
しかし半狂乱の沢村が妻と子供の許に向かった時には、既に犯人によって妻と息子は拉致されており、犯人の車と壮絶なカーチェイスの果てに愛する家族を連れ去られた沢村は絶望のドン底に叩き落されます。
さあ、ここからこの「ミュージアム」の本当の意味での阿鼻叫喚の地獄絵図が始まります。
自らが警察に追われる身になりながらも、犯人のたった一つだけの手がかりを掴んだ沢村は、遂に犯人が住む屋敷に単身乗り込んでいきます!!!
そこで沢村が見た犯人の戦慄かつ衝撃の素顔とは!?そして沢村を待っていたこの世の生き地獄とは!?
それら全ては11月12日の「ミュージアム」公開日に明らかとなる・・・!!

これまでの日本における猟奇犯罪映画は、脚本の弱さや俳優陣のインパクト不足など様々な理由もあり、結末に至るまでの展開がどうしても中弛みになってしまう傾向が多々ありました。
しかしこの「ミュージアム」はそんな無駄な要素を一切省き、映画の後半はひたすら沢村と犯人が一つの空間の中で繰り広げる絶望と憎悪の対決だけを徹底して描いています。
まさに「世界よ、これが日本が誇る猟奇犯罪映画の到達点だ!」と言いたい傑作でしょう。

ちなみに今回この「ミュージアム」最大の注目である犯人(劇中では別称で呼ばれています)役の俳優ですが、昨日のマスコミ試写でも宣伝サイドから来月13日の完成披露試写会まで一切口外禁止令が出ていまして、ここでは触れられないんです(^_^;)。
実は私も試写を観ている時はその俳優さんが犯人役を演じていた事が判らなくて、試写が終わって宣伝の女性の方に「実は・・・」と言われて「ええー!?そうだったの?」と驚愕した次第です。
「ミュージアム」凄いです。恐いです。面白いです。ハッキリ言ってこの映画、龍熱のお薦めです。


こちらが公式サイトです→ http://wwws.warnerbros.co.jp/museum/

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