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Channel: 超級龍熱
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「龍虎的神話再現」? ジャッキー・チェン初来日!「TVジョッキー」での伝説の風船キック割り映像発掘!!

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いやはや台風による凄い大雨でしたが、皆さんは大丈夫でしたでしょうか。私も昨日は用事で渋谷に行きたかったのですが、結局は自宅待機状態となってしまいました(涙)。
あと最近友人の超級コレクター氏のご好意で「大蔵怪談映画」を色々と観ているんですが、もう『沖縄怪談・逆吊り幽霊/支那怪談・死棺破り』とかもう題名からして最高にイカシてるじゃ〜ないの?(笑)。
あと昔にTV放送した『蛇娘と白髪魔』とか『怪談蛇女』を録画したVHSも出て来ましたし、全然怪談とは関係ないけど『昆虫大戦争』のVHSも出てきたぞい!
これは以前からご要望があった「秋の夜長の亜洲怪談大会」も本気で特集企画として考えてみようかなっと♪あとこれまた私が以前から超観たかった80年代の韓国怨女系ホラー映画も遂に最近入手出来ました(笑顔!)。この激レア韓国ホラーは昔に韓国でVHSが出ていたのは確認済みだったんですが、やっと入手出来て本当に嬉しいです(笑顔!)こちらも当ブログの韓国映画専門セクションである「熱風!韓国LEGENDS」の今後の更新にご期待下さいね。

さてさて、そろそろ当ブログ常設セクション入りも検討中の「龍虎的神話再現」第4回ですが、今回はジャッキー・チェンこと成龍が80年代序盤の日本初来日(!)の際に人気TV番組「TVジョッキー」に出演した時のTV録画映像でいきたいと思います。私自身は80年代当時からジャッキーがTV出演した番組はそれほど熱心に録画していた記憶は無いんですが、何故かこの「TVジョッキー」の映像は高画質標準モードと共に手元にあったんです・・・って本当は「IWGP決勝リーグ」の猪木vs坂口戦が見たくて再生した超古参VHSにこのジャッキー映像が残っているのを偶然発見したのが真相だったりするわけです(苦笑)。で、この「TVジョッキー」にジャッキーが出演した目的は、ジャッキーの海外進出第1回作品でロバート・クローズ監督作品『バトルクリーク・ブロー』(80)の宣伝キャンペーンで来日したためで、所々にカット編集を挿みながらジャッキーは約8分間に渡ってこの「TVジョッキー」に出演しています。あと当たり前ですが、画面の中のジャッキー超若いぞーい!?(苦笑)。
では早速に当時から名司会者で知られた土居まさるさんの進行と共に、同番組のジャッキー出演シーンを順を追って紹介していきたいと思います。

(1)まず登場するのが今ではジャッキー信者の間で伝説となっている(との知り合いのジャッキー信者の某君談)ジャッキー本人による風船キック割りのシーンです。準備運動代わりとばかりに男性との又割り合戦を余裕でクリアしたジャッキーは、スタジオの中央に全部で4つの風船が頭上高く吊るされる中、司会の土居さんの「ではジャッキーいってみようか!」の掛け声に促される形ながら自信満々の表情&笑顔でスタジオ中央に出て来ます。で、いきなりジャッキーはアッサリとジャンプ無しの右足の開脚蹴りで1つ目の風船を蹴り割ります。
そのジャッキーにスタジオ内の女性ファンから一斉に「キャアアアア!」との嬌声が起きます♪続いてジャッキーは一度はバランスを崩してジャンプを失敗するものの、さらに高く吊るされた風船を華麗なジャンプと共に次々とキックで割っていく!そして最後に残った一番高く吊るされた風船も「これも蹴っちゃうか?」と一気に蹴り割ろうと身構えるジャッキーを何故か「はい、ジャッキー、サンキュー!」と土居さんが制止してしまい、ちょっと中途半端な形でジャッキーのアトラクションは終了となります(トホホ!)。
それにしても、この当時のジャッキーは土居さんに何を訊かれても笑顔で「はい!」とか「ありがとごじぇいま〜す!」なんて答えるだけだなぁ?(苦笑)。

(2)次のコーナーはジャッキー本人同席による新作映画『バトルクリーク・ブロー』の紹介となるのですが、私が興味深かったのがジャッキーが通訳の男性と北京語で話している事と、自分の主演映画の紹介コーナーでありながらモニターを見ているジャッキーの表情が終始余り嬉しそうじゃないと言うか・・・あんまりやる気無し的な表情でした。
それでもジャッキーは「ローラースケートは最初出来なかったんだけど18時間特訓してから撮ったんだ。岩松マコとの特訓シーンは香港映画にもよく出て来るシーンなんだけど、同じような香港映画をよく観ていた監督(クローズ)からの要望で僕なりにアレンジしてあのシーンは撮ったんだよ!」なんて、さりげなく貴重なエピソードも話してはくれていました。

(3)さて「TVジョッキー」ジャッキー最後の出演コーナーですが、私はこのシーンが今回のジャッキー「TVジョッキー」出演における最も貴重かつ興奮したシーンでした。まずはいきなり『燃えよドラゴン』のテーマ曲に乗ってブルース・リーことリーさんの物真似男性(恐らくは一般のファンの人でしょうけど、このちょっと中村頼永さん似のリーさん信者の詳細情報求む!)がスタジオに登場!
それにしても、この中々気合いの入ったリーさん信者の物真似アクションを傍らでジャッキー・チェン本人が見ている!これは相当凄いシチュエーションです!!
そしてリーさん物真似男性が自分のパフォーマンスをヌンチャクならぬホース・ヌンチャク(爆笑!)で締めてくれた後、またも土居さんの掛け声でいよいよジャッキーが演武を披露する時がやって来ます!(拍手)。立ち上がったジャッキーは「体操代わりのアクションだけど最初はユックリ、次に早く動くから!」と通訳の男性に声をかけてから、スタジオ内に『バトルクリーク・ブロー』のBGMが流れる中、拳技を中心に華麗かつキビキビとしたアクションを見せていき、途中から「ここから早く動くよ!」と声をかけると、今度は拳技から豪快な蹴り技まで披露するとスタジオ内からまたも大歓声が起こります!!
この「TVジョッキー」放送終了後には、当時のコマーシャル映像らと共にこの時期ロードショー公開された『バトルクリーク・ブロー』のTVスポットまでシッカリと録画されていたんですが、私もこの『バトルクリーク・ブロー』は東宝東和が作った予告編に挿入されていた“怪鳥音を叫ぶジャッキー”に騙されて、ワクワクしながら劇場に駆けつけたっけなぁ(遠い目・・・)。

この“ジャッキー・チェンin 「TVジョッキー」”が録画されていたVHS(懐かしの「Scotch」製120分テープ!)には、他にも「淀川長治の映画の部屋」の『ドラゴン・ロード』紹介編、『龍の忍者』(82)劇場公開時に朝のワイドショー番組に出演した真田広之が同作品を語る(何と真田が共演者であるコナン・リーこと李元覇について語っています!!)超貴重映像なども録画されていたので、これらの映像もまた今後の「龍虎的神話再現」で紹介したいと思いますので、どうぞお楽しみに!

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